概要
明代に書かれた三國志演義の續編を超訳(第三弾)
▼前作、第十五章から第二十六章はこちらです。
続三国志演義II─通俗續後三國志前編─
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884740663
※
長安が陥落して西晋は滅亡、蜀漢の遺臣たちは復讐を遂げた。江南に逃れた司馬睿がからくも晋の余喘を保つ一方、石勒は山東に拠って自立の道を選び、中原は再び分裂の時代に向かう。
『続三国志演義II─通俗續後三國志前編─』につづき、再興された漢の終焉を描く軍談翻訳小説最終巻!
※
各章のあらすじは以下のとおりです。
第二十七章 斜陽
山西の晋陽に拠って抵抗を続ける劉琨と石勒の戦はいよいよ決着を迎え、敗れた劉琨は北に逃れる。平陽にある劉聰は懐帝司馬業を殺して西晋を滅ぼし、陳元達や諸葛宣于の諫言を拒んで政治から
続三国志演義II─通俗續後三國志前編─
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884740663
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長安が陥落して西晋は滅亡、蜀漢の遺臣たちは復讐を遂げた。江南に逃れた司馬睿がからくも晋の余喘を保つ一方、石勒は山東に拠って自立の道を選び、中原は再び分裂の時代に向かう。
『続三国志演義II─通俗續後三國志前編─』につづき、再興された漢の終焉を描く軍談翻訳小説最終巻!
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各章のあらすじは以下のとおりです。
第二十七章 斜陽
山西の晋陽に拠って抵抗を続ける劉琨と石勒の戦はいよいよ決着を迎え、敗れた劉琨は北に逃れる。平陽にある劉聰は懐帝司馬業を殺して西晋を滅ぼし、陳元達や諸葛宣于の諫言を拒んで政治から
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「三国志演義」を愛した人々の想い。その最後の結晶が、ついに完結!
『三国志演義』という小説がある。おそらく、中国文学において世界で最も流通した作品であろう。
だが、その『三国志演義』は、現在、流通作品としての寿命を終え、ただの古典小説の一つになろうとしている。
なぜか?
『三国志演義』はただの歴史小説として軽く扱われ、より世界観が広がり、リアリティや人物としての幅が広がる正史『三国志』の方が本流として扱われるようになり、『三国志演義』はその正史『三国志』の添え物的なものに落ちてしまったのだ。
もちろん、小説・漫画・ゲームなどのメディアでは『三国志演義』の面白い話は生き続けている。しかし、仲の良い人たちならともかく、ネットで知らない人がいる場所で『三…続きを読む