19.まるで不良が犬を拾い上げるところを見たような
※妄想の中だけどヒロインに対する腹パン表現あり
苦手な方は「仕事の話をしに本社に行ったついでに、ギャル女子大生風新式改造人間・
─────
「あの……今日はアタシの奢りなんでっ! どうぞ、どうぞ召し上がってください
でヤンス! えへ、えへへへ……」
その日、何故か俺は本部直属の戦闘レスキュアー、新式改造人間の
彼女、めっちゃ笑顔ぎこちないけど。
◆
その日、俺は会議で首都にある異災機構本部に出向いていた。
こんなんリモートでいいとは思う。だけど機構の役員には古くから活躍していたヒーロー達もいるので、昔ながらの顔を合わせての会議は中々なくならない。
まあ会議自体はすぐに終わった。
内容は最近活動が見られるマリシャスディザスター……知能を持つ悪辣な災害どもについてである。
「はっはっはっ。身体啜りは本部直属の戦闘レスキュアー部隊が討伐した。各支部も努力してもらいたいものだなぁ、うん」
本部の役員の一人が居丈高に語ってみせる。
MDの盗伐は大功績だ。誇示したいってのも分かるが、なんだかなぁ。
会議は終えたがT市に戻る前に三岳常務と話があるため、しばらくは本部にいないといけない。今は時間つぶしの最中だ。
改めて車内を見回すが、さすがにレスキュアーの総本山。
防衛設備や訓練施設など、支部とは比べ物にならない程充実している。食堂やジム、プールなんかもあるし。
しかし俺はどうにもここが合わない。
『おい、あれ』
『腰抜け支部長のお出ましだよ』
『えー、私は東支部長の下で働きたーい』
『俺も俺も。ホワイト万歳』
『管理職でありながらレスキュアーに媚びおって』
『レスキュアーの本懐は戦闘だろうが。それを軟弱な』
いや、実際に声高に言われるわけじゃないけどね?
どうも裏ではこんな感じの賛否両論だと聞いている。
異災機構は、正確には【特殊異命災害対策機構・株式会社】を中心としたグループ企業である。
会社としての異災機構は、タレント事務所と民間軍事会社を合わせた形態だ。
所属レスキュアーは戦闘スタッフとしての出撃と芸能活動。
俺たち一般職員はそのマネジメントがメインの業務。
普通のタレント事務所と違うのはLD被害に即応するため各都道府県・各市に異災所が置かれ、それぞれにレスキュアーが配置される点だ。
その特性上本部のレスキュアーは全国区、各支部の子たちは“ご当地ヒーロー”に近くなる。
もっとも、ネットや動画投稿で活躍の場を得られるから、聖光神姫リヴィエールさんみたく地方在住で全国区のアイドルを超える逸材も出てくるんだけど。
さて、異災機構の面倒臭いところは、国の貧乏機関が独立して企業になった点だろう。
もともと治安維持を主とした戦闘集団に、それじゃ成り立たねえだろと営利を第一とする企業人たちが流れ込んできた。
だから上層部には「ヒーローによる災害対処を優先しろ」勢と、「タレントを活用し利益を得るべき」勢が混在している。
営利企業としては後者が正しい。
が、異災機構は治安維持を担う半民半官の企業。国の援助が確約されており、ある程度稼げば倒産の心配はほとんどない。
なので両派閥はバッチバチにやりあってる。
そんな中で俺が出世した理由は、戦闘とタレント業のバランスをうまくとれること。
また災害対応のかたわらでもデカい稼ぎを出せるほど、マネジメント能力に長けていたことに尽きる。
確実に売り上げを出せると判断されて俺は支部長に任命された。ぶっちゃけ戦闘・戦略面以外で認められた人材かつ“タレント派”の急先鋒と思われているのだ。
そのせいでヒーロー派の風当たりがきついのなんの。
戦いを重んじる、かつて現場で活躍していた方々からの評価は芳しくない。
戦場を知らない、傷やリスクを避け、レスキュアーに媚びて成り上がった臆病者だそうだ。
反面、若手のレスキュアーからはけっこう評価されている。
なにせ負担がないように配慮し、うまいこと芸能活動させてくれる優しい支部長だ。
人気者になりたい若手には「東支部長の下に行きたい!」って人も案外いたりする。
でも本部役員には元ヒーローの方々や、強力な災害への対応を主とする戦闘レスキュアー部隊もいる。
