第39回 2023年、全てのGIが終了しました。
というわけで、11月26日(日)にGI競輪祭の決勝戦が終わり、優勝は
競輪祭の決勝では、やはり南関東ラインが逃げる展開になりました。そして、
残り半周くらいのタイミングで⑤太田選手-②松浦選手の中国ラインの仕掛けになりましたが、⑦眞杉選手はこの仕掛けに併せて最後の捲りを放ちました。結果、優勝は⑦眞杉選手。準優勝に④松井選手、3着に②松浦選手でした。
予想はハズレでした。⑦眞杉選手の優勝ならば、ラストは混戦になると予想。その展開なら、④松井選手は厳しいと思ったので2着には入れていなかったです。反省ですね。
そして、競輪祭GI終了により、今年の競輪GP(立川競輪場)を走るメンバーと、来年(2024年)の競輪選手の最高ランクであるS級S班の9名が確定しました。それを11月27日(月)時点の賞金獲得額順に確認してみましょう。
1位:
2位:
3位:
4位:
5位:
6位:
7位:
8位:
9位:
(☆マークは、GI優勝を表しています。★マークはGⅡ優勝を表しています。)
今年もこの賞金ランキングを巡ってはドラマがありました。賞金ランキング9位の新山響平選手。昨年の競輪祭・覇者だった新山選手ですが、この競輪祭が終わるまでは気が抜けなかったでしょう。
今年、新山選手は特別競輪での優勝が無く、今年最後のGIとなった競輪祭では優勝するか、良い成績を収めて賞金選考枠でGPを目指すしかない状況でした。
しかし、新山選手は決勝まで勝ち進めず、結果的に競輪祭・決勝の結果待ちになりました。賞金ランキングでもギリギリな状況だったため、仮に競輪祭でGPへの切符を持っていない選手が優勝すれば、今年の競輪GPへの権利を失う可能性があったのです。
そして競輪祭の結果は、今年のオールスター競輪チャンピオン・眞杉選手の優勝。GP権利を持っている選手の優勝となったため、新山選手は競輪GPへの最後の切符を得たのです。
2023年の競輪界を振り返ると、アクシデントの多い一年だったと思います。競輪界を引っ張ってきた脇本選手、松浦選手、古性選手、郡司浩平選手など、競輪界最高クラスの選手たちに落車のアクシデントが続き、それに伴いケガによる欠場を強いられることになりました。
結果的に今年まで最高ランクS級S班だった新田祐大選手、郡司浩平選手、守澤太志選手、平原康多選手が、S班から陥落することになりました。替わって
また、特別競輪での賞金額が上がったため、賞金枠選考でのGP出場は昨年以上に激しい戦いになったと言えます。それは昨年から指摘していましたが、今年の結果を見れば、来年以降は獲得賞金は1億円稼ぐ位の覚悟が必要でしょう。
さて、ここから12月30日の競輪GPまでおよそ1カ月。今年はGP出場メンバーは全国各地から登場する形になるので、コマ切れ戦の競輪GPになりそうです。難しいですが、楽しみな競輪GPにもなりそう。ここから今年のGP覇者を考える楽しみが競輪ファンを待っています。
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