概要
対立する王国と帝国の、姫と皇子の恋の物語
【当初つけようと思っていたタイトルを書いたメモが今ごろ見つかったので改題しました】
世界は二つに分かれていた―。
大陸中央を流れる大河の東側に、男性上位の国「ガレリア帝国」と連邦国家。
西側は、女尊男卑の国「神聖リリア王国」と諸侯国。
互いに異性を奴隷として虐げる二つの大国は、男と女は、数百年にわたり存亡を掛けた争いを繰り返してきた。
いつの頃からそうなったのか、世界の成り立ち、きっかけはもはや、誰にも分からない。太古の昔は男女ともに暮らす一つの国だった、という言い伝えも残ってはいるが、歴史書の多くが幾多の戦災で焼けてしまい、はっきりとした記録は存在しない。
大河の東へ、西へ、何度も変わった両国の国境はしかし、50年ほど前の大規模な戦争の結果、大河を境に両岸を分け合う形になった。
以来
世界は二つに分かれていた―。
大陸中央を流れる大河の東側に、男性上位の国「ガレリア帝国」と連邦国家。
西側は、女尊男卑の国「神聖リリア王国」と諸侯国。
互いに異性を奴隷として虐げる二つの大国は、男と女は、数百年にわたり存亡を掛けた争いを繰り返してきた。
いつの頃からそうなったのか、世界の成り立ち、きっかけはもはや、誰にも分からない。太古の昔は男女ともに暮らす一つの国だった、という言い伝えも残ってはいるが、歴史書の多くが幾多の戦災で焼けてしまい、はっきりとした記録は存在しない。
大河の東へ、西へ、何度も変わった両国の国境はしかし、50年ほど前の大規模な戦争の結果、大河を境に両岸を分け合う形になった。
以来
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