部屋にオカマの霊がいます

作者 大澤めぐみ

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215人が評価しました

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★★ Very Good!!

私が思うに、『霊』とは『この世とあの世の中間に位置する魂』であり、現世の肉体を持たず、かといって三途の川を渡るわけでもない曖昧な存在である。
そして『オカマ』も同様に『男と女の中間に位置する性』だ。
故意か偶然か、キーとなる二つの単語同士に、そうした不思議な共通点があるのが面白い。

★★★ Excellent!!!

驚異的なテンポのよさで、三万文字など一瞬にして読み終えてしまいました。
『オカマ』『霊』という広告塔がただの記号としてではなく、しっかり活きた設定として描かれているところも高評価です。
登場した材料をしっかりと使い切っており、過不足のない構成のお手本とも言えるでしょう。
漫画原作化も納得の完成度でした。

★★★ Excellent!!!

洒落の効いた小見出しの通りに物語が進みます。が、結末は予測できないかも。
でも、そんな事はどうでも良いんです。テンポ良く会話なり独り言が続いて、軽妙な良い気分で読み進められます。
それにオカマのキャラが良くて、益々気分が良くなります。
この作者の「中年おじさんの作り方」もそうでしたけど、タ、タ、タ、タっとトッカータの様なリズム感で読者を引っ張っていく点は、乗せられた読者としても気分爽快です。

★★★ Excellent!!!

はじめはスッゴいタイトル(テーマ)だなって思いながら読んでいました。

オカマっていいな。作品のおわりかたも好きですし、不安になった時にふと「ショボくれたかおしちゃって」とかのセリフ一部始終を思い出します。笑えるけど、どこかあったかい作品。

こんなオカマなら一緒に住んでみたい()

★★★ Excellent!!!

おじさん、不覚にも泣いてしまいました。まるで本作のヒロインみたいに。このラストは想像すらしてなかったなあ。
物語は部屋に現れたオカマの幽霊との出会いから別れ〜そして!
現代っ子らしい若い女性の日常生活、彼氏の浮気とその浮気相手が親友の女性という設定だけ書き出すと「昼メロか!」な感じですが、終始どことなく爽やかでドロドロな鬱な雰囲気にはなりません。それはオカマの幽霊のおかげ。少しコミカルに、それでいて人生相談まで聞いてくれる幽霊がいい人過ぎ(^^)
テンポの良い文章と若者らしい語彙にメロメロになりながら最後まで一気に読んだあと、感動とともに瞳からは熱いものが流れます。
素敵なお話です。

★★★ Excellent!!!

霊モノって、どんなお話でもラストはだいたい決まってる。
いわんや、こんなに離れがたいオカマ……。私も慰めてほしい! と思ってしまう登場人物のよさ。最後まで読んで、いい意味で裏切られました。私の部屋にも出ないかなー! ここに出てくるようなオカマ!!

★★★ Excellent!!!

とてもいい出来の作品です。全体もそうですが一話ごともしっかりオチてる。
彼氏に浮気されたのをきっかけに、部屋でオカマの霊とビールで酒盛りを始めるお話しです。ガールズトークって苦手なのですが、相手がオカマだと思うと不思議と読めてしまう。それともさっぱりしたある種男勝りな主人公の気質がいいんでしょうか。ジェンダーって難しいですね。
笑いもあれば涙も感動もありと、見所盛りだくさんなので是非ともご一読を。

★★★ Excellent!!!

浮気はいけない。そういうことをしでかす男はフって良し、復讐して良し。
そんな道を突き進むヒロインを草葉の陰?から見守るオカマが、すごく優しい。優しくって、ビャービャー泣きたくなる。
なので、重ねて言います。デトックスしたい方、お読みなさいな。

★★★ Excellent!!!

爽やかさと温かさのある、素敵なお話です。

そうなんだ。オカマとは、まっすぐに自分を貫くブレない強さがある人なんだ。——そんな気持ちにさせてくれる素敵なオカマたちが、キラキラ輝いています。

登場人物のキャラクターや人間関係のリアリティも魅力的で、ラストはじわっと温かい。読んだ後、とても爽やかです。
素直に楽しめる、魅力に溢れた作品です。

★★★ Excellent!!!

読みおわって、そんなことを考えたりしてしまいました(笑)。
コメディなのかなー、と思いつつ読み始めてみました。もちろん面白さはてんこ盛りです。しかし同時に主人公の生き方に心惹かれたり、オカマ(霊だけど)の名言におお、と感動したり。主人公の親友ちゃんも、トラブルメーカーなのに憎めない、そういう子確かにいるよね、って感じです。
どんな人が読んでもかなり楽しめるお話だなあ、と思いました。

★★★ Excellent!!!

