@kozuka_kakuyomu

高校生になった水谷薫は吹奏楽部に入部する。全員が同じ方向を向いているわけじゃない。同じところを目指しているわけでもない。それでもきっと、私たちは一つの音楽を奏でられる――！ 音楽…

400字詰め原稿用紙1枚分の小説を書いていく企画なぞ、n番煎じではございますが。 更新はまったりゆっくり。気が向いたときに上がります。 ルール ・400字詰め原稿用紙(20×2…

◎インスタントフィクションとは、自由な発想と気軽なノリで書かれた文章のことです。 気が向いたときに、自由に遊び感覚で書きます。 1話につき原稿用紙1、２枚ほど、約400〜800…

初投稿です。 ピース又吉さんのYoutubeチャンネルでの人気シリーズ、インスタントフィクションに感化されて書きました。 日本人の性質って面白いよなっていうところから発想して…

読み手に解釈を任せたインスタントなフィクションです。 ピース又吉さんのYouTubeにて紹介されたので、調子に乗ってここにもあげてみます。

あふぅ

400字～2000字でまとめた短編小説集

１話完結、好きなお話からどうぞ！　原稿用紙１枚、400文字以内で完結するショートショート集です。姉妹編140字ショートショートも連載中です。 【書籍　第２弾発売のお知らせ】 『…

庵原由比は思春期に入って幼馴染の二階堂讓に特別な感情を抱いていることに気が付く。しかし讓は大人の身勝手な都合で、かつての無邪気な子供のままでいることをやめねばならなかった。そして…

時は二十二世紀、人間の生殖機能を破壊するウイルスが蔓延し、近い将来の人類の滅亡は避けられないこととなった。そんな世界で、沙紀とみのりはふたり愛し合って暮らしている。遠い昔の音楽や…

『諜報員明智湖太郎』のこぼれ話集です。 基本的に軽いスナック感覚でつまめる日常の謎系の主にコメディタッチなお話です。 謎すらない時もあったらすみません。 おそ松さんの『こぼれ…

　僕は年齢＝彼女いない歴の25歳。 　恋愛がしたいと思い詰め、思い込みで行動してしまった。。 　間違ったやり方かもしれない。でも幸運にも、ある出会いがあったんだ！思ってたのとは…

青春短編小説

「最初の１体」は、2016年6月、 南米ブラジル北東部のアマゾン川流域都市・マナウスで見つかった。 死傷者527名――CNNのインタビューに応じた、顔面に重傷を負った生存者はこう…

朝、起きたら。ご主人が、居なくなっていた。 ベッドルーム、書斎、花壇のある庭、食卓の間。 そんな事件に、三毛猫探偵であるランポが挑む。 玄関の猫用の出口から飛び出して外の世界へ。…

二人は、出会う前から同じ空間を共にしていた。 高校入学という機会に恵まれ、同級生の誰もが期待と不安に胸を躍らせていた、春。 相手の中身を知ることに少しずつ喜びを覚えると同時に、同…

30歳を超えて恋人もいない主人公・ハルが旅行先の金沢で出会ったのは、小学校の時の初恋の人だった。

甲子園に行って優勝する。 それはかつての夢であり、同じ夢をもった親友と交わした約束だった。 そんな夢を追い続けた野球少年の高杉達也は、怪我による挫折でその夢も約束も手放す。 そし…

11/24日に開催される東京文学フリマにて出品させていただきます 「あいすくりぃむ」の試し読みページです。 閑野　芽玄は、つまらない大学生活を淡々と送っていた。しかし彼の日常は…

　夜だけが、その少女の世界の全てだった。 　その少女は、日が沈み空が紺碧に染まっていく頃に目を覚ます。孤独な少女はその箱庭で、草花や星月を愛で暮らしていた。歌い、祈りを捧げながら…

18歳、とある少女は失くした記憶を探すため音楽への道を志す。 集まった仲間は自分と同じ、何かを欠いた訳ありな人たちばかり。 少女を取り巻く彼らの過去と独白から始まり、物語は衝撃の…

2015年に書いたものです。森見登美彦の表層的オマージュ。

でも、あなたに本当の私を知って欲しいと切望している自分もいるのです。 私の醜く、汚い、異常な部分もすべてさらけ出します。 私は自分の闇と向き合うためにこれを書くのです。

「月が肥えていく間、このテラスで会いませんか？」 白く細い月が浮かんでいた夜、私と彼は出逢った。満月になるまでの間の期間限定のお茶会はおだやかに続いていたが、もうすぐ満月の日が…

強い女性が主人公の大人のラブストーリー。 アスリートとしての自分に限界を感じていた加代は、すべてを捨て去る覚悟で沖縄の地に立った。目指すは、伝説のダイバー、ジャック・マイヨールが…

　充実したキャンパスライフを送りこれからの人生の目的を探る。 　村石保にとってその探求は大学生なら誰しもが抱くような淡い種類のものとは一線を画していた。 　何故なら大学四年間を過…

