1、偽聖女の汚名を着せられた上に婚約破棄されました

2、わたくしはわたくしにできる事を精一杯していたつもりでした

３、あなたの決意を聞きたいわけではありません

4、婚約破棄された公爵令嬢など、放っておいていただくのが、一番の親切です

5、そもそも話しかける許可を与えておりませんが？

6、差し出がましいようですが、よろしいですか？

7、ふつつかものですが、よろしくお願いします

8、そんな傷ならいくらでもつけてもらいたい

9、たまたまが今だったんだろ、それだけだ

10、偽聖女の汚名を着せられた公爵令嬢など、どんな娘かと思うでしょう

11、だいたいなんだって、あんなことが起こるんです？

12、まあ、そんな王だから、偽者を立てたりするんでしょうね

13、動きやすいように、余計な飾りがないものがいいですね

14、今さら、なにもかも失うなんてできない

15、陛下が才覚を発揮したからでしょう？

16、すでに一番のご褒美をいただいているようなものですから

17、ガッカリだな、貴族のことしか考えていないのか

18、この百合は、この国で咲いたのです

19、わたくしはいつも一人で考え、一人で解決してきたのです

20、ほとんどの貴族が待たされているうちに終わったあれのことですか

21、今は、なんでも私のもの

22、聖女に対する、そもそもの価値観が違うのでしょう

23、エルヴィラ・ヴォダ・ルストロ様、ご入場です

24、聖女であることを、この世界すべてに誓えますか

25、それがあなたの異義なのですか

26、これからずっと一緒なんだから

27、ゾマー帝国の皇太子妃になられたそうです

28、ドレス選びに時間をかけるのはもう終わりだ

29、うっとりするような、いい香りに寝室全体が包まれました

30、あの国は今、どんな状態になっているのでしょうか

31、思い出すのはエルヴィラのことばかりなのはなぜだろう

32、それが王のお気持ちですか

33、仮にも一国の王という自覚があるのでしょうか

34、一度も笑顔をお見せになりませんでした

35、婚約破棄してくださって本当によかったですわ

36、考えるより先に言葉が出てしまいました

37、不思議と清々しい気分で一杯でした

38、ワインも果物も高くなったっていうのに

39、最悪は今じゃない、この先にある

40、残された方は、そういうわけにはいかないさ

41、あのときの短気な騎士か

42、どうしたらいいんだ

43、我々はエルヴィラ様こそ聖女だと確信を抱いております

44、前の聖女様はどう思っていらっしゃるのでしょうか

45、被害に遭うのはいつも民なのです

46、わたくしの祈りなど些末なものです

47、これはこれで祈りなのだろうと思いました

48、そして、自分自身への怒りも

49、鋭い痛みが走った

50、祈ってください