31. スーパーマーケットで思うこと。
ハロー!B・Dです。
アメリカから帰って来ました。
皆さんの夏休みは、どうだった?
ボクとオクさんはアメリカで家族や仲のいい友だちに会って、心から帰省を楽しんだ。会いたい人がたくさんいるから、2週間の中にうまくスケジュールを入れなくてはいけなくて大変だったけど。
特に、親戚はボクとオクさんの両方にたくさんいて、ボクたちの時間を取り合う(笑)。
そのほかに、あちこちで写真を撮ってきた。
なぜかというと、ボクの実家がある州を紹介しながら、アメリカと日本の違いについて話す講演会をやるからだ。時々、こういう講師を頼まれる。
ボクがいつも話すのはだいたいここに書いてるようなことで、相づちの違いの話は必ずする。皆さん、けっこう驚く。そうだよね、ボクも日本に来て最初にショックを受けたことのひとつだから。
今回撮ってきた写真は、スーパーマーケットが多い。
まず、インスタントラーメンやカップ麺を売ってる棚が、どれくらい広いか。それらを開発した日本と同じかそれ以上に、たくさんの味の種類があること。これはたいていの日本の人はビックリする。
次に、チーズの棚。これもずらりと並んでいる。
ボクの故郷はチーズの消費量が多いから、日本でボクが見た小さいチーズ専門店よりもたくさんの量が売られてると思う。日本のスーパーマーケットの乳製品のスペースが全部チーズだと思ってもいいくらいかもしれない。お店の規模にもよるけど。
それから、ハムの棚。日本のスーパーマーケットのハムの棚の何倍も広い。
ボクたちは、家での食事はハムやチーズを使って簡単に済ませることもあるから、すごく大事な食材なんだ。日本ではそれらの売り場が小さくて、売ってるものもサイズが小さくて、ちょっと残念に思っていた。その気持ちをわかってもらいたくて、一番にそれらの写真を撮ってきた。
少し話が変わるけど、ボクたちが日本のスーパーマーケットで驚いたのは、おかずのセクションだった。fried foodばかり!!
日本では皆さんもっとヘルシーな食事をしてると思っていた。オクさんとボクは「油売り場」って呼んでる(笑)
英語教室の生徒さんの話では、自分の家で揚げ物をするのが大変だから、食べたい時は買って食べる人が多いそうだ。そうだとしても、意外に皆さん揚げ物が好きなんだね。
スーパーマーケットは、その地域の食文化がよくわかる場所だ。外国に行ったら、観光地だけじゃなくて、地元の市場やスーパーマーケットにも行くことをおすすめします。
次の講演会でも、どんな反応が返ってくるかとても楽しみだ。違いを知ることは、お互いを理解する助けになるし、逆に共通点を見つけることにもつながる。皆さんも、そういう機会があったら、積極的に参加してください。このエッセイも、そのひとつになれたらうれしいです。
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