聖女です。政治は分かりませんでした。お見合い斡旋がんばります。 狭倉朏
聖女カレンは人の心が分かる。
視線に込められた『温度』で向けられている好悪が分かるのだ。
それ故、王宮で重宝されてきた。
しかし国王陛下の愛妾が見せる冷たい視線を指摘してしまってから、歯車が狂っていき、王宮から出ていく羽目になってしまう。
街をさまよう彼女の前に現れたのは第三王子ラッセル殿下。
市井に溶け込み、窮屈な王宮を離れ、騎士として勤め『騎士殿下』と呼ばれている彼はカレンを助けてくれる。
ラッセル殿下の支援と紹介で彼女は街のお見合い斡旋所に就職し、第二の人生を歩むことになる。
そしてカレンは次第にラッセル殿下に惹かれていくのだが……。
目次
完結済 全42話
更新
- 01 追放聖女と騎士殿下
- 02 ラッセル殿下
- 03 お食事、そして再就職
- 04 新しく暮らす街
- シンシアとダニー
- 05 お見合い〈シンシアとダニー〉
- 06 確執
- 07 凍り付いた視線
- 08 初めてのお仕事、その後
- ロッシュ家
- 09 お見合い〈姉妹〉
- 10 手紙の行方
- 11 止まる心
- 12 お見合いの日
- 13 エリーの幸せ
- ケイト
- 14 「ケイト」
- 15 カレンとラッセル
- 日常
- 16 結婚式
- 17 ミートパイ
- 18 ラッセル殿下にミートパイを
- 19 悔恨
- 20 眠れぬ夜
- 21 人の目
- 令嬢と地主
- 22 お見合い〈地主と貴族〉
- 23 私のもの
- 春のお祭り
- 24 お見合いパーティー
- 25 振り切れない過去
- 26 伯爵の息子さん
- 27 恋の行方
- 28 人と人の心
- 29 元聖女カレン
- 30 祭りの夜
- 31 恋
- 32 夜は続く
- お見合いその4〈母子〉
- 33 親子
- 34 お仕事
- 終章
- 35 あふれる殺意
- 36 救出作戦
- 37 王宮への帰還
- 38 血まみれの王宮
- 39 再会と
- 40 『愛妾』クラリス
- 41 成就
- 42 聖女の結婚
おすすめレビュー
★32
★で称える
★ ★ ★
レビューを書く
ユーザー登録(無料)をして作者を応援しよう!
登録済の方はログインしてください。
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?