46.お見合い騒動・了



「じょうむー。ていうかおじさーん。くららちゃんねー、このおみあいー」

「進んだ話を、止めるの一言で終わりにできるはずがないだろう」

「うわあああああ!?」


 ダメでした。




 ◆




 嫋やか、というのはまさに彼女の佇まいを指すのだろう。

 涼野夏蓮は、先輩である氷川玲の艶姿を見て、呆けたように口を開けた。


「すっごい、きれい……」

「ありがとう、夏蓮」


 白に近い薄い水色の振袖。

 古典柄のそれを着こなし、神を結わった玲は、同性の夏蓮でさえ見惚れてしまうくらい美しい。

 例えるなら冬の水仙。

 雪景色に凛と咲く、気品と清楚さを兼ね備えた白い花の美しさだ。


「十二月二十四日の午後九時から翌二十五日の午前三時までの六時間は、“性の6時間”だとネットに書いてあった。いつかは……なんて、憧れるよね?」


 発言は全然清楚じゃなかった。

 あと、ここは異災所の休憩室。残念ながら振袖が必要な場面ではない。


「ごめんなさい。玲センパイが何を言ってるのかまったく分かりません」

「普段あどけない顔して世間話している貴女の先輩も支部長ともれなくセッ」

「言っちゃダメですよアイドル魔法少女ぉ!?」


 噂では聖光神姫リヴィエールは神秘的な美少女としてファンに認知されているそうです。

 たぶんファンに謝った方がいいと思います。


「というかですね。なんで振袖なんですか?」

「今日はお見合いだから気合を入れてきた」


 玲は淡々とそう語る。。

 そう、今日は市内の料亭で東支部長がお見合いをするらしい。当然ながら支部長は休みで、偶然にも高遠副支部長も有休をとっている。

 ただし夏蓮と玲は勤務があったため、いつものように待機中だ。


「え、もしかして乱入とか突撃……」

「しないよ」

「そ、そうなんですか? ごめんなさい、変なこと言って」


 夏蓮の知る玲は、支部長に対する想いが重い女の子だ。

 正直、サボって現場に突入くらいはするかもしれないと思っていた。しかしどうやらそんなつもりはないらしい。


「ただ、仕事終わりに辻お見合いでもしかけようかと」

「すみません、初めて聞く単語が出てきました」


 辻お見合いってなんぞや。

 疑問符を浮かべる夏蓮に対して、玲パイセンは大きな胸を張って自信に満ちた表情で語る。


「辻斬りは往来で通行人を斬ることを指す。つまり辻お見合いとは往来を歩く支部長とエンカウントした瞬間発生するお見合いを指す。これなら、常務の主導したお見合いを潰さずに私もお見合いができる」


 不審者じゃねーか、とは言わないセンパイ重いな夏蓮ちゃんです。

 違った、先輩想いな夏蓮ちゃん、だ。


「……まあ、そこまでは求めない。単に、支部長に褒めてもらえたら、程度の下心かな。正直お見合いに突撃したい気持ちはある。それでも今の私は聖光神姫リヴィエール。私が勝手な行動をとったせいで緊急出動が遅れたら、市民に被害が出るかもしれない」


 世間一般では聖光神姫リヴィエールはアイドルとしての認知度が高いリヴィエールだが、レスキュアーとしての自負もちゃんと持ち合わせているのだ。

 普段は見られない玲の一面に夏蓮は素直に感心する。


「様子見くらいは許される気がする。私自身が会場に行かなくても、水の使い魔なら作れる。ううん、そこに魔力を割いたがためにLD相手に後れを取ったら。そう考えれば軽率に魔法は使えない。ああ、だけど翔さんのお見合いは気になる……っ!」

「あ、すごいギリギリの選択なんですね?」


 しかもかなりお見合い乱入に傾いている。

 それでも玲はレスキュアーとしての在り方を選んだ。

 ……案外東支部長はそれを見越して今回のシフト組んだんじゃないかな、と思わないでもなかった。


「ということで、水面や鏡など“姿を映すナニカ”に私自身の姿を投影し、その先の様子を知る魔法を開発してみた。鏡を通した通信魔法の亜種、かな。しかも魔力消費はほとんどない」

「魔法ってそんな簡単に開発できるんですか!?」

「魔法は想いの力。誰かを想う心がこの胸にあるのなら、それに応えてくれるもの」

 

 無駄にキレイな表現してくるのが納得いかない。

 だってやろうとしていることはお見合いの覗き見だよ?


