きょうは英語の日

３７. 日本は「スポーツの秋」です。

ハロー！B・Dです。

日本では今、ラグビーのワールドカップをやっている。

皆さん、見てますか？

日本でやってるし、日本チームもがんばっているから、盛り上がるね。

ボクはあまりラグビーには興味がないけど、生徒さんとスポーツの話は何度もしたことがある。

アメリカにいた時、ボクは地元の野球とアメリカンフットボールを応援していた。その話題でいつも驚かれるのは、アメリカンフットボールのシーズンチケットの話だ。

たとえば、日本でもプロの野球チームがホームのスタジアムでシーズンチケットを売っている。シーズンチケットを買えば、そのシーズン１年間ずっとホームでやる試合を全部見ることができる。

アメリカのアメリカンフットボールもシーズンチケットを売っている。

ただし、人気のあるチームのシーズンチケットは、もう数十年先まで売り切れている。だから、シーズンチケットを買いたい人のwaiting listがある。チームによっては、何万人も待っている。時には、その「順番」が売りに出てることもある（笑）

こういうことが、日本ではあまりないらしい。ボクの生徒さんや友だちでも、そんな話はどのスポーツでも聞いたことがないと言ってビックリする。

人気が高くてみんながほしがるけど、手に入るのは数十年先だから、親が自分の子供が生まれた時にリストに入ることもよくある。そうすれば、子供が大人になった時にシーズンチケットが手に入る。親から子供へ最高のプレゼントになるんだ。

来年は東京でオリンピックがあるね。また盛り上がりそうだ。

ボクが日本に来てからはリオデジャネイロでオリンピックがあって、その時も日本では盛り上がっていた。実は、ボクはもともとオリンピックもそれほど興味を持って見ることは少ない。

だから、ある生徒さんに「アメリカはがんばってますね」って言われた時に、どう答えるかわからなくて「そうみたいだね」って言ったんだ。

すると生徒さんは驚いて「アメリカがたくさんメダルを取ってうれしくないの？」ってきいた。

全員ではないと思うけど、日本の人たちは日本の選手にもっとメダルを取ってほしいと思っているようだ。そのせいか、アメリカの選手がメダルを取ると、英語の生徒さんから「アメリカはいいですね」ってうらやましがられたり、ボクがお祝いを言われたりする（笑）。それは少し不思議に思う。

だから、「たくさんメダルを取る国にいるのはどんな感じ？」ときかれた時、ボクはこう答えた：

「アメリカには才能がある人が多くいるんだなって思うだけだ」

すると、みんなは「え？」という顔をした。

ボクがあまり興味がないからかもしれない。でも、ほめられると「メダル取ったのはボクじゃないよ」と思ってしまう（笑）。日本の人がほめてくれるのは、ボクへの気づかいかもしれないけど。

もちろん、スポーツをみんなで応援するのは楽しい。日本では「スポーツの秋」と言うし、いろいろなスポーツの大きな試合がこれからたくさんある。

ボクも好きなスポーツで盛り上がりたいと思っている。