★★ Very Good!!
途中まで疾走感、すごく良かったんだけど、ギリ惜しい! 岬
途中までずーーっと笑ってたんだけど、笑い過ぎて、パターンが読めてきて、疲れてしまった。大阪弁ロコ?というくらいに面白く読めた。自然な大阪弁がとても良かった。
でも、文藝賞と大阪弁の相性はどうなんですかね。俺が知ってる頃くらいまでの文藝賞のカラーとは全く違う気がする。俺の知ってる文藝賞はどっちかと言えばオシャレ系の時代。(日本にいなかったので知らない。すいません。今チェックしたら、東北弁とか、あとエロ系?というか、現代社会を題材にしたもの、案外多いですね。インストールくらいは読んでました。)
これは、とメモしたかったくだりは「コミュニケーション」について。不器用で暴力的なわがままをセックスで癒すパターンのくだりなど。人間観察眼に「なるほど」と2ヶ所ほど舌を巻きましたね。
もう少し短くストーカー女性が漫画家になった、隼人が映画に出て人気が出たあたりで終わっていれば、と思います。
最後の方そわそわしてきて、10超えたぐらいには、いつ終わるのか、思わずチェックしてしまった。
あと、ちょっと行間が詰まってる気がしました。最初はそれが、漫才みたいで面白かったものの、徐々に息切れしてしまった。離婚の原因はあまり共感できない。50の早期退職で喧嘩離婚。お母さんは専業主婦?
案外とまともな理由で、もっとぶっ飛ぶ理由かと期待した分、期待外れ。
子どもも大学生になったら、もうそろそろ手…
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