第34回 真夏の決戦が始まる・オールスター競輪GI
今年も8月15日(火)よりオールスター競輪GIが始まります。今年で66回目を数えるビッグレースで、2016年より毎年お盆休み時期の開催になっています。
2023年も折り返しに入り、一年の後半における最初のビッグタイトルになります。ここで本年の競輪選手たちの成績を、獲得賞金の面から振り返ってみましょう。
2023年・賞金獲得ランキング(8月14日時点)
1位:
2位:
3位:
4位:
5位:
6位:
7位:
8位:
9位:
10位:
注)☆はGIを優勝。★はGⅡを優勝。
オールスター競輪の開催を迎えて、現時点で今年の競輪GPへの切符を持っているのは二人。
賞金ランキング1位の古性優作選手。今年は一年で最初のGI・全日本選抜競輪(2月)と、地元・岸和田で開催された高松宮記念杯競輪(6月)の二つを優勝。
古性選手は昨年もこの二つのGIを優勝しており、二つのGIタイトルを連覇しています。
そして、もう一人がゴールデンウィークに開催された日本選手権競輪を優勝した山口拳矢選手。
この二人は現時点でGIを優勝して、競輪GPへの権利を有しています。
そして、賞金ランキング面でGP出場が近いのが、賞金ランキング3位の佐藤慎太郎選手、ランキング4位の松浦悠士選手、ランキング5位の脇本雄太選手です。
佐藤選手は今年の日本選手権競輪と高松宮記念杯競輪で、それぞれ決勝戦まで勝ち進み、決勝3着(日本選手権)と決勝2着(高松宮)と好成績を残しています。
また、松浦選手はウィナーズカップ(3月)とサマーナイト・フェスティバル(7月)の二つのGⅡで優勝を果たし、こちらも好調を維持しています。
脇本選手は昨年GIを2冠(日本選手権とオールスター)。そして、昨年の競輪GPの覇者ですが、今年は特別競輪での優勝はありません。しかし、今年ここまで開催された全てのGIとGⅡの決勝戦まで勝ち進むという結果を残しており、GPレーサーの存在感を示しています。
その名の通り、強い競輪選手たちが集まるオールスター競輪。このオールスター競輪では、ファン投票で出場者を決めるという選考方法が用いられています。私もファン投票をしました。その結果に報いるべく選手たちも頑張ってくれるでしょう。
そして、このオールスター競輪で重要なのが、如何に良い成績を残せるかという点です。今年も折り返しに差し掛かり、オールスター競輪での成績が競輪GPへの分かれ道になるかもしれないのです。
無論、優勝することに越したことはないのですが、何せ優勝者は一人だけ。そこで重要になるのが、決勝戦での結果です。
オールスター競輪の優勝賞金は5700万円。優勝した選手はGIタイトルと競輪GPへの切符を獲得できるのですが、問題はそれ以外の選手たち。決勝戦では
先にここまでの賞金ランキングを載せましたが、このオールスター競輪の結果次第ではランキングが大きく変動するでしょう。
つまり、賞金ランキング10位内の選手でも成績が悪ければ、この10位圏外に転落しかねない状況にあるのです。が、逆に言えば10位圏外の選手でも、決勝まで勝ち進み、良い結果を残せれば逆転チャンスに繋がるのです。
過酷な暑さともいえる今年の夏。この夏の勝者になる選手は一体誰なのか?いよいよ決戦が始まります。
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