さくらもみじ

うわぁあああ、土曜になったばっかりなのにサザエさん症候群だよう！
あ、でもこのサザエさん症候群は悪いサザエさん症候群ではないのです。
その意味合いは、ぜひ本編で。

寺田さん可愛いですねー、私もよくこういうキャラを書くので勝手に共感してしまいました。
土地の薀蓄を交えつつ、青春の一幕を切り取った良作です。

読み終わった後に文字数を確認してびっくりするくらい、あっという間に読了してしまいます。 テンポよく進むお話の中で、軽めの伏線が張っては回収されていくのが心地よいです。 平易で洗練さ…続きを読む

カクヨムでは長編の部類ですが、素晴らしい形で完結しており、確実に読む価値ありです！ ファンタジーであると同時に、SF（ソーシャルフィクション）に近い印象を強く受けました。 世界観、…続きを読む

驚異的なテンポのよさで、三万文字など一瞬にして読み終えてしまいました。 『オカマ』『霊』という広告塔がただの記号としてではなく、しっかり活きた設定として描かれているところも高評価で…続きを読む

私の書いた未完の想区とは、また一味違った作品でした。 新たな想区に辿り着いた調律の巫女一行は、コネクトしようとしても姿形が変化しないという奇妙な現象に見舞われます。 なんとも淋しげ…続きを読む

うーん、ゾンビに関してこの切り口は思いつかなかった。
急にゾンビ物が書きたくなってきました。
ありがとうございます（謎）。

ボウフラと読む。
これ、案外知られていない漢字なんですね。
私は蚊に全くモテない体質で、作者様が羨ましいかぎりです（嘘）。
なかなか変化球の面白い作品でした。

とある親子の関係を巧みに描いた傑作掌編。
短い文章の中に、確かなドラマが存在します。

こんにちは、大都会民の者です。 御前酒は、こちらへ引っ越してきてからの友人が薦めてくれたのをきっかけに、何度か飲んでいますね。 まだ住み始めてから日が浅い私には、知らないことがたく…続きを読む

なんて荒んだ心をお持ちのあなた。 是も否も言わず、とにかくこの短編を手に取ってください。 すると、あら不思議。 もっと心が荒んでしまいます。 くそっ！　　結局、世の中、金、金、金だ…続きを読む

お、来ましたね、季節ならではの短編です。
最後の方のセリフで、ちょっとよからぬことを考えてしまった自分がいました。
子羊がそっちの子羊じゃなくてよかったです（よかったのか？）。

耽美的で叙情的な世界観、それでいて何が起きているのかきっちり表現されている過不足のない地の文。 「絵」という難しい題材を文章で描ききる高い描写力に加え、登場人物の心理を都度高い品質…続きを読む

短い文章の中で、文字そのものの面白さを存分に描いた超々掌編集。 言葉で遊ぼうとして言葉に遊ばれる私とは、根本的に頭の出来が違うのだろうなと思います。 いわゆる「カク側」、物書きさん…続きを読む

誰でも書ける時代になったからこそ、膨大な数の見えない墓標がそこかしこに乱立する。 書くなとは言わないが、書き始めたら責任を持って書ききれ、とは常々思う。 私はほとんど思い描いた者…続きを読む

なんとも純粋で初々しい作品。 気持ちを込めて、丁寧に作られています。 私もかつてTCGをしていましたが、そのときのことを思い出しました。 これからも頑張ってください、応援しておりま…続きを読む

これは見事なアレですね、はい、詳しく書くとネタバレになるので見事なアレとしか言えません。 こういうのは早い者勝ちなところがあってですね、私もやろうと思っていたのに、こんなに見事に書…続きを読む

小説投稿サイトはカクヨムが初めての私からは見えない視点で書かれています。 そのカクヨムでさえまだ一ヶ月も利用していないので、全く判断しかねる状況ですね。 これが本音なのか、皮肉なの…続きを読む

中編サイズの物語の中に、通算125回もの【カレー】という単語がひしめき合う、カレー愛の魔物。 それがこの作品です。 嘘です。 意外にもカレーは物語の触媒であって、主軸はあくまでも主…続きを読む

好きなんですよ、あの映画。 私にこの手のやり方を教えてくれたのはあの映画でした。 ただ、この作品では衝撃よりも、胸に迫る切なさが先に立ちます。 ちょっと切り口が違うだけで印象は変わ…続きを読む

最後の一行に力のある作品です。
途中まで、これのどこがホラーなのかと疑って読んでいました。
急ぎ足ですが内容は纏まっており、作者様の書きたいことが伝わってきます。

ある種のホラー要素とミステリ要素を兼ね備えており、カクヨムの環境に適応した短さで纏まっているという秀作です。
皆様も是非、ご一読ください。

よく纏まった昔話で、心にしんみりと残りました。
子どもへの読み聞かせなどにもいいと思います。

すっと読めてすっと腑に落ちるショートショート。
むげんループってこわい。
でも、実際こんな気分になるデジャビュを最近よく体感するようになっています。
脳か！　脳が老化しているのか！

二次創作としてはすごくアレですが、アーサー王に詳しくなれます。 アーサーがなぜか女の子として登場する例のゲームよりもずっと原典のアーサーなので、彼に興味のある方は一読してみるといい…続きを読む

