あひみての

作者 玉鬘 えな

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84人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

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 恋い焦がれる思春期男子の言葉にならない情熱を代弁しているような作品。

 今やオッサンの私にはとても捻り出せない膨大な熱量をもった、恋しい彼女へ吐き出したくて狂おしい気持ちが、作者さんの素晴らしい筆力でこれでもかというほど読者に叩きつけられます。

 読者には、息吹くんの怖いくらいの情念を浴びていただきたい。


★★★ Excellent!!!

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もうこんなレビューすっ飛ばして、とにかく読んでください。

凄いです。
卓越した心理描写に、感嘆のため息。

狂気にも似た異様なまでの執着を描きながらも、後味の悪さを感じさせない筆運びは、もう圧巻の一言です。

素晴らしいです。
星三つじゃ全然足りない!

★★★ Excellent!!!

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素晴らしく高尚な表現。なのにすんなり優しく読み進めることが出来る感情描写。
これが深く胸に刺さるのです。感情がシンクロするのです。
是非とも皆様に、お手に取っていただきたい名作です。

さて一体、この渇きをどう表現したものか。そう思いながらタグを拝見させていただき、噴き出すとともに心底納得。
ああ、男性のヤンデレだ!! うむう、見事な表現に脱帽です。

そして、女性の適度な「正常(w)」さが、この狂おしさを際立たせていますね。本当に素晴らしい作品と、感動しきりです。

そんな彼女の気持ちを、私なりの解釈で。

相みえし 後の余韻に抱かれても さらの後こそ 背の先に見ゆ

★★★ Excellent!!!

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部活に忙しくなった彼女。逢える時間が少なくなるために、彼は心にもない言葉を口にしてしまう。
高校生カップルの恋のお話です。でも「ぼくはきみが大好きなんだ!」というレベルを遥かに凌駕した、男子高校生の心の内がとんでもなく熱く描かれています。
百人一首と読み比べてみれば、なるほどと納得です。
ふれれば火傷しそうな言葉で紡がれた、本物の恋のお話です。

★★★ Excellent!!!

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彼女への独占欲が強すぎる主人公の、焦がれる想いと満たせぬ苦しみをモノローグで綴った作品。

次々と繰り出される比喩の数々は、狂気すら感じるほど。
叙情的な筆致ながら、この時期特有の「周りの見えていない、2人だけの世界」を味わおうとする主人公にリアリティーを感じます。

恋は盲目、とはよく言ったもので。ぜひ盲目な彼と、彼女のいなし方をお楽しみ下さい。

★★★ Excellent!!!

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激しい恋情を砂漠に喩えて心中を語らせる手腕がお見事でした。可愛く無邪気な彼女のおねだりと対比させることでさらに浮き上がる暗く重い想い。ふと、谷川俊太郎氏の「嫉妬」という詩を思い出しました。

★★★ Excellent!!!

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すごい。手を替え品を替え重ねてくる愛の言葉が圧巻。百人一首のこの歌は覚えていましたが、それをこういう形でストーリーに持ってきたかという感じでした。
焦がれて焦がれてそのことばかり考えるという描写が、強烈なインパクトでした。こんな恋ができる人でありたいものです。

★★★ Excellent!!!

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彼女に恋をし、狂い、求める1人の少年が語る物語。

理解しがたい、でもどこかで親近感のわく比喩と心に、きっと誰もが魅了されるはず。

想いがぎゅっと濃縮された短編小説です。この作品に出逢えてよかったと思います。

★★★ Excellent!!!

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 恋人である彼女を想う彼の気持ちが、苦しいほどに伝わってきます。
 タグに「ヤンデレ」とあるのですが、彼の気持ちを余すことなく綴った美しい文章を読むと、これはただのヤンデレではない! もっと崇高なものだ! と思えてきます。
 きっと誰の中にもある嫉妬と独占欲を、醜いほどに魅せてくれる彼は、いっそ清々しいです。
 ここまで誰かを好きになれたら、それは幸せなことなのかもしれません。

 彼の想い、聞いてあげてくれませんか?

★★★ Excellent!!!

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 短歌、百人一首。子供のころカルタ遊びで覚えたものですが、機械的に暗記するよりも情景や意味まで洞察すると、より深い理解が得られます。

 この話、本編は部活動に打ち込む女子と、彼女に恋い焦がれる男子のやり取り。
 青春の一ページを描いたものながら、文体と表現で熱く切ない気持ちが伝わってきます。
 恋の歌を下敷きにした文学的短編を、ぜひどうぞ。

★★ Very Good!!

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時に熱すぎる彼女への想い、でも彼女を想っていることに変わりはない。そんな本当は純粋な主人公にドキドキしました。
そして何より文章がきれい、つい読み入ってしまいました。
オススメです。

★★★ Excellent!!!

