あひみての

作者 玉鬘 えな

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70人が評価しました

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★★★ Excellent!!!

――

一人の少年の怒涛のような愛情表現の嵐に、
読者の心が奪われることは必至です。
誰かを本気で愛するということは、
これほどまでに人を偏執的にさせるのかと、
気づかされました。
作者としても、色々とこのスタイルには学びがありました。
表現を学びたい方にもオススメです。

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

激しい恋情を砂漠に喩えて心中を語らせる手腕がお見事でした。可愛く無邪気な彼女のおねだりと対比させることでさらに浮き上がる暗く重い想い。ふと、谷川俊太郎氏の「嫉妬」という詩を思い出しました。

★★★ Excellent!!!

――

すごい。手を替え品を替え重ねてくる愛の言葉が圧巻。百人一首のこの歌は覚えていましたが、それをこういう形でストーリーに持ってきたかという感じでした。
焦がれて焦がれてそのことばかり考えるという描写が、強烈なインパクトでした。こんな恋ができる人でありたいものです。

★★★ Excellent!!!

――

彼女に恋をし、狂い、求める1人の少年が語る物語。

理解しがたい、でもどこかで親近感のわく比喩と心に、きっと誰もが魅了されるはず。

想いがぎゅっと濃縮された短編小説です。この作品に出逢えてよかったと思います。

★★★ Excellent!!!

――

 恋人である彼女を想う彼の気持ちが、苦しいほどに伝わってきます。
 タグに「ヤンデレ」とあるのですが、彼の気持ちを余すことなく綴った美しい文章を読むと、これはただのヤンデレではない! もっと崇高なものだ! と思えてきます。
 きっと誰の中にもある嫉妬と独占欲を、醜いほどに魅せてくれる彼は、いっそ清々しいです。
 ここまで誰かを好きになれたら、それは幸せなことなのかもしれません。

 彼の想い、聞いてあげてくれませんか?

★★★ Excellent!!!

――

 短歌、百人一首。子供のころカルタ遊びで覚えたものですが、機械的に暗記するよりも情景や意味まで洞察すると、より深い理解が得られます。

 この話、本編は部活動に打ち込む女子と、彼女に恋い焦がれる男子のやり取り。
 青春の一ページを描いたものながら、文体と表現で熱く切ない気持ちが伝わってきます。
 恋の歌を下敷きにした文学的短編を、ぜひどうぞ。

さんがに★で称えました

★★ Very Good!!

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時に熱すぎる彼女への想い、でも彼女を想っていることに変わりはない。そんな本当は純粋な主人公にドキドキしました。
そして何より文章がきれい、つい読み入ってしまいました。
オススメです。

★★★ Excellent!!!

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昔はものを思わざりけり。

物思いという言葉が「恋」を意味する以上、男女の間柄を指すことは解釈として間違いないのだが、我々が自身の人生を振り返る時、恋を抜きにしても「昔は何を考えていたのだろうか」と思い返すことがあります。

前は今と比べて何も考えていなかった、気楽だったと言う人もいるだろうし、逆に今は以前ほど物事を真剣に考えなくなってしまった、と寂しく感じる人もいるはず。

学生同士の会話にしては地の文、会話共に重厚な、ともすれば違和感も感じる構成。だが人は大人になった時に気が付くのです。難しい言葉を使いたかった、早く大人になりたかった時期が自分にもあったことを。

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

文章が素晴らしく官能的で、この世界にずっと浸っていたいような感覚にさせられます。
恋人への渇望や執着を卓越した表現力で余すところなく描写している本作は、文芸というものの有難みを教えてくれます。
文体と内容が見事にマッチした作品です。

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

タイトルで惹かれて、冒頭で根こそぎ持って行かれた。
最初から、圧倒的に魅力的なはじまりだ。

少し大人びた高校生の恋人同士。
彼女のことを愛し過ぎて、嫉妬はする、束縛しようとする。
そんな男を上手に操縦する彼女のかわいさ全開。

もうこの男は、いっそ恋と言う名の思想家にでもならないと
灼熱の砂漠から抜け出せないのかもしれない。

ここまで人をすきになれたなら、もう後悔などできぬ程に。

★★★ Excellent!!!

