眼鏡として表現されていますが、読んでいて思うのは「誰もが臓器になる変わる必要なもの」を持っているんだなってことですね。スマホ、服、カバン、財布、筆記用具、車。どんなものでも、必ず必要な臓器なんですねえ。
2000文字行かないくらいだが、実に読み応えのある作品だった。何か踏み出そう。踏み出そうと考えているが、何もキッカケがなくて足踏みしている人に是非とも読んで貰いたいものだ。
レビューとしてはちょっと的外れだとは思いますが、これが一番印象に残ってしまったのだから仕方がない。「不思議と、外しても歪んだままだった」
眼鏡だけじゃないですよね。服もスマホも家も。全部人間を拡張する臓器みたいなもんだと思います。つまり人間は臓器に取り囲まれている……
ただ生きるのではなく、人として生きることを考えさせてくれる作品。
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