「センパイ、よくないですよ。その、覗き見なんて」

「……ちなみに、夏蓮は気にならないの?」

「う」


 なりませんよ!? ……とは言えなかった。

 新人である夏蓮のこともよく気にかけてくれる支部長だ。もしもお見合いが上手くいって、お相手とばかり仲良くなってこちらがおざなりになるのは、やっぱり寂しいなぁと思ってしまった。




 ◆




 現代のお見合いというとホテルのラウンジやお洒落なカフェが定番だ。

 しかし、そこは“昔ながら”に定評がある三岳常務。お見合い場所は日本庭園付きの料亭だった。

 俺の両親がすでに亡くなっていることを気遣って、仲人役の常務が付き添うのみで後は当人のみ。俺はスーツ、玖麗くららさんは鮮やかな赤の着物でその場に臨んだ。

 普段は調子に乗りやすいギャル女子大生風なのに、和装で楚々とした振る舞いをしている彼女は、不覚にも見惚れてしまいそうになるくらい奇麗だ。


「玖麗さん、キレイだね……っていうのは、今だとセクハラになるのかな?」

「あー、いやー、アタシは別に気にしないけどさ。あは、あはは……」


 所属は違えど上司と部下の立場なので発現には気を遣う。

 というか褒めたのにお顔が暗い。


「おお、中々いい雰囲気だな」

「三岳常務、そろそろメガネをかけた方がよろしいんじゃないですかね?」

「まあ、互いに知らぬ間柄でもない。後は若いものに任せるとしよう」


 やだ、いかないで。

 俺の心の訴えは届かなかった。心の中だからね。

 そうして和室には俺と玖麗さんだけが残される。

 すっごい気まずい。


「なんか、ごめんね。俺のせいでこんなことに……」

「いやぁ、誰のせいって言ったらたぶん常務のせいだし……」


 二人して溜息。

 何となく分かった。これ、彼女も色んなものに巻き込まれただけだわ。


「てかさ、アタシもゴメン。顔合わせだけでイイって言われてて、結婚とかオツキアイとかあんま考えてなくてさぁ」

「そこは俺の方も常務命令でしゃーなしな部分があるんで」

「あっ、そうなのっ。よかったぁ……助かったぁ……」


 そこまで安心されると、別に玖麗さんに特別な感情がなくともちょっと傷付く。

 でも彼女の方は全力で安心しきって、足も軽く崩していた。


「じゃあ、東支部長さんも結婚したいわけじゃなかったのかぁ。ならなんでこんなことになってんのよ?」

「色々理由はあるんだろうけど、俺が頼りなく見えた、ってことなんだと思うよ。情熱を傾けたことが全部片付いたから燃え尽きてしまうんじゃ、って考えてくれたんだろうね」

「だからってさぁ。オトコのやりがいとして結婚を、って考え方が昭和じゃない?」

「そこはあれ、昭和ヒーロー世代ですから、常務」


 なんだかんだお互い緊張も解れて、いい具合に話が弾む。

 

「逆に玖麗さんは何でお見合い受けたの?」

「顔も収入もいい地位もある人って聞いてたから、周りにマウントとれるかなって」

「あらやだ、現代っ子だね」

「でも東支部長さんは絶対ないから。いい物件だけど腹パンとかゴメンです」


 腹パン?

