概要
もしもあの時、彼女に伝えることが出来ていたら・・・
初恋には人それぞれに様々な定義があり、どの時を初恋と呼ぶのだろうか。幼少の時から内向的な性格だった主人公の正樹が小学校の低学年の時に転校生の女の子を好きになるが、不思議な事ばかり起こる彼女に「好きになるのは私ではなく、いつか光射す先に彼女が現れるよ」と言われる。そんな事もすっかり忘れていた頃、高校二年生の新学期が始まろうとした初日に、正樹はグランドから教室に一筋の光射す所に導かれ、同じクラスの安奈と運命的な出会いをする。彼女はいつも明るく活気に溢れた女子で、正樹とは真逆の性格だった。内気で小心者の正樹はそんな彼女の性格に振り回され圧倒されながらも交際が始まろうとするが、中々上手く彼女に気持ちを伝えられなく失敗の連続だった。三年生になりクラスも変わって、お互いに受験勉強で忙しくなり彼女とは会え
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