Web小説の現状と未来を考えさせるエッセイです

無料動画コンテンツや様々な新しいメディアが出て来てはオーソライズされていく昨今、紙媒体にかわる新しい媒体として登場したWeb小説も、すでに陳腐化し、掲載するサイトもまたさまざまな工夫をしています。
ただ、フロントページに表示される人気作品=書籍化候補作品でもない辺りが、この界隈の妙たるところなのでしょう。
こちらのエッセイはどうやれば☆がつくかとかPVを得られるかという安易なHowtoものではなく、過去の経緯や評価制度の功罪、そしてさらに普及していくであろうAIとの付き合い方を提言するものであります。
読み進むほどに「確かにそうかも」「そういう考え方もあるか」と考えさせられるものでありました。
ぜひ作品を掲載されていらっしゃる方はご一読することをおススメします。

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