第11話 書き手としてどう対応したら?





――― エール指数   

( ≒ 💌 読むとコメントしたくなる度合い)



もしこれが導入されたら……

きっと様々な変化が訪れるでしょう。

そこで作者(書き手)としてどう構え、備えておくのが良いのかを考えてみましょう。




◆コメントを書いて貰うためには


例によって文末等でお願いするのもよいでしょう。

星も♡もフォローも全てはそれ自体が目的では無く、最終的に『』だったと言うのは前のエピソードでも述べた通りです。

そのために多くの人が文末等に星、♡、フォローを要請する一文を入れている。


ただ、余程エリートな才能等を有していないなら ( 星であれば数百個くらい貰わない限り)、望むような結果(=良き感想文を得る) は僅かしか得られなかったのではないでしょうか?


なら断捨離して、むしろエール指数のみに特化するのも有りかも知れない。

それで希望と結果がダイレクトに繋がる事でしょう。

「星と♡付けてあげたから感想は勘弁してね、んじゃ5話目だけどサヨナラ……」というパターンになるよりも良いかと思います。



②自主企画で

是非自主企画でエール指数(仮)への寄与を前提とした読み合いを推奨します。返礼の法則が最強に発揮される筈です。

「そんな一件一件やってられない。目指しているのは商業作家クラス。早く高評価を得て大勢の人に読んで貰うんだ」

と言う方。どうぞ「3話目星投げ合い」でもなんでもやって、キラめくお星様を冠した作家さんになって下さい。それで最新話まで読まれるなら。或いは心あるやり取りが出来る出逢いが有るなら。


自分の知るかぎりその方法で成功している方は天才クラスの僅かな方々のみで、あなたがその天才の一人である事を祈るのみです。


ではその自信がない方。従来式を続けますか?

星をより多く冠していても全くコメントが付いてない方をよく見かけます。

星投げお疲れ様、と思ってしまう例もあったり。そうした作品は星がある程度有るのでPVは稼げてます。でも何の反応も無いのです。

逆に惨めになります。エピソードごとのPVは他人でも見れます。そのPVはほんの最初の数話だけで打ち切りとなっているのが分かってしまいます。


ただ、それはその作品が劣っているのではなく、共感層が少ないのかと思います。今時の人のニーズとは少し違っていても噛めば味が出て来る物だったりするかも知れません……


だから『コメント付け合い前提でもいいかな』と思える作品同士の出逢いがあればいいな、と思うのです。

それが現在コメント数が少ない方への救いにもなり、エ―ル指数を上げ合う前提の読み合いが『有意に感想を言ってあげ合う文化』を実現する強力な原動力エンジンとなるのです。



  ***



◆コメント貰えたから読み返しに


でも『流石に毎話はムリだし他の作品のお付き合いもあるし、時間が足りない……』という方もおられるでしょう。無理はよくありません。


『ゆっくり読みになりますが~』の読み合い常套句と共に、どうしても馴染めない物とはフェードアウトも仕方がないことです。


選ぶ自由はお互い担保しつつ、他の出逢いに目を向けて行きましょう。悪態もつかない様に。

如何なる場合も強要はダメです。民法的にも強要罪と言って罪になってしまうのです。





さて、次はコメントが来過ぎた時など、嬉しい悲鳴対策にも触れてみたいと思います。








―――――――――――――――――――

その他、様々なサイトの改善案、書き手、読み手の関わり方、そして創作活動の行く末などを俯瞰し、私達がどの様な心構えで行動したら良いかを示して行きます。



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る