概要
戦国IFでも最大級の難易度、ボロボロの毛利で秀吉の中国大返しを阻止せよ
第三次世界大戦で死んだ軍事史オタクは時を遡り戦国時代の毛利輝元に転生した。だが記憶を取り戻したのは前世の死と同じ三十歳、本能寺の変で信長が斃れた翌日だった。
関ヶ原の敗者となる自分、そして将来の日本の運命を変えるため、輝元はシーパワーでの天下統一を考える。だが現代知識を生かす時間も技術もない。毛利家は血縁地縁が複雑に絡み合った中世体制で立ちはだかるのは秀吉、光秀、家康という戦国英雄だ。
彼が選んだのは組織改革と運用によって天下統一を目指す道だった。そのモデルは現代最強のアメリカ海兵隊。常備、即応、少数精鋭の水陸両用部隊、毛利鎮守府海兵隊を設立し海からの天下統一に挑む。
そして彼にはもう一つ絶対に気をつけなければならないことがあった。
それは家臣の幼妻を強奪しないこと。
2024年1
関ヶ原の敗者となる自分、そして将来の日本の運命を変えるため、輝元はシーパワーでの天下統一を考える。だが現代知識を生かす時間も技術もない。毛利家は血縁地縁が複雑に絡み合った中世体制で立ちはだかるのは秀吉、光秀、家康という戦国英雄だ。
彼が選んだのは組織改革と運用によって天下統一を目指す道だった。そのモデルは現代最強のアメリカ海兵隊。常備、即応、少数精鋭の水陸両用部隊、毛利鎮守府海兵隊を設立し海からの天下統一に挑む。
そして彼にはもう一つ絶対に気をつけなければならないことがあった。
それは家臣の幼妻を強奪しないこと。
2024年1
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!戦国時代って…こわい…!!!
他サイトにて連載されていた「予言の経済学」からの大ファンです。
のらふくろう先生の描く、押し出しの弱い主人公と老獪な強敵はいつも大好きなキャラクターばかりなのですが、今回はそれが毛利輝元と明智光秀!
本当に満を持して、という感があって夢中になって読み進めてしまいました。
そして過去作含め、広い分野の学問を絡めた現代知識チート(ガチ(でも、現地人はもっとチート))も先生の作品の魅力です。
本作の舞台は息つく暇もなく謀略と戦場が動き続ける戦国末期。現代知識にあぐらをかいていては数ヶ月でバッドエンドを迎えそうな中で奮闘する主人公の姿からは、まさしく「現代知識で戦っているぞ!」という力強さを感じ…続きを読む - ★★ Very Good!!天下統一だけではなく経済大国への道、中央集権体制確立への道なのだろうか
どんな先端技術であったとしても独占することは困難である。世に出れば模倣され陳腐なものとなるのは時間の問題である。序盤は勝つことができても勝ち続けることはできない。未来を変えることはできても勝利を確定させることはできまい。出来るとしたら平和な世界を残すことであろうか。戦争がなければ敗北はない。しかし、歴史を知り尽くした主人公は戦争がなくならないことを知っているはずではないか。はて、どうなるのか。
土岐家、徳川家は滅ぼすのか、村上水軍の処遇をどうするのか、キリスト教の扱いは、唐入りはしそうにないが、欧州列強との戦いはあるのか、大東亜共栄圏は成立するのか、等々興味深いです。
最大の興味は、将軍tに…続きを読む