覚悟を胸に戦うお方々したら、俺のユルユル加減は許せないのだろう。
「おい、あれ見ろよ。噂の腰抜け支部長だぜ」
できる限り無視しようとしてるのに、わざわざ俺に聞こえる声量で罵倒してくるヤツがいた。
年齢は、二十歳前後かな? 短髪の、釣り目気味な青年だ。
他にも数名、同じ制服を着た若者が集まっている。それぞれ体格はかなりのもの。メディア露出はしてない、と思う。
ということは、広報はせずにLD被害の対処を行う、本部直属の戦闘レスキュアー部隊だろう。当然彼らの結成はヒーロー派が主導している
その中には三岳常務の護衛にいたギャル女子大生風の新式改造人間、
「……げぇ⁉」
失礼な。
俺の顔を見るなり玖麗さんは悲鳴を上げおった。
それを気にせず、他の戦闘レスキュアーたちは話している。
「ねえ、やめなよ」
「そうだ。東支部長殿は、臆病と言われるがレスキュアーの安全を第一に考える方だぞ」
「でもよぉ、戦えない内勤専門じゃん。それで、現場に出れる人ら差し置いて出世ってさぁ」
「あぁん? 戦闘はできないかもしれねえけどよぉ、あのシブチョウの配下は、本部に誘われても蹴るくらいだって聞くぜぇ? ……俺様もぉ、ブイなチューのバーやってみてぇぇえぇぇ」
「そりゃレスキュアーは懐くだろ。だって、タレント活動で人気者になれて楽に稼げるんだから」
「そうやって、レスキュアーの労働環境を改善しようというのが機構の方針の筈だ」
「結局、覚悟が足りてねえんだよ。腰抜けの配下は腰抜けってね」
……………あぁ?
めいめい勝手に盛り上がる戦闘レスキュアーたち。
でも若干イラっと来ちゃったなー、俺くん。
チラリと見るが、気まずそうにした者とニヤニヤしている者の半々。
いや、めちゃくちゃキョドってる玖麗さんもいるけど。
「ちょ、みんな止めない? そういうのよくないってー!」
焦り気味の玖麗さんがレスキュアーをたしなめる。
賛同する者もいるが、生意気そうな短髪男はなおも止まらない。
「だいたいさぁ、クララやソラがADを討伐したから、呑気にタレント活動とかやれてんだぜ? あいつだけじゃなく機構全体、感謝ってもんが足りねえよ」
「ほん、ちょっ、はぁっ!?」
三岳常務の指示でT市入りしていたお笑い芸人“そら&クララ”が身体啜りを倒した。
本部ではそういうことになっている。
俺もそう聞かされているし、代わりに常務から関連企業に働きかけてもらい「リリィさんとクラッシャーマンくん向きの仕事」の確約を貰っている。
だからむしろラッキーくらいの気持ちでいたんだが、玖麗さんは俺の方を怯えるように見ていた。
─────
【クララちゃんの脳内】
(ヤバイ……アタシたちが、東支部長の功績を奪ってるのがバレた……!)
(なんかMDをタイマンでブチのめす化物改造人間に、バレちゃった……!)
東支部長:
「ほう、テメエ。ずいぶんと面白いことやってくれたじゃねえか。まさか、俺の手柄を横取りして調子に乗るとかよぉ……!」
超絶イケてるクララちゃん:
「えっ、ちがっ⁉ これは、じょ、常務がそう言うことにしろって!?」
血管ピクピク東支部長:
「はぁ? なんだ、責任逃れしようってか? だいたいよぉ、お仲間と一緒にさんざん言ってくれやがって……そんだけでも、殺されてえってことでいいよなぁ?」
T市支部所属ならモデルにも成れたじゃんって思ってる美クララちゃん:
「あ、アタシは何も言ってなくて! こいつらが、こいつらが勝手に!?」
変身して戦闘形態になったメッチャ怖い東支部長改造人間様:
「潰れろ虫けらぁ!」
↓
肉啜りを一撃で潰した超パンチ!
↓
ク ラ / ラちゃん:
「あへ、あひぃ……」
肉が半分吹き飛びクララちゃんDEAD!
─────
そうして俺が一歩進むと。
「なんばしよっとかあああああああああ!?」
「はがぁあぁぁあ!?」
短髪男くんに、玖麗さんの素晴らしくキレのいい上段回し蹴りが決まった。
さっすが、新式改造人間。素の戦闘力も高いし、あれは空手かな? ちゃんと鍛錬を積んだ動きだった。
「あんた、なに東支部長さんに失礼なこと言ってんの⁉ ぶっ殺されたいの⁉ (アタシを!?)」
注意してくれるのはありがたいけど、なにあの子、殺意高過ぎない?
