第42回 じ、時代はエルフなのか!?
早々からすいません。競輪のコラムなのに、何を言っているのかと困惑された方もいるでしょう。しかし、関係があるのです(多分・・・)!!
2月12日(月)、私は第39回・GI全日本選抜競輪の決勝戦を観戦するため、岐阜県岐阜市まで行って参りました。今年の全日本選抜競輪・公式HPページを飾ったのは、『女神様』をイメージしたイラストです。
そして、公式HPには以下のようなメッセージが書かれています。『早春の岐阜に集いし勇者、女神は誰に微笑む―』(※公式HPより原文を引用)。
いや、絶対に公式HPを作った人に『葬送のフリーレン』のファンがいるでしょ!?そう思ってしまいました。女神様と言いつつ、イラストに描かれているのはエルフっぽいんですよ。
素敵なイラストで、このまま異世界ファンタジーの冒険パーティーに参加しても違和感が無いレベルです。それに女神といいつつも、エルフっぽさを感じる点では、やはり『葬送のフリーレン』を連想してしまいます。
フリーレンに登場するエルフのゼーリエも、『女神様に近い存在』ともされています。なので、やっぱり『葬送のフリーレン』が好きやろ!?と思ってしまいますね。
さて、話を本題に戻しましょう。2024年最初のGI・全日本選抜競輪の決勝が2月12日(月)に開催されました。今回の決勝戦まで勝ち上がったのは、以下の9名です。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
そして、決勝戦の並びは以下になります。
←②⑧(大阪)③⑧(西日本混成)⑥⑨⑤(神奈川)①④(即席)
決勝戦では、①新山選手(青森県)と④浅井選手(三重県)が即席ラインを形成しました。地区的には北日本(青森)と中部(三重)で全く異なるのですが、互いに単騎で戦うよりも、連携して戦う道を選びました。ラインがある強みを選択した結果だと思います。
また、決勝戦で注目を集めたのは⑥北井選手です。予選から3連勝で勝ち上がり。準決勝戦では脇本雄太選手を破り、決勝戦に駒を進めました。
その他にも、今回優勝すれば全日本選抜競輪3連覇となる②古性選手や、年明けからGⅢを2回優勝している③清水選手など、注目の選手が揃った決勝戦となりました。
そのため、直前のオッズでは、②古性選手、⑨郡司選手、③清水選手の3名が人気の中心になっていました。
そして、いよいよ決勝戦。大方に予想通り⑥北井選手が期待に応えるかのように先行。それに対して、最終ホーム(残り1周)で①新山選手がこれに負けじと先頭に躍り出ます。
しかし、ラインを組んだ④浅井選手が離れてしまい、①新山選手の後ろには⑥北井選手が率いる神奈川ラインが収まりました。
最終2センターで神奈川ラインが①新山選手を交わし、さらに③清水選手、②古性選手も捲りを放ち、神奈川ラインへ迫ります。
最後の直線で⑥北井選手の番手から伸びた⑨郡司選手が優勝。③清水選手は惜しくも捲り届かず準優勝。3着には期待に応えてくれた⑥北井選手でした。
優勝を果たした⑨郡司選手は、昨年まで競輪界最高ランクのS級S班に属する選手でした。ですが、2023年は成績が振るわず、残念ながら2020年からランク付けされていたS級S班から陥落します。
しかし、S級S班から陥落直後である今年・2024年。新年一発目のGI・全日本選抜競輪を制覇したことで、年末の静岡GPへの切符を一番乗りで獲得。さらに来年S級S班への復帰が確定しました。
郡司選手にとっては3回目のGI制覇。前回のGI制覇が2021年に地元・川崎競輪場で開催された全日本選抜競輪だったので、通算2回目の全日本選抜競輪の優勝ともなります。
1年で最初のGIを制覇できるアドバンテージは非常に大きいです。
年末の競輪GPが12月30日と固定なので、ここへ一番乗りで切符を獲得できるだけでなく、残りの2024年を戦う上で肉体面、精神面の調整する余裕ができます。
郡司選手にとってはS級S班から陥落直後のGIで優勝し、昨年の悔しさを瞬く間に返せたと思います。ここからは自身の活躍だけではなく、同じ神奈川県や南関東地区の選手たちと共に今年の競輪GPへ向かっていくことになります。
今回活躍した⑥北井選手や、今年S級S班の
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