★★ Very Good!! 忘れ形見? 大切なのは物に託した矜持。 時織拓未 実は...G67さんのレビューが最も気になりまして、まぁ私も初老の身なので。 老いると、新たな情報を仕入れるよりも、過去に仕入れた情報が脳味噌から消え去る後姿に必死で追い縋る感じですかね。 でも、良い作品だと思いました。 私も眼が悪いので、作中の親子の関係に親近感を覚えます。父親が息子に宣う矜持にも頷く処が有ります。 星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。 レビューいいね! 0 2017年7月10日 22:06
★★ Very Good!! 自分と世界を繋ぐもの 旭川豪雪 若い頃は心のどこかで「自分が世界の中心」みたいな感情を少なからず持っていて、知らない間にその世界から取り残されていく・・・ もしかしたら親父さんの眼鏡は、自分と世界を繋ぐものだったのかもしれない。 レビューいいね! 0 2017年7月2日 21:59
★★★ Excellent!!! すべてのメガネにささげる短編 山野ねこ メガネを臓器と捉えるセンス、素敵です。今までそんなふうに考えたことがなかったけれど、本当にメガネは臓器ですね。 レビューいいね! 0 2017年2月10日 04:19
★★ Very Good!! 受け継がれるもの さくらもみじ とある親子の関係を巧みに描いた傑作掌編。 短い文章の中に、確かなドラマが存在します。 レビューいいね! 0 2016年10月16日 11:44
★★★ Excellent!!! 最高の物を遺してくれた“親父”。 七柱雄一 言葉、そして眼鏡。 いずれも主人公にとって最高の宝物になったはずです。 レビューいいね! 0 2016年10月11日 02:29
★★ Very Good!! 短い中でもドラマがある おっぱな 2000文字行かないくらいだが、実に読み応えのある作品だった。 何か踏み出そう。踏み出そうと考えているが、何もキッカケがなくて足踏みしている人に是非とも読んで貰いたいものだ。 レビューいいね! 0 2016年9月14日 22:22
★★★ Excellent!!! 読んでいるうちに臓器が欲しくなったかもしれない 二石臼杵 すらすらと読めて、けれどもぐっとくる余韻を味わえました。 普段あまりものを言わない人が語る言葉には、凝縮された重みがあると思います。 眼鏡を通して、父親の思いという情報に触れる。 素敵な物語に出会えました。 レビューいいね! 0 2016年8月27日 22:31
★★★ Excellent!!! ただ死を待つだけじゃ、勿体ない。 和瀬きの 子供の頃の記憶はわりと覚えているもので、そんなこと覚えていたのかと驚くことも多い。 この作品の主人公は、親父と眼鏡。それが印象的な記憶。 後へ後へと繋がっていくような優しい物語は、考えさせるものがあります。 眼鏡だけでなく、そこから得られるものに着眼点を置いた素晴らしい作品です。 レビューいいね! 0 2016年8月21日 16:57