一度読み始めると目が離せない。何か大切なこと、見過ごしがちな、捉えがたい真実のようなものが書いてあるような気がする。それしても、彼女は答案に何を書いたのだろうか。
いつもは人知れずこつこつと書いているのですが、「少年エース」の原作小説に応募したくて啓蟄しました。 まぶしいです。なんだか死亡フラグを背負って飛んでいる蝉…
短編小説ですので、ストーリーをここで紹介はできませんが、良かったです。現実的です。短いお話で、2~3分で読めると思いますので、ぜひ読んでみてください。
読後に不思議な余韻が残る掌編。癖のない文体と過不足のない描写で、するすると最後まで読み終えられます。どこか前向きな終わり方にさえ思えるのは、なぜなんでしょうね。若さの為せる業かな。
当然のように淡々と流れる時間、だからこそ深くて切ない。フッと消えるような終わり方が、何だか響きました。
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