52. 悪いものを追い払う方法。

ハロー!B・Dです。

今日は、もっと前に書く予定だった話を書きます。


日本では、2月の節分で豆まきをする。

ボクが日本に住んで数年のとき、日本の友だちに誘われて豆まきのイベントに行った。これはクレージー(笑)。すごくおもしろかった。

とにかく豆をたくさんまく。30分もずっとだった。

オニだけじゃなく、豆をぶつけたくなる仮装をした人が順番にたくさん出てくる。

ボクは途中で汗びっしょりになって、顔もまっ赤になって、大変だった。

あの大統領の仮装の人には一番たくさん豆をぶつけた(笑)


そして、驚いたことに、ボクはインタビューされた。

やっぱりボクが日本の人には見えないから、豆まきのイベントをどう思うか、ききたいらしい。日本語できかれたから、日本語で「おもしろいと思う」って言った。本当はもっとたくさん答えればよかった。日本語だったし、やっぱりインタビューを急にされると思うようにはいかない。


ちなみに、友だちがボクの母に、ボクのインタビューの放送された番組の録画を送ったらしくて、母からすぐに電話がかかってきた。「B・D、あなた日本語しゃべってるの? すごいわね」と驚いていた。

母はボクが日本にいることを忘れていたみたい(笑)。


ボクは冷静に、「少しもすごくない。ボクはただ、interesting!って言っただけなんだ」って答えたら、「あら、そうなの?でも、日本人みたいだったよ」って言っていた。母は、日本語知らないからね。たぶん、ボクが中国語を話しても「日本人みたい」って言うかもしれない(笑)。


話を戻します。


ボクの生徒さんと豆まきの話をした時、節分に豆をまくのは、オニが来ないように、いいことが来るようにという意味だと言っていた。


オニは何?


人の心の中にある悪いもの、外から入ってくる不吉なもの、悪いことを起こすもの、とにかくよくないものらしい。


ボクは、オニは悪魔と似たものと思った。


すると、アメリカ人だったら、オニや悪魔に豆を投げないで、にんにくと十字架で追い払うでしょうと、ある生徒さんが言った。


生徒さんたちは、キリスト教の国では、こわいものなら何でも十字架が効くと思っているみたいだった。


違います。にんにくと十字架はドラキュラ(ほかのバンパイアにも効くかもしれないけど)。


ただし、ゴーストは十字架じゃない。確か、塩で追い払っていたと思う。


皆さん、もしアメリカに行くことがあったら覚えておいてください。

バンパイアには十字架。

ゴーストには塩。


そして、本当の人間の悪者には、警察だよ!!

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