11. 笑える英語、笑える日本語。
ハロー!B・Dです。
皆さん、ハイ・ファイブは知ってる?
high fiveは、日本語の(?)ハイタッチのことです。
でも、この文を英語に直訳したら、英語なのに日本の人には通じるけど、英語ネイティブには意味がわからないだろう。
「ハイ・ファイブのことを、日本では独自にハイタッチと言います」と言えばわかるかな?たぶん、「Why!?」とか返って来そうだけど(笑)。
本当にどうしてだろう?
和製英語、いっぱいあるよね。どうしてそのまま英語を取り入れないで、作っちゃった?
最初に誰かが意味を間違った?
単語が長過ぎる?言いづらい?
でも、ハイ・ファイブは長くない。
う〜ん、不思議だ。
おそらく、日本の人が好きな音の雰囲気、好みの語感があって、最初はそれに合う単語をどんどんカタカナで取り入れたのかな。そして、使っているうちにカタカナ語として独自に意味が定着して、さらにそれを組み合わせてどんどん発展させた?
あと、これはよく知られてることだけど、日本で売られてるヘンな英語が書いてある商品(Tシャツなど)は、アメリカでもおもしろネタになる。それが和製英語じゃなくて正しい英語だとしても、「え、なんでTシャツにそれを書く?」って思うのがいっぱいある。
ボクが一度アメリカに帰省した時、友だちへのお土産にキャップを買って行ったんだけど、ひさしの上に「TOP LEVEL」って書いてあったんだ。これが、ボクたちにはすごく笑える。
友だちもさっそくそれをかぶって、「Yeah〜オレはトップレベルだぜ〜!」ってふざけていた(笑)。
日本だと…「俺ってサイコー!」って書いてある帽子をかぶってる感じかな。
最近は、わざとシャレでそういうのを取り入れるセンスもありになってるかもしれないけど。
この話をある生徒さんとしていたら、逆に、漢字が好きな外国人が入れてるヘンな入れ墨の話をしてくれた。
テレビで紹介されていたらしいんだけど、「読書感想文」とか「台所」とかあったんだって。
確かに、この漢字はかっこいい!とボクも思うけど、意味を聞いて大爆笑だった。
夏休みの子供の宿題か!
きっと、彼は宿題を忘れないように永遠に体にメモしたかったのかもしれない。忘れて、相当怒られたんだろう。
台所?
待ち合わせ場所のメモではなさそうだ。何かの隠し場所?体に書いたらバレちゃうね。
ボクは今、小学校ではよくハイ・ファイブをしている。子供たちはこれが大好きなんだ。
もちろん、英語では「ハイ・ファイブ」って言うんだよって教えている。せめて、英語と日本語で使い分けられるようになってほしいと思う。
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