45. 日本で車を運転すると

ハロー!B・Dです。

このごろ忙しい。皆さんも12月は忙しいでしょう?


ボクは週末、高速道路を運転して遠くの大きい街へ遊びに行った。その時、「日本での運転のこと」を書こうと考えた。

日本に来てすぐの時、アメリカから遊びにきた友だちを乗せて高速道路を走って、警察にとめられたことを思い出したからだ。


パトカーが近づいてきて、ボクたちの車に何か言ってるのがわかった。ボクは心臓がドキドキして、友だちたちにもI'm sorry, I'm sorry, I'm sorry! と何度も言った。

車をとめたら警察官が来て、窓をたたいた。ボクはもちろん窓を開けた。


ボクは汗をかきながら、だまって笑って警察官を見た。すると彼は少し驚いて、「今日は天気が悪いから、50キロ制限です。気をつけて運転してください」と言った。

「OK, Thank you!」とボクが言ったら、警察官はパトカーに戻っていったから、ボクもみんなもものすごく安心した。

「そうだよ、B・D、注意しろよ!」と友だちが冗談で言った。


さて、あれは最初から注意するつもりで来たか、ボクが日本の人じゃないと思ってつかまえるのをやめたか。今でもわからないけど、助かった。


ボクが日本に来て、英語教室の先生になる時、前にそこに勤めていて帰国してしまった人が置いていった車をもらった。そこではそれが慣習になっている。


まず、ボクは外国人が免許を取るための試験を受けた。うわさでは、日本の免許を取るのはとても厳しいと言われていた。

ボクの友だちは、車に乗る前に車のまわりを詳しく見回る演技からはじめたと言っていた(笑)。

でも、ボクの試験官は、とても話のわかる人だった。

車に乗る前に、「車のまわりをチェックしましょうか?」ときいたら、しなくていいと言った。明らかに、車のまわりには何もなかったからね。


免許が取れてから大変だったのは、走る車線がアメリカと逆なことだ。特に、曲がる時は、ボクはいつも「レフト、レフト、レフト」と声に出していた。ぼんやりしてると右に行くかもしれないから。


ボクは今、新しくアメリカから来る先生の世話をすることがあるけど、車の運転は気をつけるように厳しく言う。

アメリカでは、高速道路はいつも140キロくらいで走っている。だから、日本で100キロで走ると遅く感じて、もっとスピードを出したくなる。ボクもそうだった。

だから、ボクは彼らに「日本は厳しいよ、運転でつかまったら、キミは車と仕事を失うよ」って言う。

それくらいでちょうどいい。


今日も車の事故のニュースがあった。命を失うのが一番悲しい。やっぱりスピードは出さない方がいいね。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る