 なんの話をしてるのかちょっと分からない。


「というかだね。俺、玖麗さんは遠野くんと付き合っているとばかり」

「へ? あいつ、宇宙のくせに恋人いるらしいよ?」

「えっ、マジで?」

「マジもマジ。本人言ってたもん」


 あんだけ女性に慣れてない感じだったのに。


「そういう支部長さんは、カノジョいないの?」

「いたらお見合いなんて受けませんて」

「そりゃそうよね。じゃ、好みのタイプとか……ん?」


 話の途中で玖麗さんが和室の外、庭園の方に視線を向けた。

 いや、正直俺も気になってはいた。


「えーと、支部長さんの好みのタイプ」


 庭の端の茂みが揺れる。

 そりゃもうわっさわっさと。


「なんかさー、今見慣れたサキュバスの変身前と副支部長がいたような気がしたんだけど」

「うん、まあ、なんて言うか。隠れてるつもりなんだから、あんまり気にしないで上げて?」


 っていうか、俺が料亭に入った時点からこそこそと付いてくる淫魔と妹分の姿が見え隠れしていた。

 今日は休みの筈だけど、どうやら俺のお見合いを覗きに来たようだ。


「……東さぁん♡ このあとぉ、アタシとデートしよーよぉ♡」


 猫なで声の玖麗さん。

 更にわっさわっさと茂みが揺れておる。やめてあげて、葉が散っちゃう。


「やばっ、おもろっ!」

「いやー、そんなに面白くないと思うよ?」


 だって、そっちの子は冗談で済むけど、冗談じゃすまない子もいるからね。

 俺はぐっと遠くを見据える。

 視線の先には妙な圧迫感があった。


「どしたの?」

「ちょっと星を見てるだけ」

「星?」


 遠くの電柱のてっぺんに、全身鎧の戦士の姿がある。

 超星剛神アステレグルス・サギッターリウスフォーム。射手星の弓による、超長距離の射撃戦を得意とする形態だった。

 その特性上、サギッターリウスは視力が強化される。それを用いてレオンくんがこちらを観察している。

 弓を構えている訳ではない。何をするでもなく、ただただこちらをじーっと見ているのだ。

 超怖い。


「……なんかヤバいのがいる」


 玖麗さんも気付いてしまったらしい。

 新式改造人間として強化された彼女の目でも霞むほど遠い距離にいる、冷徹なる射手に。

 一気に顔が青くなった。


「殺られる? アタシ、弓で撃ち抜かれる?」

「いや、レオンくんはそんなことしないって。たぶん、お見合い相手の人となりを見極めようとしてる、くらいだ」

「マルさんが立つ電柱にしがみ付いてる岩もっさんは?」

「たぶんレオンくんが暴走した時のためについてきたんだと思う」

「クラッシャーマンちょー苦労性じゃん……!?」


 うん、そこは本当に。

 でもね、たぶん綾乃ちゃんが動いた理由は岩本くんがからかったせいです。

 精神的に追い詰められる玖麗さん。ひとまず落ち着こうとしたのか、お茶を啜ろうとして湯呑を持つが、なぜかビクッと体を震わせる。


「ど、どうしたんだ?」

「い、今……湯呑の中に、ひーちゃんが」

「氷川さんが?」


 いや、それはさすがにビビり過ぎでは?

 本人も勘違いが恥ずかしかったのか、「落ち着けアタシ……」と深呼吸をしている。


「ま。前から思ってたけどさぁ、T市支部って大丈夫? 色んな意味で」

「なんというかウチは、ウチでしか働けない子が多いからね。俺も含めて」

 

 その意味じゃ皆、多かれ少なかれ俺のことを重んじてくれて入るんだろう。

 氷川さんとレオンくんは顕著。

 たぶん、俺がいなくなったら、何かが終わってしまうように感じているんだと思う。

 本当はそんなこと全然ないんだけどね。


「あは、はは。し、支部長さん、愛されてるぅ」

「まあ、心配してもらえる程度には、慕ってもらえてるのかな。てか笑顔引きつってるよ?」


 しゃーない面はあるけども。

 お見合いをぶっ潰そうなんて考えるような子達じゃないが、それでも気になって見に来てしまったのだろう。

 そんな不安ばかりの子達だから、ここでちゃんと宣言しておくのが俺の義務ってもんだ。


「つまるとこ、まだまだ仕事が恋人の翔太朗くんなわけですよ。自分の家庭を持つより、面倒を見たいって思わせる子がたくさんいるもんだから。お見合いなんて最初からうまくはいかなかったよ、きっとね」


 もうちょっと東支部長をやっていたいっていうのは、彼ら彼女らのためでなく俺の我侭だ。

 玖麗さんは呆れたように、けれど同じくらい面白がるように、にやにやとに意地の悪い笑みを見せた。


「こういうのも、惚気られたっていうのん?」

「どうだろ。ウチの子達にぞっこんなのは間違いないけどさ」

「ぞっこん、ってまた支部長さんも古いねー」


 俺も昭和ヒーローファンですから。

 さっきまでテンパっていたのに玖麗さんの表情は明るくなった。

 お見合いとは程遠いけど、あんがい楽しい機会だった。

 庭の茂みがクッソ揺れてるけど、超絶カワイイ綾乃ちゃんはそんなに興奮しないでください定期。


「そういや、結局東支部長サンってどんな子がタイプなの?」


 玖麗さんがそんなことを聞くものだから、俺はしーっと人差し指を立てる。


「ないしょ」


 そう言ってにやりと笑えば、彼女は不満そうに頬を膨らませていた。



 ◆




 途中でお手洗いに抜け出した玖麗はご機嫌で鼻歌を歌う。

 艶っぽさは全くなかったけれど、東支部長とのお見合いは決して悪いものではなかった。


「ま、あれじゃカノジョなんかできそうにないけどねー」


 会話を思い返せば吹き出してしまいそうになる。

 ヤバいところはあるものの、彼がどれだけレスキュアーを大事にしているかが伝わってきた。

 しかし気になるのは、最後まで教えてもらえなかった彼の好みのタイプだ。

 玲も綾乃も十分すぎるくらい美少女。なのに靡かないのは何故なんだろう。※未成年だからです。


「あっ、もしかして……実はアタシがタイプだったり?」


 実際、お見合い自体は受けたわけだ。

 着物姿をキレイとも言っていたし、外見に関してはそう的外れなのではないだろうか。

 そんなことを考えながら洗面台で手を洗い、鏡で髪型をチェックする。

 よし、クララちゃん美人。


「こんだけ美人だったら支部長さんが惚れんのもやむやむかぁ」


 おそらく病むなしのことだと思われる。

 実際、玖麗の容姿は優れている。だからこその自負だが、面白がれていたのも束の間。

 



 ───ぞくりと背筋が寒くなった。




 玖麗は目を見開く。

 鏡の端に、着物姿の少女がいる。

 驚いて振り返ったが、そこには誰もいない。

なのに再度鏡を見れば、やはり少女がいるのだ。


 これは、なんだ?