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昔はものを思わざりけり。

物思いという言葉が「恋」を意味する以上、男女の間柄を指すことは解釈として間違いないのだが、我々が自身の人生を振り返る時、恋を抜きにしても「昔は何を考えていたのだろうか」と思い返すことがあります。

前は今と比べて何も考えていなかった、気楽だったと言う人もいるだろうし、逆に今は以前ほど物事を真剣に考えなくなってしまった、と寂しく感じる人もいるはず。

学生同士の会話にしては地の文、会話共に重厚な、ともすれば違和感も感じる構成。だが人は大人になった時に気が付くのです。難しい言葉を使いたかった、早く大人になりたかった時期が自分にもあったことを。

★★★ Excellent!!!

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文章が素晴らしく官能的で、この世界にずっと浸っていたいような感覚にさせられます。
恋人への渇望や執着を卓越した表現力で余すところなく描写している本作は、文芸というものの有難みを教えてくれます。
文体と内容が見事にマッチした作品です。

★★★ Excellent!!!

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タイトルで惹かれて、冒頭で根こそぎ持って行かれた。
最初から、圧倒的に魅力的なはじまりだ。

少し大人びた高校生の恋人同士。
彼女のことを愛し過ぎて、嫉妬はする、束縛しようとする。
そんな男を上手に操縦する彼女のかわいさ全開。

もうこの男は、いっそ恋と言う名の思想家にでもならないと
灼熱の砂漠から抜け出せないのかもしれない。

ここまで人をすきになれたなら、もう後悔などできぬ程に。

★★★ Excellent!!!

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ものすごく好き、を乾いているというように変えた表現がすごく当てはまると思いました。
相手を大事に、大切に思う気持ちと、自分の行き場のない欲望の葛藤がよく表されていて、すごくジリジリとした思いを感じ取れました。

このまま自制が効けばいいのですが、これで自制が効かなくなったら怖いですね。
でもそんな恋愛も、ありなのかもしれません。

★★ Very Good!!

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作者様の表現力に圧倒される作品です。主人公の煮え立つように激しい熱情が女性的でかつ丁寧に描かれています。
まだ大人にはなりきれない主人公のこれからが気になる作品でもあります。

★★★ Excellent!!!

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『恋』というよりも『恋情』というほうがしっくりくる気がしました。
意味としてはどちらも同じだけど息吹先輩のはそんな可愛いものじゃなくて、もっと熱くて、激しくて、乾いてて。
そのジリジリと焦がされる乾きや熱さや執着がそれはもう重いのに、豊富な語彙力と表現力で流れるように引き込まれ、飲み込まれる。
読了後には自然と『ほぉっ』と感嘆の吐息が漏れる。そんなお話でした。

★★★ Excellent!!!

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求め、得られれば潤い、しかし人の欲求はさらなる潤いを求めてしまう。恋慕すればする程に渇きが尽きる事の無い想いの強さというものが実に写実性を持って描かれた作品ですね。
私が読んでいて驚かされたのはなんと言っても強い想いの表現技法。
まるで村上春樹さんのような詩的で力強い表現が使われていて、人物の心がそれほどまでに想い人に執着しているのか……と痛い程に伝わって来ます。
今作は短編ではありますが、長編としても読んでみたいですね。

★★★ Excellent!!!

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一人の少女を愛するあまり、次第に病質的な思想をも抱きつつある男の物語。
圧倒的な表現でその想いを語られるうちに、まるで自分が息吹先輩になってしまっているのではないかと錯覚するほど。
この恋の果てに待ち受けるのは、お芝居のようなハッピーエンドか。
あるいは――

★★★ Excellent!!!

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満たされ続けるよりも、求め続けられるから、ある意味幸せなのかもしれません。


で、この先輩って、作者さまの別作品で少ししか登場してないのに、やたらインパクトのあったあのヤンデレ先輩じゃ……、と思って思わずそちらも読み返してしまいました。ある程度、満たされつつ満たされないのがちょうどいいお方なのだと納得。
タグにもヤンデレってありましたしね。

絶対に、幸せになるんだぞ、りあ獣!

Good!

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こんな風に感じ、こんな風に求められてたら……♥
身近に居る男性に意識しておかしくなってしまいます。
明日から関わる度、意味不明の赤面(笑)

『付き合って下さい』
『はい』
の瞬間から、男性はこんな感じになってくんのかぁ……。
……甘くみてました(笑)
小説も現実の恋愛ももっと勉強せねばですー。

★★ Very Good!!

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読み終わった後、タグにある「ヤンデレ」という言葉が腑に落ちました!
そうか、これが俗に言う「ヤンデレ」というものなのか……!

