2. りんごは何個?
ハロー! B・Dです。
今日はまず、このエッセイのタイトルを説明しようと思う。
英会話スクールの生徒さんたち、クラスのある日によく「今日は英語の日」って言っている。家に帰ったら、「今日は英語の日だった」って言ったりもする。
タイトルを考えていてなかなかいいアイデアが思いつかなかったんだけど、ある日、生徒さんがこう言ってるのを聞いてピンと来た。クラスのある「英語の日」から書きたいことが生まれてくるんだから、タイトルにぴったりでしょう?
ボクの日本語についても言っておこうと思う。
日常会話はほとんど大丈夫。たまにわからない単語があるけど、それで会話ができないということはめったにない。
でも、漢字は難しい。いくつかしか読めないし、書ける漢字も少ない。
ボクは毎日英語を教えてるけど、日本で働いて生活する中で自分の日本語も鍛えていることになる。
日本語がもっとうまくなったら、このエッセイも言葉使いが変わっていくかもね。
日本語と英語、お互いにどういうところが難しいと感じるかというのもおもしろい。
日本語ネイティブの人にとっては、第一に英語の発音やリスニングはもちろん難しいだろう。単語をたくさん覚えてからも、aとthe、単数と複数、myやhisをつけるとか、名詞だけでも細かいことがなかなか慣れないみたい。
最初から細かいところを気にすると前に進まないので、ブロークンでも大雑把でもいいからとにかく話すようにしてほしいって、クラスではいつも言ってる。
正直、たとえば生徒さんがaやtheの冠詞をつけずに「apple」って言った時、頭の中では無意識に「それは1個?それとも複数?」って数の情報が与えられるのを待ってる自分がいたりするんだけど(笑)、そんなのOKだよ。たいてい最後にはわかるし、わからなくてどうしても気になったら、こっちが聞けばいいんだから。
「で、ちなみにappleは何個あったの?」ってね。生徒さんは、「え?そこ!?」って思うかもしれないけど(笑)。
そうだ、日本語の「(笑)」とか「www」は、英語ではたとえば「LOL」(またはlol)が多く使われてるから、覚えておくといいと思う。もとはインターネットスラングで、laugh(ing) out loud(大声で笑ってる状態を表してる)の略なんだけど、「メチャクチャ笑える」って感じ。
今は何でもインターネットですぐに調べられて便利だ。ボクも今、これを書く時にwikipediaで日本語を確認したよlol。
こんなふうに使います。
英語ネイティブから見ての日本語は、もちろんイントネーションや違和感のない発音するのは難しいけど、自分を表す言い方が男女で違うし、たくさんの言い方があることにはびっくりする。自分が言う時は「ボク」と言うって決めたらそれで済むけど、相手が自分自身をどう言ってるのかは聞き取らなくてはならない。日本語では一人称は省略することが多いから、わりとすぐに慣れるけど、やっぱりユニークだ。
でも、なんと言っても、覚えるのが大変でボクもいまだに覚えられないのは、数を数える時の単位だ。
人、枚、本、匹、冊 etc. こんなの無理だ。でも、覚えるしかないね。
お互いにがんばろう!
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