二分で読めました。
これはハッピーエンド？　なのかな？
とても短いので多くは語りません。

私としてはずるい気もしましたが、レビューを見ると賛否両論の様子。 物議を醸すラストであることは疑いようもありません。 ＜※以下、軽微なネタバレ＞ …続きを読む

思わず該当する映画の名前を叫んでしまいそうになりますが、ぐっと堪えて。 ひとつひとつクオリティの高い短編を五つ詰め合わせたギフトセットのようなお話です。 あまり映画を見ないという方…続きを読む

現代日本の闇を垣間見た気がしました。 身近にある恐怖を、実に淡々と、究めて心に訴えかける表現で抉り取るように書かれています。 豊富な語彙と表現力は、主人公ひいては作者様の心理をより…続きを読む

山田！？　山田ナンデ！？ と叫びたくなること受け合いの短編。 全然忍ぶ気のない例のtwitter産ニンジャ＝ワークスをご存知の方は吹いてしまうでしょう。 駄目だ、我慢してたけど一回…続きを読む

病的なまでに嘘を嫌う少年。 その一種異様とも思える言動の裏には、想区の重大な秘密が隠されていた。 という感じのお話です。 伏線張りと回収をしっかりと行っており、物語として纏まった形…続きを読む

浦島太郎の想区を描いた、視点人物を一人称でくるくる交代していくスタイルの作品。 以前、私がPBWのライターをやっていた頃に、描写の均一性を確保するために編み出した手法と同じで、親近…続きを読む

お話としてよく纏まった作品です。 推敲がやや甘く、ところどころに誤字脱字が見られますが、文体そのものは読みやすいものでした。 後半のピンチが完全に自業自得というか因果応報という感じ…続きを読む

アンチレビュー、たとえこの設定のまま実装されたとして、作中ほど酷くはならない気もしますね。 アンチレビューも記録に残るでしょうし、他人の下げばかりしている人の意見は相対価値がさがっ…続きを読む

全編にわたり、詩的な表現がきらりと光る作品。 頭ではなく心で読む、風景というよりも情景を想起させる、そんなお話です。 完全に理解できるまで何度か読み返しましたが、ストーリーラインも…続きを読む

誰かが言った。 進化の対義語は退化でなく、停滞だと。 人類の倫理は技術に合わせて進化するのか、それとも停滞を選ぶのか。 読み物としては難解で複雑だが、そのぶん哲学に富んだ非常に考…続きを読む

よく推敲された無駄のないお話で、オリジナルの世界観とは思えないほどグリムノーツという題材に馴染んでいます。 埋もれるのはもったいない作品ですので、ぜひ皆さんも読んでみてください。 …続きを読む

めちゃめちゃ嫌な気持ちになるけど、なぜか最後まで読んでしまう系の短編です。 怖いもの見たさなのかしら。 語り口は軽妙で、非常に書き慣れた方なのだと思いました。 この後味の悪さ、好き…続きを読む

想像していたよりも270度くらいズレた展開に空いた口がふさがりません。
軽妙な語り口で楽しく読み切ることができました。
この兄と酒を酌み交わしたい。

非常に鮮やかな回収の短編。 短い中で提示された材料を、見事に回収して終わっています。 シチュエーション先行の現代にもマッチした題材ですね。 短編かくあるべし。 私も見習わせていただ…続きを読む

立体放送、私は知りませんでした。
調べてみたら1950年台の実験なのだとか。
つまりこれは、私がまだ産まれてさえいない時代の物語。
掌編ながら、心に余韻を残す素敵なお話です。

男に生まれた以上、誰もが一度はする妄想。 それが、学校にテロリスト襲来or学校にゾンビ発生。 私はゾンビ属性でしたが、テロリストとそんなに変わらないですね。 こんな感じの話を真面目…続きを読む

伝えたいことが溢れてくるような作品。 想いが強すぎて、やや過剰説明気味なところが目立ち、テンポの改善ができそうだなと感じました。 それと、原作の設定から飛躍した部分は二次創作でしか…続きを読む

物々しい哲学的お話から始まったと思ったら、五行で出落ちでした！
原典初出が1975年だから、版権的な問題がちょっと心配？

季節にちなんだいい具合の短編です。 私の経験では、～～代理とか、～～補佐とか、肩書きに不要な補助ワードがついている人はだいたい無能のイメージがあります。 フレッシュマンくん、頑張れ…続きを読む

独特の世界観でグリムノーツを切り取った作品。 グリムノーツの二次創作というよりは作者様の世界観にグリムノーツのキャラが迷い込んだ、くらいに考えた方がしっくりきます。 全編にわたって…続きを読む

あらすじのところにこの短編の良さがぎゅっと詰まっていますね。 リアリティという意味では、Noahインダストリーが製品を回収して、結果的に倒産したけれど、闇市場でアークが出回るという…続きを読む

読後に不思議な余韻が残る掌編。 癖のない文体と過不足のない描写で、するすると最後まで読み終えられます。 どこか前向きな終わり方にさえ思えるのは、なぜなんでしょうね。 若さの為せる業…続きを読む

強いられているんだ……っ！ はい、たぶん勢いだけで書いたんだと思いますが、たまにはこういうのを書くのも楽しそうだなと思いました。 頭を空っぽにしたいときに最適の短編です。 ごちゃご…続きを読む

ストーリーライン、文章表現は大きな破綻なく纏まっていたと思います。 若干、登場人物の気持ちについていけない場面が多かったことと、部分的にいわゆる神の視点になっていたため、そこが補足…続きを読む