幽霊劇場の七不思議

池袋西口にある、小さな劇場「Cinema Bell」。受験を終えた高校３年生の鳴瀬はそこでアルバイトを始めるが、そこは幽霊が出るとうわさの映画館だった！
それでも鳴瀬には、そこで働く理由があった。「Cinema Bell」は、鳴瀬がかつて好きだった女の子との思い出の映画館で、ここで働いていれば、突然いなくなった彼女と再会できるのではないかという期待を抱いていた。
不慣れな接客に悪戦苦闘する鳴瀬はある時、常連客の不思議な女性と出会う。すると彼女から、「この劇場の七不思議を解いてほしい」と頼まれて……。
映画館でのアルバイトを続ける鳴瀬は、いくつもの不思議な現象に巻き込まれながら、七不思議の秘密を解明していく。
やがてたどり着く、「幽霊劇場の七不思議」に隠された意味とは！？