ゼロ距離の彼女が、どこまでも遠い

【あらすじ】
僕、星野《ほしの》一道《かずみち》は、不器用な陰キャ。
ある日、フルダイブVR空間内で、幼なじみの三雲《みくも》朝日《あさひ》にキスをされそうになる。

その瞬間、VRから強制切断され、僕の肉体は謎の美少女になっていた。
なお、僕自身の意識は幽体離脱状態で、フワフワと宙を漂っている。
謎の少女は、桜井《さくらい》小陽《こはる》と名乗り、記憶喪失だった。

朝日に入れ替わり（？）がバレ、病院へ。二重人格に近いが、未知の事象だと言われる。
小陽と共存する生活が始まった。

小陽が出現するのは、１日のうち１時間程度（日により異なる）。
学校で小陽に入れ替わり、透明人間状態な僕は禁断の地に足を踏み入れるなどドタバタな日常を送る。

小陽は無能な僕とはちがって、勉強もスポーツも万能で。
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