平安時代、自由な恋愛などという物は限られた者にしかない時代。誠実な夫とそんな夫を見下し、雅な恋に夢見るヒロイン。恋とは何か? 愛とは何か? と考えさせられた物語です。
まさしく恋愛ものらしい恋愛ものでした。ものを書くならこのレベルで書きたいものです。