着想が良かった。表現次第でもっと鋭いインパクトも残せそうな一篇。
久保田弥代(やしろ)。2000年に、今は亡きソノラマ文庫で受賞デビューした野良プロ。オッサン。 レビューから来た方は ↓ こちらなんか読むといいかもしれま…
とある親子の関係を巧みに描いた傑作掌編。短い文章の中に、確かなドラマが存在します。
そう思わせられる作品でした。
すらすらと読めて、けれどもぐっとくる余韻を味わえました。普段あまりものを言わない人が語る言葉には、凝縮された重みがあると思います。眼鏡を通して、父親の思いという情報に触れる。素敵な物語に出会え…続きを読む
レビューとしてはちょっと的外れだとは思いますが、これが一番印象に残ってしまったのだから仕方がない。「不思議と、外しても歪んだままだった」
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