彼の感情が伝わって来る数々の文章は心にも来ますね。面白かったです。
いろいろ書きます。 たとえば 百合だろうがBLだろうがNLだろうが 殺人だろうがなんだろうが
誰だって愛する相手はあの手この手で褒め称えたい。ましてその相手が己を好んでくれているならなおさら。言葉が多すぎて、でも巧みに操れずに大渋滞してしまう少年の心の逸る心まで見えてくる作品です。
詩のように美しい文体に脱帽です。物語の隅々まで神経が行き渡っていて、作者様の小説に対する真摯な姿勢を感じ取ることができました。思春期の恋心の、その身を焦がすほどに燃え上がる様。それを余すところ…続きを読む
男性目線で語られる、一つの恋。満たされているはずなのに。満たされれば満たされるほど、彼の渇きは強くなる。彼女のすべてを、自分のものにしてしまいたくなる。そんな、彼の葛藤。恋とは。決して…続きを読む
独特で濃厚な描写に引っ張られるようにして、一気に読みました。狂わしさにゾクゾクと恐怖のようなものを覚える一方で、彼の想いが痛いほどまっすぐに伝わってきます。もどかしく、大人な恋愛ものを読みた…続きを読む
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