でも短髪男くんも負けずと睨み返している。
「な、なんだよ! 玖麗だって、支部のパレスは鬼ザコいって言ってたじゃねえか⁉」
「はぁ、そんなこと!?」
「言っただろうが!」
パレスってなにさって思ってたら、戦闘レスキュアーの中で一番戦闘狂っぽい男の子が「あぁん? 中途半端なレスキュアー、でパレスらしいぜぇ? いつでも引き抜き、待ってまぁす」って教えてくれた。モヒカンなのにいい子だった。
で、短髪男くんにその言動を暴露された玖麗さんは俺の方をチラリと見た。
─────
【クララちゃんの脳内】
「お前のお仲間は、ずいぶんと好き勝手言ってくれるな?」
「そ、それは! 常務の命令で、東支部長が鬼ヤバいのバラせなくて、その、だ、だから……」
玖麗は本部直属の戦闘レスキュアーとして相応の訓練を積んでいる。
細身ながらしなやかに鍛えられた体。無駄な脂肪はなく、うっすらと筋肉が浮かび上がっている。
機能美というものだろう。強さと美しさを兼ね備えた自らの肉体を、玖麗は誇りに思っていた。
しかしそれが蹂躙される。
「加えて、結局は陰口を叩いていたのだろう」
「ち、ちが、そうじゃ……そうじゃ、ない」
東翔太朗は怒りに表情を歪めた。
その迫力に飲まれて玖麗は後ずさる。しかし、逃がしてはもらえなかった。
身体啜りとの戦いで見せた、異常なほどの速度で距離を潰した翔太朗は、彼女の腕を拘束して。
間髪入れずに、その拳を玖麗の腹に叩き込んだ。
「あがあぁあぁぁぁぁ!?」
酷い衝撃に内臓がつぶれたかと思った。
「いい腹筋だ。しっかりと鍛えないとこうはならない、なっ!」
「おっ、げぁぁっぁっぁ……」
再び腹を殴られ嘔吐してしまう。
それでも、身体啜りを一撃で潰したことを考えれば、手加減はしているのだ。
翔太朗は止まらない。何度も何度も何度も何度も執拗に殴打を繰り返す。
ぶちぶちと腹筋がちぎれたような気がする。
「無駄に鍛えて、生意気な女だ。だが、お前が訓練で得た物をすべてこの場で削ぎ落としてやる」
「いぎゃぁ!? やめ、やめでぇぇえぇぇぇ!?」
呼吸の瞬間、腹筋が緩んだ瞬間を狙って拳が突き刺さる。
さんざん鍛えた腹筋が壊されている。
強くなったと思ったのに。他のレスキュアーが浮ついたタレント活動をしている間も必死に訓練して、戦いに適した身体を作ったのに。
でも、そんな自信は圧倒的な暴力の前では意味を為さない。
殴られるたびに肉が千切れる。心が削られる。戦う意思が、魂が潰される。
「で、お前は、身体啜りを倒せるほど、強いんだったか?」
「ぢがいまずぅ……ごべ、ごべんなざぁい……。ぢょ、うじに、のっでぇ……ずび、ばぜんでじだぁ……」
所詮は無駄な足掻きなのだ。
化物相手に鍛えた人間が勝てる訳ない。
なのに勘違いした。自分が強いなんて。
玖麗は戦闘レスキュアーではなく、ただの女だった。
「そうか」
「ごばぁっぁぁっ!?」
また、腹に拳が叩き込まれた。
もう、たぶん、内臓は機能していない。
「なんでぇ、謝っで、謝っだのにぃぃぃぃぃぃ!」
「誰が、謝れば許すと言った?」
そうして東翔太朗は、左腕を振り上げる。
覚えている。あれは、身体啜りを一撃で消し飛ばした拳だ。
それが、目にも映らない速度で、玖麗の腹に…………。
【妄想終了】
─────
俺の視線を気にしつつ、玖麗さんは天を仰ぐ。
「あ、アタシ……っべぇくらいにマジモンの、ツンデレだから……。もしかしたらもしかして、もしかするとなんか言っちゃったかもしれないけど、ツンだから……殴らないで……」
あの娘、なにを言っているんだろう。
「マインドヤバなると、思ってもないこと言っちゃう系なんです……。本信者、全然いないし。だから、うん、アタシは、東支部長さんのことすっげー人だととととと思うなぁぁぁぁ!」
なんだ本信者って。
そこで玖麗さんは、まるで初めて俺に気付いたみたいな風に声を上げる。
「あ、東支部長さんじゃないですかー! 今日は、じょ、常務と話し合いあるんでしょ……すよね! アタシも参加するんでぇ、よよしくお願いしゃしゃす!」
「うん、よろしく、ね?」
初対面と違いすぎて戸惑ってしまう。
もう情緒がおかしくなっとる。その上、玖麗さんは振り返って戦闘レスキュアーに怒鳴りつける。
「散れぇっ!? (アタシの)命が惜しくば東支部長さんに謝って散り去れぇぇぇ!?」
彼らは言われるがままに軽く頭を下げて去っていった。
理不尽な命令に従う辺り、やはり玖麗さんは上位の実力者なんだろうか。
「てか、アタシぃ、あああ、東支部長さんの案内役を頼まれたんでぇ。ささ、どうぞぉ会議室に」
「いや、まだ時間があるから、ちょっと食堂に寄って十倍激辛カツカレー大盛りを食べてこようかと」
「えへへ、そ、そうですよねー。奢ります! アタシ、激辛カレー奢るのが趣味なんで!」
「珍しい趣味してるね?」
こっちには年下に奢らせるような趣味はありゃしません。
しかし、なんか玖麗さんがよく分からなくなってしまった。
あからさまに見下されるよりはマシだから別にいいけどさ。
ああ、そうだ。ついでにちょっと注意しておかないと。
「ところでさ、玖麗さん。ウチの異災所は皆仲いいし、配下って言い方は好きじゃないな」
「どうぼずびばぜんでじだぁ!」
「秒で泣き土下座!?」
できれば止めてね、くらいのつもりなのに脅迫したレベルの対応されてしまっている。
俺この娘になんかしたっけ?
