告白

作者 神原 遊

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★★★ Excellent!!!

 独白体の小説は、語り手の心理描写に重点が置かれやすいため、風景描写が乏しくなりやすいものですが、この小説では、これらの要素を主人公の趣向や心理に絡めて展開させることにより、心理と風景の描写を上手く融合させ、登場人物たちの性格や場の雰囲気の表現も同時に仕上げてある印象です。

 これによって風景描写と心理描写がぶつ切りになる状況を防ぐ効果をあげており、違和感なく読者を物語に誘導させることに成功しているように思います。


 人間には、誰にでも情けなさや気持ち悪さというものがあると思います。
 それを醸し出している当の本人が、それを自分では格好いい部分なのだと思っていたとしても、他人からみたら真逆であることもあるし、その逆もあると思うのです。

 それはその性別の違いによっても異なる色をみせます。
 また異性でなくては、受け容れられないこともあるのかもしれません。

 人間は自分や他人の情けなさや気持ち悪さを受け容れられるのかによって
そのひとの性質が判る部分があると思うのです。

 そしてそれを受け容れたときに、人間は自分の立場を確立するのではないかと思います。

 ただその際は、通常の倫理観というものがまるで役に立たなくなる可能性は否めないのだと思うのです。

 作者様はあらすじにおいて、自分の闇と向き合うためこれを書くのです――と宣言されておりますが、この辺りをどう捉えており、どう展開していくのかを見守りながら、個人的に読み進めている最中です。

★★ Very Good!!

思いがけず、面白く、男女の考え方の違いに驚く。

営業の男だから、まあこんな感じは普通。グルメ好きな女性は、営業に向いてる。人見知りとのことだが、本音、建前が上手に使い分け出来ていて、真面目、堅実、頑張り屋さん、容姿は良いが、大人しくて信頼できそうで、営業先とうまくやっていけそう。

時折、ドス黒い感情が来ても、思わぬ事が起きてしまったトラウマのせいなので、相手に変な期待を持たせないかわし方を学んで正社員になり、ハッピーエンドを迎えて欲しい。もっとしたたかな人かと思ったら、案外そうでないところ、部長が恋を楽しんでいるのが良かった。最後どうなるのか。

すごく上手で引き込まれた。


〜続き

更新続いてます。落とし甲斐あるのが良いです。
続きが気になります。これで落ちたらやっぱりな〜と思います。
予想を裏切る展開を待ってます!

おじさんは蹴って、親友とレズ疑惑!?とか。


正直、最初、苦手だった主人公の堅物なまでの気真面目さがこの物語のキーな気がしてきた。真面目な子ほど、不倫に注意!その理由がよくわかる。気をつけて欲しい。続きが気になって仕方ない。女性心理の勉強になる。