8. Spooky(スプーキー)な話と「運命」。

ハロー!B・Dです。

スプーキーという単語知ってる?


一言で言うと「不気味な」感じの怖さを表す。

そこには微妙なニュアンスがあって、例えば映画で言うと、おぞましいバケモノがモロに出てくる「気持ち悪い」「怖い」よりも、姿は見えないのに、その気配で観客が勝手に想像して背筋がザワザワしたり、ば〜っと鳥肌が立ったりするような怖さの方がピッタリくるかもしれない。

前者にも使っていいけど、後者のような時にぜひ使ってもらいたい。


たとえば、ある生徒さんから聞いた話がある。

ある年、突然、彼女のまわりにたくさんの人が寄ってきた。長い間会ってない古い知り合いが連絡してきたり、今まで顔しか知らない人が急に仲よくしてきたり。

その突然寄ってきた人たちの中に、古い知り合いがたまたま紹介してくれたコンサルタントと、大学以来会ってなかった同級生がいた。これが二人とも、霊感がある人だったそうだ。


コンサルタントは彼女を見て、「人を引き寄せるオーラがまぶしいくらい出ている。1年後に何か起きる」と言った。

一方、同級生は「1年以内に結婚するよ。早ければ7、8カ月で婚約するかもしれない」と言った。


その時、彼女のまわりには仲のいい男友だちが数人いたんだけど、1年以内にそうなりそうな人はいなかった。

ところがある日、その中の一人と食事をしたら、いきなり告白されて驚いた。その同じ日に、用事があって別の男性と話したら、なんとその男性も結婚しようと言った。


彼女はどっちの話も突然で驚いたけど、片方の男性がいいと思ったから、結婚した。霊感のある二人が言ったとおりになった。


そして、突然現れた予言者の同級生は、また彼女の前から消えて連絡が取れなくなったらしい。


ボクはこの話で、全身にザワザワが走ったよ。これがspookyな感じなんだ。


ボクがそう言ったら、その生徒さん、「spooky」を知らなかった(笑)。


結婚みたいな「運命」って、本当に不思議だ。


ボクの場合?

オクさんは、ボクの友だちの友だちだった。それで、昔一度だけあいさつしたことがあったけど、その時はそれきり。


その後、ボクが日本語を勉強している時に、そのクラスにまたオクさんの知り合いがいて、それで彼女ともう一度ちゃんと知り合った。それからのつきあいだ。


このことは、次にあらためて書こうと思う。See you!

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