オカマの持つ、あの独特としか言いようのない魅力が詰まっている一作。
キャラクターの持つ魅力は元より、物語自体も筆者の卓越した描写力が遺憾なく発揮され、テンポも良く、最後まで間延びせず一気に読むことが出来る。

読後の爽快感がまた良いんだ^~

★★★ Excellent!!!

読了感が映画「Oh! Heavenly Dog」の結末の様なオカマ。

んで、撤退戦というのは厄介な物。拗れる前に継戦能力を削ぐ、というのが簡単に出来たら楽だけれどそうはいかないからこうなっているのであって。世の中そんなもん。

あと、ハーフヘルメットでは何も守れないからバイクに乗る時はもう少し守れる物を被ろう。実際大切。

★★★ Excellent!!!

すっきりとしてさわやかな読後感のある短編です。
今までの大澤さんの作品は畳みかけるような文章量と展開が多かったですが、今回は読みやすさや見易さを考慮したように思えます。
物語面では、オカマのキャラクターがコミカルで毒を吐きつつも主人公とちゃんと向き合って話をするところが面白いですね。
一度はこんな人と向き合って話をしてみたいと思わせる、そんな小説です。

★★★ Excellent!!!

エピローグまで読みました。
アッコという魅力的な幽霊と、それに負けない愉快なキャラクターたち。
そして、徐々に明らかになっていく様々な状況の描写で更新が楽しみな作品でした。
読み終わったあとの余韻も含めて爽やかな作品でした。
金縛りになってもいいからアッコに家に来て欲しい。

★★★ Excellent!!!

全話読了!

何がいいって会話がいい、独白の地の文がいい、というか大澤節とでもいったらいいかというポンポン調子よく重ねられる文がとても気持ちいい。

落着点も素晴らしく良かった、いわばモリスエ?だっけ?あの新体操の。
そんな感じ。

人生生きてりゃいろいろあるし、しんどいなあと思うこともあるけどこういう文章読むとなんだか雲散霧消するようなきがする。

いいお話でした。

Good!

 まず大前提として、レビューを書いているということは「面白かったなあ」ということだとご理解いただきたいんですが、この「面白さ」の伝え方が少々難しい。

 昨日一話目は読みましてね。

 印象には残ったんです。商品を提供している会社名を列挙していくと、こう、都会っぽい感じがするな~とか。まあオカマが(霊だけど)いいことを言うスタイルはいいなあ、とか。オチがまあ、結局それはそれであるんだ、とかですね。

 ただまあ、そういうところで、それじゃあ解散! って感じになって、まあなんていうかレビューって「人に勧める」ということらしいので(俺は自分の感想をただ書く欄だと思っていました)、そのへん書いちゃうとあれかなみたいなところもあって、まあとにかく、解散したわけです。

 したら続きが書かれると。ええッてなりますよそれは。

 あの話続きとかあんの? いやあっていいんだけど、全然すべての伏線が回収されました~完璧~という話じゃあないんだけど、まあ、あとは皆さんが、皆さんの人生に重ね合わせて考えてみてね、どうなったかはご想像にお任せしますよみたいな終わりというイメージだったんですよね。

 でも蛇足という訳じゃあ全然なくて、ちゃんと話が続いていく。へ~と思いますよね。
 ということで、この「へ~」という部分についてはやっぱり評価をしないといけないなとは思ってレビューを書いている次第です。こういうときの正攻法は「黙って★をつける」だと思うんですが、まあそこに面白みを感じるんだ、ということが分かると言うのもレビューの一つのあり方だと思いますので、「この形式の話で、二話目があった!」ということについての感動です、ということをお伝えしたく、書いています。

 だからまあとりあえず一話を読んでみてください。「これでどうやって二話やんだよ」と思うのではないかと想像しますが、ちゃんと、一話のサッパ… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

 ちょうど悲しい事があって、沈んでいる時に読んだのですが、気分がスッキリしました。サイダーみたいな感じの読み心地ですね。
 160530追記 2話も読みました。やっぱり爽快感がありますね。面白いです。なんかやっぱ炭酸系のアレを飲んでる気分ですね。
 160531追記 3話も読みました。2話時点で不穏でしたが、やっぱり伏線が回収されてきましたね…続きが読みたいです
 160601追記 最後まで読みました。良かったです