雨の日の、引きこもり男の寂しさと静かな怒り。 ※2013年執筆

実の姉を恋い慕う弟、弟を愛する姉。常に手が届くからこその苦しみ、想いの行く末。

彼と関係するとはこういう事なのだ、と思いました。 愛している、とあの人は私に言いました。 ほんの微かにでも、彼の言葉に心をしめつけられた自分に苦笑いしました。 ※小説「告白」…

ゆあん様の自主企画『筆致は物語を超えるか』参加作品です。 秋田葉太はかつて「捨てるのがもったいない」が口癖の女性と交際していた。しかし彼女はある日突然彼の元を去ってしまった。 …

　大切だからこそ、彼とは幼なじみのままでいたかった。壊れない関係でいたかった。だけどもう、この街に彼が帰ってくることはない。 ※おまけの秋人視点追加しました。約4,000文字（…

　先天性の色盲を患った川口彩美《かわぐちあやみ》は、「師匠」との死別をきっかけに過去の出来事を思い出す。 小学校一年生のときに起きた、とある男子とのいさかい。「師匠」との出会い…

五万文字の完結作品です。文藝賞落選作です。 阿瀬さんが各種文学賞一次選考を通過できるよう、励ましのお便りを出そう。

大した話じゃないんですけどね、高校のころ、絵のうまい女子がいたんですよ。そいつに「モデルにならない？」って誘われたんですが、いま思えば、あのときの絵が僕のいまの姿を本当に表してい…

武蔵野の丘に、百尺を超える巨巌が在る。 巌には、一柱の土着の神が宿っていた。 或る晩秋の夜、一人の童女が巌に宿る神を訪れる……。 武蔵野の今むかし、そしてこれからの物語。 ◆…

主人公「僕」は留年大学生。結構な勢いでブンガクを憎んでいるが、片端から文学性の有無を判定する後輩の同学年スギモトに「あなたには文学性がある」と認定され、しぶしぶ小説に触れる事に。…

彼女を失った悲しみを乗り越えようとするぼく。止まらない性欲に恐怖を感じるわたし。嬉しいことがあれば悲しいこともある。あなたがちょっとでも前進できますように。

「第6回カクヨムWeb小説コンテスト」中間選考通過！ありがとうございます！ 黒船来航後の江戸。試衛館道場の師範代を務めるのは、道場主近藤周助の一人娘・さくら。 義弟の近藤勇と…

いつものブレンドで、と頼めば、いや頼まなくても、いつもの席に座ればいつものコーヒーが出てくる。 喫茶店にあった紙と、喫茶店になかったペンがきっかけとなり、男は店のために一肌脱ぐ…

「これほど惨めな想いはありません」 一人の女性が独白する可憐な恋とその破滅。 彼女は何を夢見て、何が彼女の希望を挫いたのか———

自分に想いを向けられないことが辛いから。好きと言われなくなる日が怖いから。恋に臆病な〈恋愛クラッシャー〉たちが好きになる怖さを乗り越えていくまでの話。

クリスマス気分に浮かれるロンドンで、私は高校生の頃に付き合っていた人と再会した。ビールとサングリアで乾杯してぽつぽつと近況を話すうちに、当時の想い出がゆっくりと染み出してくる——…

　西側を天よりも高い壁――『果ての壁』に覆われた町・メイリベル。この町に住む少年ノルドは、幼い頃、『壁』を登って向こう側を見ようと試みたが、あえなく落下してしまう。その時、彼の命…

恋愛をテーマにした短編集。 好きになったり嫌いになったり、どっちつかずの曖昧な感情。 勢いで書いた短編を強引に続けてみました。 拙い内容が徐々に良くなっていっていると信じたい。…

大学進学してから20年ぶりに地元である京都に戻ってきた高橋誠。高校生のころに通った坂・老ノ坂を歩いていると、幼馴染だった佐藤愛と遭遇する。桜の咲き誇る老ノ坂で、二人は卒業式の夜に…

ニューヨークで探偵業を営む池田戦の元に一人の女性が舞い込んだ。 彼女は昨晩起きた殺人事件の犯人を暴いてくれと依頼する。 一見して単純な事件であるように思えたそれは、奇妙な状況、奇…

あの世界中で有名な童話、「人魚姫」には続きがあった。 記憶を失った　≪少女≫の運命を変える、ある≪少年≫との出会い。 そして、少女に託された≪使命≫、それは。 現代の日本を舞…

――或る男の重たい心の話―― 熱情は砂漠に似ている。 恵みの雫は瞬く間に熱砂に吸い込まれて、まるで夢幻のようだ。 乾いた空を見上げて雨を乞う、さながら彼は仙人掌の…

　三千年に一度咲くという西王母の桃の花が誰のものになるかは知りませんが、わたしが忘れられないのは去年の山百合の匂いです。 （あなたが他の男に何と呼ばれたとしてもわたしにとっては小…