概要
明代に書かれた三國志演義の續編を超訳(第二弾)
▼前作、第一章から第十四章はこちらです。
続三国志演義─通俗續三國志─
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884106768
※
陸機との会戦を終えた劉聰は後継者争いの火種が燻ぶる本拠地の平陽に帰還、成都王の司馬穎は鄴の鎮守に戻るも長安を守る司馬顒を巻き込んだ晋朝の混迷はさらに深まるばかり。
『続三国志演義─通俗續三國志─』につづき、いよいよ熾烈を極める八王の乱から西晋滅亡までを描く軍談翻訳小説第二弾!
※
各章のあらすじは以下のとおりです。
十五章 八王呑噬:齊王司馬冏
漢との戦から帰還した成都王の司馬穎は、朝権を専らにする齊王を避けて鄴に退く。長安にある河間王の司馬顒は齊王の排斥を企て、長沙王の司馬乂に白羽の矢を立てた。
十六章
続三国志演義─通俗續三國志─
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884106768
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陸機との会戦を終えた劉聰は後継者争いの火種が燻ぶる本拠地の平陽に帰還、成都王の司馬穎は鄴の鎮守に戻るも長安を守る司馬顒を巻き込んだ晋朝の混迷はさらに深まるばかり。
『続三国志演義─通俗續三國志─』につづき、いよいよ熾烈を極める八王の乱から西晋滅亡までを描く軍談翻訳小説第二弾!
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各章のあらすじは以下のとおりです。
十五章 八王呑噬:齊王司馬冏
漢との戦から帰還した成都王の司馬穎は、朝権を専らにする齊王を避けて鄴に退く。長安にある河間王の司馬顒は齊王の排斥を企て、長沙王の司馬乂に白羽の矢を立てた。
十六章
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!『三國志演義』の続きを描く明代小説の現代語翻訳プロジェクト、第2弾!
まず「通俗續三國志」でweb検索していただきたい。
本作がトップでヒットする。
三國志系で上位ヒットって、フツーにすごくない?
すごいんだよ。見てってよ。
プロジェクト、と呼んで、最早差し支えないと思う。
ただし、有志による無償の仕事である。信じがたい。
凄まじいエネルギーを必要とする仕事であることは
誰の目にも明らかだろう。本当にお疲れさまです!
本作は『通俗續三國志』の続編に当たるものであり、
大混戦(否、泥仕合感ハンパなし)の八王の乱から、
匈奴など異民族が中華の大地で暴れまくる永嘉の乱、
司馬氏による西晋が滅亡するまでを追い掛けている。
内容に関する解説や本作の見どころについて…続きを読む - ★★★ Excellent!!!「八王の乱」、「永嘉の変」、「西晋の滅亡」の全貌が小説で明かに
三国志演義やそれを元にした小説、他のメディアを読んで「三国志」に嵌まった人が必ずぶつかる壁がある。
当然、その後は正史である三国志の翻訳にいくだろう。ネットの記事では満足できず、ちくま文庫の翻訳や本屋にある関連本、図書館まで行くかもしれない。
しかし、数年もすれば気付く。「三国志の続きって、なんか、よく分からなくない?」。ネットや本屋で見ても、詳しい説明はないのである。
三国志に詳しいサイトもより三国志の内容を詳しく解説するものが多く、その前後の時代の説明には冷淡である。
「八王の乱」はどういうものであったのか。
「永嘉の変」って匈奴がモンゴルの方から攻めてきたの?
「西晋の滅亡」っ…続きを読む