第6話 だったらどうする





本当は未だ未だ問題点を多角的に抉り出していきたいのですが、あまりネガティブな話題ばかりでも気が滅入ると思いますので少し建設的に行きます。


① 商業作家になるのも

② ただ楽しく書いて、読んで貰うのも


それなりに難しい状況の中で。

だったらどうしたら良いのか。

①は少数派だと思うのでいずれ新しい取り組み方をお伝えしたいと思いますので、とにかく先ずは②を何とかしたい。



そもそも私達は生み出した著作物をどうしたいのか。



最初の数ページで星のやり取りの後、読まれない。本来読み手を呼び込む為の星がまるで手切れ金みたいになってる。

『是非最後まで読んで下さい!』と正直に切実に訴えて来る人もいる。


なら最後まで読んで♡マークを足跡代わりにタップして、それで終わりだったらどうだろう。


―――無反応……これが結構キツイ。


そう、読んだ人に感想を言って欲しかったりするのです。


或いは言ってもらえても、


・完結、お疲れ様でした。

    →いえ、別に疲れては……

・スピード感や丁寧な描写がリアルで―――

    →作風にこだわりは特に無くてですね……


ああ、ストーリーに対して想いを載せてたのですが……


それは自分の力の無さなのか……。

まあでも人の感性は千差万別。それぞれ感じるポイントが違うから仕方ないですね。


そう、でも究極のところ自分の想いを載せたその『ストーリー自体』から何かを感じとって欲しい、そう多くの人が望んで書いているのではないでしょうか。


中には反応して欲しいその物でコメントを入れてくれる人もいる。

『正にそうなんです! だから主人公はこうまでして頑張ったのです!』等と共感できた事に想いが昇華して行く。

『ああ、書いて良かったな……』と思う。


これが有れば星なんて関係無い。そもそも星1つと星1万とで1万倍の質的違いが有るわけでも無い。

食べ○グだってどんなおいしい店だろうと星5まで。


つまり理想的な評価法は、




・上限があって『現実的な差』程度に示せつつ

・ストーリーそのものへの感想に寄与出来る




そんな評価方法があったら、多くの作品や作者が浮かばれるのでは、と考えたのです。



次ではまず一つ目として具体的にそれを評価出来る方法を示していきたいと思います。








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その他、様々なサイトの改善案、書き手、読み手の関わり方、そして創作活動の行く末などを俯瞰し、私達がどの様な心構えで行動したら良いかを示して行きます。


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