ただ、これはあくまで内に秘めた想い。(一部、秘め切れていないけれど……!)
誰しもそれを言葉にしないだけで、焦燥にかられているものなのかもしれません。

人によっては……恋の進捗によっては、贅沢な悩みかもしれませんが、それは恋を叶えた者がだけが思い悩む事ができる……まさに、贅沢な悩みなのだと思います!

そして、本作の「先輩」が悩むことができるるのも、「後輩」の包容力があってこそ……そんな印象を受けました!

うん、お似合いのカップルだ!

★★★ Excellent!!!

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濃く深い自分の感情に食い殺されつつある主人公の葛藤がジリジリ伝わってきました……。
愛はほんわか甘いだけではなくて、胃を焼くような怖い面もありますね。
主人公の想いの深さを、恋人は気付いているのかいないのか……その不安定さがまた、恋愛という感じです!

★★★ Excellent!!!

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人を好きになって、もっと求めたいという感情はとても強いものですが、この主人公はどっぷりとハマって渇望していく感じが強い熱量で表現されていました。

相手を求めて、なお満たされないその気持ちが砂漠の様に乾いている感じに見えました。
果たして、この後に何が待つと言うのか……

★★★ Excellent!!!

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他の方のレビューでもおっしゃっていたと思いますが、とにかく文面から熱が吹き出しています。それこそ、ぼくはスマホで読んでますけど、熱くてスマホを落としそうになる、そんな感覚です。
心理描写が胸に叩きつけてくるんです、熱をね。誰かを好きになる、危ういくらいの心理がぐいぐい先を読ませるのは、本当に素晴らしかったです。
登場人物の若さゆえなのか、この熱は、この熱量は圧倒的。ここまで好きになりたいかなと思いつつ、憎しみに変わったときの熱量も凄そうで。
とにかく、この熱量、体感していただきたいです

★★ Very Good!!

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独特で濃厚な描写に引っ張られるようにして、一気に読みました。

狂わしさにゾクゾクと恐怖のようなものを覚える一方で、彼の想いが痛いほどまっすぐに伝わってきます。

もどかしく、大人な恋愛ものを読みたい方におすすめです。

★★★ Excellent!!!

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作者の玉鬘さんの圧倒的な表現力と言葉の美しさは、とてもではありませんが文字にして説明できません。
とにかく、その言葉の海に溺れてみてほしい。
百人一首をテーマにした作品は、過去と現在を絶妙にクロスオーバーさせ、わかりやすい現代劇としながらも、その歌に秘められた重く苦しい恋煩いを見事に描き出しています。

百人一首をしらなくても十分に楽しめる作品です

★★★ Excellent!!!

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短いのにスマホの画面から主人公の恋心や情欲が伝わってくるような読みごたえのある短編。恋って、甘くてふわふわしているだけじゃない。例え両思いでも、苦しくて切ない。そんな乾きを見事に描いています。魂のこもった良い小説を読ませていただきました!

★★★ Excellent!!!

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恋はいつだって壮大なものだろう。

この話の男の子は恋に心が吸い込まれ過ぎて乾き過ぎて、『もう恋がこいつなんじゃないかな?』って読み手の私が思う位には、全身みっちりと慕情と渇望に浸されております。
ニヤニヤ( ̄∀ ̄)

可愛い彼女の一挙手一投足に焦っちゃってますねぇ、心乱されちゃってますねぇ。良いですよ、私は好きですよそういう健気な少年(注・当レビュアーは男です、普通に女性が好きです)。

木陰から優雅に見守ってたくなるような、若さしっとりな恋い焦がれ模様でした。

★★★ Excellent!!!

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男の子の切ない恋煩いの様子が、とても甘酸っぱくて良かったです! 魅力的な彼女から与えられる太陽の光や、恵みの雨をいくら浴びても満足できず、膨れ上がる気持ちのままに恋い焦がれ、求めてしまう様子は、世のか中の男の子なら皆誰しもが経験したのではないでしょうか? 扇情的な描写もとても良かったです。

ほんと、今の恋煩いに比べたら、昔の思いなんてどうということはありませんよね。

昔の人は上手い歌をうたうものだ!

★★★ Excellent!!!

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冒頭からすぐに引き込まれました。
作者様の文章力、表現力には力と魅力があり、短いストーリーなのに太く重い。ずっしりぎっしり詰まっていました。それなのにさらさら読めてしまう。中毒性があります。
激しくも、切なく甘い描写には目を見張りました。オススメの作品です。


また、本作の主人公とヒロインは作者様の別作品に登場する人物なので、個人的には嬉しく、また楽しませてもらいました。
妖怪たちは彼らにとんでもないことをしでかしたものだ……