38. お寿司とピザ

ハロー!B・Dです。

皆さん、お寿司は好き?


ボクももちろん、お寿司大好き。

でも実は、日本に来てから、ボクがアメリカで食べていた寿司は「変わり種」がほとんどだったと知った。そして、正直には、その方がボクは好きかもしれない(笑)。


ボクの住んでいたところの近くにあった寿司レストランには、日本人の職人がいた。若い男性で、日本でも職人として働いていたそうだ。

ボクは少し彼と話したことがある。おもしろかったのは、彼が日本にいた時よりも、今の方が仕事が楽しいと言ったこと。その理由は、いろんな寿司メニューを自分で考えて店に出せるからということだった。


アメリカではお寿司はとても高くて、1年で特別な日に1、2回行けるだけだった。そして、行くたびに新しい寿司メニューをボクはトライして、どれもすばらしいアイデアで美味しかった。日本の人で、アメリカに行く人がいたら、おすすめしたいほど(笑)。


この話をボクの生徒さんにすることがあるけど、日本の人はノーマルなお寿司が好きな人の方が多い。中には、外国でお寿司を食べてがっかりしたと話す人もいる。


それで思い出したことがある。

ボクとオクさんは、日本のスーパーマーケットで不思議なピザを見つけたんだ。乾かした魚(たら)の上に、サラミとチーズがのっている。レンジで温めて食べるように書いてある。


これには驚いて、ボクはSNSに写真をのせてこう書いた。

「存在してはならないもの」

アメリカの友だちもみんな驚いて、ここには書けないような反応をしてきた(笑)。

ほとんどは、「またか!」「今までより驚いた」というもの。


乾いたたらのピザは、ピザとしてではなくて、お酒のつまみとして売られているのではないかとボクは思う。だから、それを知らないアメリカ人は、ボクよりもっと驚くだろう。


反対に、日本の人に言うと必ず驚かれるのが、実は、日本で普通に売られているピザ、たとえばコーンやツナやウインナーがのったものは、日本以外では普通じゃない、「変わり種」だということ。


ピザとお寿司。それぞれの国で普通だと思って食べてるものが、実は他の国の人から見たら変わっていると思うのはよくあることで、とてもおもしろい。


オリジナルの国では、伝統的な食べ方が変わりづらいだろうし、伝わって来た国ではもともと馴染みがないものなので、慣れた食材を使って自分たちに合った食べ方を追求するのかもしれない。


ボクは、たらのピザはあり得ないと感じるけど、日本のいろんなトッピングのピザはけっこう好きになりました!(笑)

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