25. 英語が聞き取れない人へ(コメントへの答え)

ハロー!B・Dです。

今回は、最近もらったコメントへのボクの答えをここに書きます。

英語を勉強する日本の人の共通の悩みだと思ったから。


まず、英語がなかなか聞き取れないという悩み。

ボクは、日本の人の耳に英語が難しいのはしかたがないと思う。英語の音は、日本語の音と違いが多い。


だったらどうするか?

当たり前だけど、慣れるしかない。

慣れるためにはたくさん聴く、たくさんマネする(言う)。これしかないです。


自分がネイティブに近い発音で言える単語やフレーズは、相手から言われても聞き取れる。

逆に、聞き取れた音は、マネして練習しやすくなる。

どっちが先でもいい。この二つの相乗効果です。


日本で困るのは、カタカナの英語や和製英語がたくさんあること。カタカナで発音を覚えてしまうと、知ってる単語でもネイティブの発音で言われると同じ単語に聞こえない。

これは生徒さんとも確認した話だけど、昔はOh, my god! は「オー・マイ・ゴッド」ってカタカナで書いたり言ったりしていたのを、今はネイティブに近く「オーマイガー」って書いたり言ったりしているらしいね。

in Americaも、「イン・アメリカ」じゃなくて「イナメリカ」と言うと知ってるから、ネイティブにそう言われても聞き取れるでしょう?

beenのことを、皆さん「ビーン」と言うけど、「ベン」の方がネイティブに近く聞こえるよ。


わざとわかりやすい例を出したけど、つまりそうやって、「カタカナ発音はやめて」自然に近い発音を意識して覚えていくこと。それで自分が言えるようになってくると、不思議と聞き取れるようにもなってくる。


もちろん、聞いてマネすることも平行してやってください。自分の声でネイティブ発音をマネして自分の耳に聞かせているうちに、言うだけじゃなく聞くのも慣れてくる。


あとはボキャブラリーの問題だ。

知らない単語は、どうがんばっても、聞き取れたとしても、わかることはできない。

でも、聞き取れたらその場で「どういう意味?」って訊けばいいからOKだね。

問題は、聞き取れない時だ。そこに引っかかってるうちに話が進んで、わかることも全然わからなくなるね(笑)。

大事な会話だったら、わかっていたところに戻って、ゆっくり説明してもらいながら聞くしかない。それが練習にもなる。


やっぱり知ってる単語は多い方がいい。よく使われる単語だけでもいいから、少しずつでも覚えていくしかない。

でも、単語をただ暗記して増やしていくのは大変だ。つまらないし、大人になるとなかなか覚えられない。ボクも同じだ。

ボクの考えは、自分が使いそうな文章の中に入れて、文章ごと覚えるといいと思う。

このことを含めて、次回に続きを書きます。

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