第22回 競輪GP2022を終えて

 昨日、12月30日(金)平塚競輪場にて今年の競輪GPが行われた。今年の競輪GPは、入場者の上限を2万人として、自由に出入りできるようになっていた。そのため、私も今年は平塚で競輪GPを観戦することができた。


 結論から言うと、今年のGP覇者は、脇本雄太選手だった。前回(第21回)、4つの競輪GP予想を提示したが、『予想パターン②:北日本勢、分断!』が、レースの展開と、車券予想という意味では当たりだった。


 脇本選手、古性選手の近畿コンビは、しっかりと平塚GPへ調整をして、圧巻のレースでファンを魅了してくれた。11月の競輪祭での結果が不甲斐なかっただけに、二人の完全復活を目の前で観られたのは感無量であった。


 脇本選手は、今回競輪GP制覇で獲得賞金額が『3億584万2300円』となった。これは競輪選手としての年間獲得賞金額の記録レコードを更新した。そして、公営競技の選手としても、獲得賞金額の記録レコードを更新した。これは元・競艇選手の植木通彦さんが、2002年に打ち立てた記録(2億8418万4000円)以来、20年ぶりの出来事である。


 競輪の、公営競技の歴史的瞬間に立ち会えたのは嬉しい限り。そして、上限がありつつも、多くの競輪ファンと共に競輪GPを観られたことが良かった。久しぶりに大勢の人たちと、『競輪GP』の醍醐味を味わえた。昨年、静岡競輪場でのGPは、入場者の上限が5千人だった。昨日は入場者数が11633人。今年の競輪GP、残り1周の場面では、まるで嵐の中にいるような観客の声が渦を巻いた。


 今朝、地元へ戻る道すがら、駅でスポーツ報知、スポーツニッポン、デイリースポーツの3紙を購入した。昨日の出来事(記事)をスクラップ・ブックへ残すためだ。これも私流の競輪の楽しみ方。来年は、どんな出来事が起きるだろうか?来年はどんな記事をスクラップ・ブックへ残せるだろうか?それを楽しみにしつつ、2022年の大晦日を迎えている。

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