第30回 衝撃のラストは見逃せない!?第77回・日本選手権競輪GIの決勝戦予想!!
今回、節目となる30回目のお題。第77回を数える日本選手権競輪GIの決勝戦・予想となりました。
『衝撃のラストを見逃すな』
これが今回の
①脇本雄太(福井県)
②佐藤慎太郎(福島県)
③清水裕友(山口県)
④
⑤
⑥
⑦
⑧香川雄介(香川県)
⑨
そして、明日の各選手の並びは、以下のようになります。
←⑦③⑧(中四国ライン) ①⑨(近畿ライン) ④(中部・単騎) ⑤②⑥(北日本ライン)
今回の
決勝戦を占う上で、誰が最終的に先行するのか?その点がターニングポイントであると考えます。
その視点からすると、先行するのは⑤新山選手か、⑦犬伏選手のどちらかと思います。そして、ここまでの経験と実績を加味すると、⑤新山選手の先行と考えています。
脚質(つまり、競輪選手の戦法)からすると、①脇本選手の先行もあり得なくはないのです。
しかし、今大会の①脇本選手の走りと強さを加味すれば、他の選手は①脇本選手に先行させる展開は避けたいと思うはずです。それだけ、脇本選手の走りが強すぎて、ぶっちぎりに感じるのです。
仮に、①脇本選手が自信を持って先行してしまえば、逃げ切りの優勝は十分あり得ると思えるくらいの強さです。
さて、少しお話を戻して、最終的な『先行』は誰かという話へ。
⑤新山選手と、⑦犬伏選手のどちらが『最終先行』かと考えたとき、それは⑤新山選手だと思います。それには、いくつかの根拠があります。
一つ目は、⑤新山選手の方が『先行』というものに強いこだわりがあると思うから。二つ目は、⑤新山選手の方が競輪選手としての経験値が大きいと思うから。そして、三つ目が⑦犬伏選手と先行争いになったとき、⑦犬伏選手の方が下げて(つまり、後退する)しまうと思うからです。
⑤新山選手の北日本ラインと、⑦犬伏選手の中四国ラインにとって最悪なのは、お互いに引けなくなってしまい、所謂、『叩き合い』の展開になることです。
両方のラインが並走状態になってしまい、そのタイミングで①⑨の脇本―古性の両選手が一気に捲ってきてしまえば、一貫の終わりだからです。
北日本ラインと、中四国ラインが並走になったら(なりそうになったら)、⑦犬伏選手は下げると思います。先行選手としてのプライドを見せる機会とも言えますが、それは⑤新山選手も同じ。そして、先に述べたように両ラインの叩き合いの展開は、①脇本―⑨古性の両選手にワンツー・フィニッシュをプレゼントするような結果になるでしょう。
また、⑦犬伏選手が下げるのではないかと思う理由として、⑤新山選手を追走するのが、②佐藤選手と⑥和田選手だからというものもあります。
②佐藤選手、⑥和田選手は、脚質で言えば『追い込み型』選手です。追い込み型の選手は、前を任せる先行(自力)選手の番手を守り、ひいてはラインを守る使命があります。
中四国ラインが北日本ラインと並走となった際、それは中四国ラインにとってキツイ展開になるでしょう。
追い込み型選手は、他の選手やラインが並走して来れば、それをブロックする使命があります。北日本ラインの②佐藤選手、⑥和田選手を相手に並走となるのは、⑦犬伏選手を追走する③清水選手も、⑧香川選手も避けたいはず。叩き合いは、両ラインの力の削り合いになってしまうだけだからです。
となると、北日本ラインが最終先行と考えて、次のような展開と予想します。
←⑤②⑥(北日本) ⑦③⑧(中四国) ④(単騎) ①⑨(近畿)
さて、ここからが本格的な予想。肝心な車券予想です。
本命予想:①⑨―①⑨―③④②(正直、三着は『全』でOKかも・・・)
ここまでの走りを見ていれば、①脇本選手の強さが圧倒的で、追走する⑨古性選手も安定した強さを見せています。正直、落車や失格のアクシデントが無ければ、この結末の可能性が一番高いです。
先に述べたような、北日本、中四国ラインの動きもあるでしょうが、①脇本選手がとにかく強い。その一言。そして、①脇本選手は初日のレースで失敗していることもあるので、その失敗を繰り返さない。そして昨年に続き、2年連続のダービー優勝への闘志を燃やしているでしょう。
ちょい穴予想:①-②③④-②③④⑤⑨
これは①脇本選手を追走する⑨古性選手が千切れた場合を想定。⑨古性選手も安定し、強い走りを見せているのですが、①脇本選手の仕上がりが強烈すぎるため、⑨古性選手が追走しきれない場合を想定。
大穴予想:⑤-⑥④-⑥④③②①⑨⑧
これは北日本ラインが最終先行で、尚且つ、近畿ラインが不発の場合。⑤新山選手の逃げ切りを想定。
『衝撃のラストを見逃すな』予想:⑤-⑥-④
これは今大会の公式キャッチフレーズから。第77回・日本選手権競輪の公式キャッチフレーズ(ポスター)には、まるで⑤番-⑥番-④番の順番でゴールするようなイメージ(画像)が用いられています。詳しくは、公式HPを見ていただきたいのですが。
これを決勝戦の選手に当てはめると、⑤新山選手-⑥和田選手―④山口選手となります。上記の大穴予想に近いかもしれませんが、有り得なくはないかも?
さて、記念すべき77回目のダービー王の栄冠は誰の手へ?5月7日(日)の16時40分を待ちたいと思います。
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