読後に不思議な余韻が残る掌編。癖のない文体と過不足のない描写で、するすると最後まで読み終えられます。どこか前向きな終わり方にさえ思えるのは、なぜなんでしょうね。若さの為せる業かな。
◆カク側としての自己紹介◆ 言葉遊びをしようとして言葉に遊ばれてばかりですが、どうぞよしなに。 『狐ノ嫁入リ』カクヨム放送局vol.5にて紹介(咆哮)して…
短編小説ですので、ストーリーをここで紹介はできませんが、良かったです。現実的です。短いお話で、2~3分で読めると思いますので、ぜひ読んでみてください。
当然のように淡々と流れる時間、だからこそ深くて切ない。フッと消えるような終わり方が、何だか響きました。
一度読み始めると目が離せない。何か大切なこと、見過ごしがちな、捉えがたい真実のようなものが書いてあるような気がする。それしても、彼女は答案に何を書いたのだろうか。
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