概要
真面目な人だけに贈る、トイレでの幸せになる方法の小説です。
幼馴染のナオちゃんが亡くなった。葬式の翌日、有給を使い昼で家に帰ると娘がいた。茶の間でナオちゃんと痔の治し方について話す何気ない会話。
子供の頃から導引を知っていた勘蔵は20歳から、たびたびいぼ痔、切れ痔になるが導引を使い自分で簡単に治していた。
しかし、50歳でなった痔は今までのものとは違い、導引では治らなかった。
導引を使いなんとか5年間現状を維持してはいたが痛みと出血は続き、しだいに切れ痔が増え、肛門が硬くなり広がらなくなってきた。
排便が困難になり、いよいよ困っていると閃きがあった! さっそく試してみると、翌朝、
肛門が笑った。
いつも、排便を嫌がりぐずっていた肛門が笑いながらすんなりと排便したのだ。
治し方に気づいた勘蔵は、その方法を続けた。
すると、改善されて
子供の頃から導引を知っていた勘蔵は20歳から、たびたびいぼ痔、切れ痔になるが導引を使い自分で簡単に治していた。
しかし、50歳でなった痔は今までのものとは違い、導引では治らなかった。
導引を使いなんとか5年間現状を維持してはいたが痛みと出血は続き、しだいに切れ痔が増え、肛門が硬くなり広がらなくなってきた。
排便が困難になり、いよいよ困っていると閃きがあった! さっそく試してみると、翌朝、
肛門が笑った。
いつも、排便を嫌がりぐずっていた肛門が笑いながらすんなりと排便したのだ。
治し方に気づいた勘蔵は、その方法を続けた。
すると、改善されて
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!それは人類が生み出した知恵の結晶
人は痛みを知って初めて過ちに気づく。そして間違いを正すべく思考する。そこに発見がある。
人類の新たなる足跡はそうして生まれるのだ。
トイレが怖い。
おそらく、若い諸君には理解出来ないだろう。けれど人生半世紀も生きていると、突然、それは訪れる。
壮絶なる痛み!
人間であることを放棄してしまいたくなるほどの激痛。
それでもトイレへ向かわねばならない。向かわねば、そのあと訪れる痛みは更に増すことを経験で知っている。
地獄のような苦しみの刻を終えたと安堵するも、そう、拭かねばならない。
ケツを、
その穴を、
トイレットペーパーで拭かねば終了とはならないのだ。
この物語は、そんなトイレット…続きを読む