恋焦がれる程に、空を掠めるような心地こそして。

タイトルで惹かれて、冒頭で根こそぎ持って行かれた。
最初から、圧倒的に魅力的なはじまりだ。

少し大人びた高校生の恋人同士。
彼女のことを愛し過ぎて、嫉妬はする、束縛しようとする。
そんな男を上手に操縦する彼女のかわいさ全開。

もうこの男は、いっそ恋と言う名の思想家にでもならないと
灼熱の砂漠から抜け出せないのかもしれない。

ここまで人をすきになれたなら、もう後悔などできぬ程に。

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