概要
捨てるなんて、もったいないじゃない。
ゆあん様の自主企画『筆致は物語を超えるか』参加作品です。
秋田葉太はかつて「捨てるのがもったいない」が口癖の女性と交際していた。しかし彼女はある日突然彼の元を去ってしまった。
その後、全く逆のタイプである女性と付き合うもやはり前の彼女が忘れられず、些細なケンカをきっかけに破局してしまう。
それから数年後、33歳になった秋田は中学一年生のクラス担任となり、忘れられないかつての恋人に似た生徒と出会うのだった。
※要項は何度も確認したつもりですが、もし逸れている部分がありましたら、ご指摘ください。
秋田葉太はかつて「捨てるのがもったいない」が口癖の女性と交際していた。しかし彼女はある日突然彼の元を去ってしまった。
その後、全く逆のタイプである女性と付き合うもやはり前の彼女が忘れられず、些細なケンカをきっかけに破局してしまう。
それから数年後、33歳になった秋田は中学一年生のクラス担任となり、忘れられないかつての恋人に似た生徒と出会うのだった。
※要項は何度も確認したつもりですが、もし逸れている部分がありましたら、ご指摘ください。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!葉桜の君であり、紫陽花の君。しっとりとした雰囲気の謎めいた物語です。
かつて貪るように身体を求め、溺れるようにつきあった女性、紫陽。
だが、「わたしがいたらあなたは教師になれないから」と主人公・葉太を捨てて去っていった人。
そんな彼女の口癖は、「捨てるなんて、もったいない」だった――。
時は流れ、念願の教師になった葉太は、ある年、忘れえぬ人、紫陽にそっくりな女生徒・桜子を受け持つことになる。
桜子と紫陽の関係は……。
桜子は本当に紫陽の娘なのだろうか……。
読み進めるたびに、紫陽さんの印象が変わっていき、ぐいぐいと物語に引き込まれます。
しっとりと謎めいた物語をどうぞお楽しみください。 - ★★★ Excellent!!!明かされない真実 心地良い思考の海へと沈んでゆく🐢
読書の醍醐味のひとつに、考える楽しみがあると思います。
必ずしも、その内容に関係があるとは限らず、たとえば紫陽花の記述から、
『高知市の春野町に、【あじさい街道】ってあるな』
と考えたり、舞美さんの名前から、
『体育祭のフォークダンス』
に想いを馳せたりだとか(『舞美』→『マイムマイム』の連想)
私の場合は顕著だけれど、誰しもこういった経験はありますよね?
さて、本作はある謎があって、真実がなんであるかが明かされません。
私の考えは以下の通り。
🌱葉太先生の『元恋人』と『桜子ちゃん』には、親子関係がある
🍀『桜子ちゃん』と『葉太先生』には親子関係はない
元恋人さんと桜子ちゃ…続きを読む