三の三倍は星を入れたい傑作長編

カクヨムでは長編の部類ですが、素晴らしい形で完結しており、確実に読む価値ありです!
ファンタジーであると同時に、SF(ソーシャルフィクション)に近い印象を強く受けました。
世界観、設定、キャラクターと三拍子揃ってよく練られており、会話、展開、伏線回収も見事。
特に世界観に関しての作り込みは相当なもので、登場人物同士の会話や一人称の地の文を鮮やかに彩っています。
これは掛け値なしに面白いので、是非多くの人に読んでもらいたいですね。

ほとんど言うことなしですが、ちょっと難しい漢字がちょくちょく出てくるため、それらにルビが振られたりすれば、さらにとっつきやすくなりそうです。
浅学な私ですが、ググってでも読み進めました!