記憶を自由に消せる社会に生きる、高校生の話です。発想はすごく面白い、きっとこんな社会があればとかんがえてのことでしょう。ただ惜しいのはそれに続く物語が欲しかった、その後の展開こそが熱くなれると思います。次の話にも期待して、星三つ送らせて頂きます。
上手いですよね〜。凄く短い話なのでグタグタ書きませんが、センスが良い。ラブコメとしても、SFとしてもセンスが良い。少しSFセンスの方が優っているかな。オチも笑いのセンスに溢れています。短編にはMAX2つが信条なんですが、3つ付けました。
短編SFもの。記憶をデータのように扱う近未来。本人の意思で削除も保護もできるのだが、それにはある弊害が……。そうですね。考えてみればそういう結果になっても不思議ではないですね。削除してしまえば、その間の出来事は経験していないのと同義になってしまいますからね。そういう意味では消したい記憶を繰り返し再現しまうというパラドックスが生まれてしまうのも必然なのかもしれません。そしてそのアイデアをこの短い作品で表現した筆力に脱帽するばかりです!傑作短編SF! 面白かったです。ごちそうさまでした!
そうかそうか、記憶の消去にはそういう弊害があるのだな、と気づかされました。振られた記憶をデリートすれば、そりゃもう一回告白しますもんね(^-^; でも何度も何度も続ければ、多少なりとも何か変化が生じるのかな、と地味眼鏡君を応援したくなりました。さすがに付き合うってことはないだろうけど。 余計な描写は一切省いて、伝えたい物語をストレートに伝える技量が素晴らしいです。皆さまも是非、ご一読を(⌒∇⌒)
すっと読めてすっと腑に落ちるショートショート。むげんループってこわい。でも、実際こんな気分になるデジャビュを最近よく体感するようになっています。脳か! 脳が老化しているのか!
嫌な記憶を消し去れたら幸せだろうなぁ、と思ったのですが…結末を読んで、そうか、確かにそうなるか、と唸りました。短編なのでさくっと読めます。お勧めしたいです!
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