 有り得ない現象を前に心臓が早鐘を打つ。

 着物の少女は少しずつ近づいてくる。

 そして、光のない目で、玖麗を捉えた。




『あなたが、翔さんのお見合い相手だったの?』




 ぴちょんと、蛇口から水が垂れて。

 そこで玖麗は気を失った。




 



 こうして、東翔太朗のお見合いは、相手の女性がトイレで気絶するという結果になり中断された。

 主導した三岳常務は残念だったが、次のお見合いは企画されなかった。

 というのも、本部に一つの噂が流れたからだ。


 曰く『意に添わぬ見合いを強制すると、青い着物の少女の霊が鏡から現れる』


 かつて政略により望まない相手との結婚を強制された少女がいた。

 彼女はそれを苦に思い自殺。幽霊となり、自らと同じ苦悩を強いる者のところに現れるのだという。

 都市伝説の一種であり、真偽のほどは定かではない。

 ただ現実として、三岳常務が見合い話を控えるようになった、という点だけは事実だった。



 

 ◆




「東支部長、こちらの書類を確認お願いします」

「はい。分かりましたー、高遠副支部長」


 そうして俺(独身)は今日も元気に働いている。

 やっぱりしばらく結婚はいいや、と思う。

 お見合いをしたからと言って特に変化はない。

 強いて言えば、氷川さんが振り袖姿で挨拶に来たりとか、白百合さんがじゃれついてきたりとか、涼野さんが難しい顔をして「お見合いがダメになって、喜ぶとかダメなのにな……」とか呟ているくらい。

 あと、妙に玖麗さんが「トイレ怖い。鏡怖い」とか言い出すようになった。

 つまり総合するとよく分からないです。


「しかし、三岳常務にも困ったもんだ」

「……そう言うなよ」


 俺のボヤキに対して、ミツさんが真剣な顔で言う。


「確かに、見合いというのは悪手だったかもしれねえ。だがお前を心配していたのは間違いないんだ。だから、見合いを提案したヤツを、広い心で許してやってもいいんじゃねえか」

「実際、気にしてないからいいんだけどね。得難い経験ではあったし」

「そうだよな? うん、その通りだ。支部長が許した、なによりも大事だ」

「大丈夫、ミツさん? なんか今日は変じゃない?」

「イッサイガッサイ変じゃない」


 その回答がかなり変です。


「まあまあ、いいじゃねえか。気にすんな。そして見合いのことなんざ忘れちまえ」

「そうするよ。こういうのは縁だから、ぴったりとハマるタイミングがあるさ」

「しかしよ。そう言うわりに、あんまり自分からは動かねえよな、お前」


 ミツさんの指摘は正しい。 

 俺はこれまでお見合いどころか、婚活やまいっちんぐなアプリとかもやったことがなかった。

 俺とミツさんのやりとりを見ていた魔法少女シズネさんが、くすりと微笑んだ。

 そして誰にも聞こえないよう、俺の耳元で彼女は囁く。


「……早逝する身では縁なんて結べない。そんな風に考える必要は、もうないんですよ?」


 俺が長く抱いていたコンプレックスだが、甘原さんには思いっ切り見抜かれていたようだ。

 そうだ、俺が今まで一夜ならともかく異性と深い縁を結ばなかったのは、自分がミルメコレオの改造人間だから。

 加えて恨みつらみの道を歩こうというのだ、ろくな死に方はしないという自覚があったせいだろう。連れ合いを探そうという気にはなれなかった。

 俺の反応から図星だと読み取った甘原さんは、顔を話し皆にも聞こえるよう優しく言う。

 

「あなたは前ばかりを見ていた人だから。足を止めて、これまで見ようとしなかったものにも、目を向けてあげてくださいね」


 それだけ言って彼女は話の輪から外れる。

 抽象的だが言いたいことは伝わった。

 今回のお見合いは上手くいかなかったが、俺のことを案じてくれる人が沢山いるのだと改めて実感できた。

 それだけでも、十分に価値はあったのだろう。





────

 


ひとまずここで終わりとさせていただきます

読んでくださった方ありがとうございました。







  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

正義の味方のシフト表 西基央 @hide0026

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ

参加中のコンテスト・自主企画