――

ものすごく好き、を乾いているというように変えた表現がすごく当てはまると思いました。
相手を大事に、大切に思う気持ちと、自分の行き場のない欲望の葛藤がよく表されていて、すごくジリジリとした思いを感じ取れました。

このまま自制が効けばいいのですが、これで自制が効かなくなったら怖いですね。
でもそんな恋愛も、ありなのかもしれません。

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★ Very Good!!

――

作者様の表現力に圧倒される作品です。主人公の煮え立つように激しい熱情が女性的でかつ丁寧に描かれています。
まだ大人にはなりきれない主人公のこれからが気になる作品でもあります。

★★★ Excellent!!!

――

『恋』というよりも『恋情』というほうがしっくりくる気がしました。
意味としてはどちらも同じだけど息吹先輩のはそんな可愛いものじゃなくて、もっと熱くて、激しくて、乾いてて。
そのジリジリと焦がされる乾きや熱さや執着がそれはもう重いのに、豊富な語彙力と表現力で流れるように引き込まれ、飲み込まれる。
読了後には自然と『ほぉっ』と感嘆の吐息が漏れる。そんなお話でした。

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

求め、得られれば潤い、しかし人の欲求はさらなる潤いを求めてしまう。恋慕すればする程に渇きが尽きる事の無い想いの強さというものが実に写実性を持って描かれた作品ですね。
私が読んでいて驚かされたのはなんと言っても強い想いの表現技法。
まるで村上春樹さんのような詩的で力強い表現が使われていて、人物の心がそれほどまでに想い人に執着しているのか……と痛い程に伝わって来ます。
今作は短編ではありますが、長編としても読んでみたいですね。

★★★ Excellent!!!

――

一人の少女を愛するあまり、次第に病質的な思想をも抱きつつある男の物語。
圧倒的な表現でその想いを語られるうちに、まるで自分が息吹先輩になってしまっているのではないかと錯覚するほど。
この恋の果てに待ち受けるのは、お芝居のようなハッピーエンドか。
あるいは――

★★★ Excellent!!!

――

満たされ続けるよりも、求め続けられるから、ある意味幸せなのかもしれません。


で、この先輩って、作者さまの別作品で少ししか登場してないのに、やたらインパクトのあったあのヤンデレ先輩じゃ……、と思って思わずそちらも読み返してしまいました。ある程度、満たされつつ満たされないのがちょうどいいお方なのだと納得。
タグにもヤンデレってありましたしね。

絶対に、幸せになるんだぞ、りあ獣!

さんがに★で称えました

Good!

――

こんな風に感じ、こんな風に求められてたら……♥
身近に居る男性に意識しておかしくなってしまいます。
明日から関わる度、意味不明の赤面(笑)

『付き合って下さい』
『はい』
の瞬間から、男性はこんな感じになってくんのかぁ……。
……甘くみてました(笑)
小説も現実の恋愛ももっと勉強せねばですー。

★★ Very Good!!

――

読み終わった後、タグにある「ヤンデレ」という言葉が腑に落ちました!
そうか、これが俗に言う「ヤンデレ」というものなのか……!

ただ、これはあくまで内に秘めた想い。(一部、秘め切れていないけれど……!)
誰しもそれを言葉にしないだけで、焦燥にかられているものなのかもしれません。

人によっては……恋の進捗によっては、贅沢な悩みかもしれませんが、それは恋を叶えた者がだけが思い悩む事ができる……まさに、贅沢な悩みなのだと思います!

そして、本作の「先輩」が悩むことができるるのも、「後輩」の包容力があってこそ……そんな印象を受けました!

うん、お似合いのカップルだ!

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

濃く深い自分の感情に食い殺されつつある主人公の葛藤がジリジリ伝わってきました……。
愛はほんわか甘いだけではなくて、胃を焼くような怖い面もありますね。
主人公の想いの深さを、恋人は気付いているのかいないのか……その不安定さがまた、恋愛という感じです!