第36回 2023年・親王牌の覇者は誰に!?

 さて、本日・10月22日(日)に第32回・G1寛仁親王牌・世界選手権トーナメントの決勝が弥彦競輪場(新潟県)で行われます。早速、決勝に勝ち上がった9名の選手と、並びを確認しましょう。


 ①佐藤さとう慎太郎しんたろう:福島県 S級S班

 ②犬伏いぬぶし湧也ゆうや:徳島県 S級1班

 ③古性こしょう優作ゆうさく:大阪府 S級S班

 ④諸橋もろはしめぐむ:新潟県 S級1班

 ⑤渡部わたなべ幸訓ゆきのり:福島県 S級1班

 ⑥河端かわばた朋之ともゆき:岡山県 S級1班

 ⑦みなみ修二しゅうじ:大阪府 S級1班

 ⑧小松崎こまつざき大地たいち:福島県 S級1班

 ⑨和田わだ健太郎けんたろう:千葉県 S級1班


 ←⑧①⑦福島ライン ③⑦大阪ライン ⑨単騎 ②④混成ライン ⑥単騎


 今大会では賞金ランキング上位の選手が軒並み勝ち上がれず、決勝は混戦ムードです。現時点で今年の競輪GP確定の選手は③古性選手のみ。彼だけが今年G1を優勝しています。さらに、ほぼ確実なのが賞金ランキング4位の①佐藤選手。獲得賞金が1億円突破。

 この両名以外で賞金ランキング上位にいるのが②犬伏選手。現時点で賞金ランキング11位。獲得賞金は約5700万円です。

 それ以外の6名の選手は賞金ランキング争いの圏内にいません。つまり、ここで優勝すれば一発大逆転のチャンスなのです。前回の「競輪の道」で述べたことが現実になる可能性もあるのです。


 では、決勝戦の予想と参ります。連日の走りを観ていれば、優勝候補は③古性選手だと思います。

 決勝戦まで全て1着での勝ち上がり。今年はG1二冠の貫禄をみせています。今回、優勝できれば年間G1優勝三冠となり、また新しい歴史を切り拓くことになります。

 1年でG1を2回優勝する選手は過去にもいました。それは古性選手自身が昨年、今年と2年連続でその栄光に輝いており、直近10年では年間G1二冠の選手は他にもいます。ですが、年間G1を三冠の選手はいません。

 古性選手以外の優勝候補となると、⑦南選手となるでしょうか?実力、今節の走りではナンバーワンといえる古性選手とラインを組んで戦います。競輪選手としての経験も豊富で、初G1制覇の大チャンスです。古性選手、南選手の大阪ラインが決勝戦での主役でしょう。


 それ以外で注目は単騎⑨和田選手。G1優勝経験は無いのですが、2020年の競輪GP覇者はこの人。

 さらに注目は②犬伏選手(徳島県)と地元・新潟県の④諸橋選手の混成ライン。犬伏選手は徳島県。諸橋選手は地元・新潟県と地区が全く異なる二人。犬伏選手が地区が異なれど、地元・新潟県の諸橋選手のために先行するのか?将又、自らの栄冠のために勝負するのか?犬伏選手の動き次第では、このどちらかにも栄光のチャンスありです。


 では、ここから具体的な予想に入りましょう。以下のように予想します(※ハズレても怒らないでね)。


              ※2車単の予想※

 ・③⑦のBOX(これはド本命予想)。

 ・③ー⑨①④ ⑨ー③⑦ ⑦ー⑨ ②ー③⑨(少し捻って。でも人気上位か?)

 ・①ー⑦⑨ ⑦⑨ー① ④ー③⑨⑦⑤(当たれば美味しい配当)

 ・⑤ー③⑨①④⑦(これぞ一発大逆転!サヨナラホームラン!)


              ※3連単※

 ・③⑦ー③⑦ー⑨①④⑤ ③ー⑦⑨ー⑦⑨①④⑤   (本命予想)

 ・⑨ー③ー⑦①④⑤ ⑦⑨ー⑦⑨ー①②③④⑤   (穴目予想)

 ・⑨⑤ー⑨⑤ー③①④ ②ー③⑨⑤ー③⑨⑤①④  (この欲張り車券!)


 人気は大阪ラインからとなりそうですが、今大会の舞台・弥彦競輪場は追込や捲りの選手にも有利な競走路バンク。一発大逆転のチャンスである選手もいるはずなので、10月22日の16時30分を待ちましょう。



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