◆
で、冒頭に戻る。
十倍激辛カツカレー大盛りをもっしゃもっしゃ食べる横には、居心地悪そうな玖麗さん。
カレー美味しい。基本は甘党だけどカレーはスパイシーがいい。
「いや、あの、その、東支部長さん、ゴメンナサイ……」
彼女は周囲を確認してから、小さな声で謝った。
「どうしたの?」
「あーと、アタシと、
「ああ、いいよいいよ。気にしないでね、代わりに常務から仕事回してもらえることになってるから」
そもそも違法改造人間な俺の功績は公にできないし。
功績がどこの部署のものになるかが違うだけだ。そう考えたら、三岳常務がトップを張る戦闘レスキュアー部隊の手柄になるのは悪くない。
常務の発言力が強まれば、懇意にしている俺もお目こぼしがもらえるし。
「……いいの?」
「そりゃね。って、そうか。もしかして、俺が怒ってるって思ってた?」
「うん。“潰れろ虫けら”されるかなって」
そこか。
身体啜り相手をこの娘ら見てたからなぁ。どうやら怒るとガラの悪いあんちゃんになると思われていたらしい。
「あれは、身体啜りに対する個人的な恨みだから、別に玖麗さんには思うところないよ。だから安心して」
「そ、そか。はぁ……助かったぁ。実は、支部長さんすっげー優しかったんですね!」
思い切り安堵の息を吐いていた。
でも多分君の今の感覚、セルフで「普段いじめをやらかすから映画版ジャイ○ンが一際キレイに見える」法則を実践してるだけだと思います。
許されたと感じたからか、ちょっとずつ玖麗さんの言葉には遠慮がなくなっていく。
「でもさぁ。本部の噂と全然違うんだけど。どこが腰抜けなの?」
「あー、なんだろ。俺は戦えて、しかもギリギリとはいえまだ二十代。それが戦場にも出ず安全な内勤をやってるってのは、やっぱり腰抜けなわけよ」
俺が叩かれる理由は色々あるけど根本はそこだ。
違法だろうと誤魔化せばレスキュアー登録はできたかもだし、稼働時間が短くてもその気になれば戦闘レスキュアー部隊に入れたはずだ。
そういう、戦うための努力を放棄して裏方に回った俺は、現場で活躍していた人々からすれば情けない男でしかなかった。
そこに無駄に出世する上、芸能活動を重んじる方針が加味されての腰抜け評価である。
「戦えるのに戦わないのは悪ってこと。市民にとっても、正義の味方にとってもね」
「それで悪口は正義の味方じゃなくない? ……ゴメンナサイ、噂そのまんまでさんざんバカにしたアタシの言うこっちゃないです」
驚いた、よもや彼女の口からまっとうな意見が出てくるとは。
「いいのいいの。ウチの子のタレント活動に差し障るならともかく、現状特に問題もないから」
「そっか、支部長さんタレント派だっけ」
「正確には違うんだけどね」
「あれ? なのに、なんで三岳常務と仲いいの? あの人、ごりっごりのヒーロー派でしょ?」
「ミツさん……改造人間ガシンギとの繋がりで、俺の事情を他より詳しく知ってるから。常務はピンポイントリリーフとして俺をうまく使ってるよ」
そして功績を譲る代わりにヒーロー派の強硬で俺が窮地に立たされないよう調整してくれている。
やだなぁ、正義の味方の集まりなのにやってることがそこはかとなくダーティ。
「ああ、じゃあ今回も、そういう話?」
「たぶんね」
あの人が俺を呼ぶ理由なんざ、厄介ごと以外にないのである。
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