概要
コノハナが咲き続けるのは、いずれチルハナと知るが故に
不尽山と呼ばれる日の本で最も高い山に棲む桜色の髪をした獣人、サクヤ。
彼女は山の麓に住まう富嶽と呼ばれる獣人たちが住まう里の者から神聖視され、彼女は生まれ変わりを繰り返しながら森と山を守護していた。
山には不死身となれる物があるという噂があり、それを狙った妖怪悪鬼たちだけでなく人間も侵入してくるからだ。
だがその裏で糸を引いていたのは呪われて祟り神となった姉、コノハナチルヒメ。
姉妹の対決は不尽山に眠る【天叢雲剣】と不尽山の噴火によって決せられるのだった。
彼女は山の麓に住まう富嶽と呼ばれる獣人たちが住まう里の者から神聖視され、彼女は生まれ変わりを繰り返しながら森と山を守護していた。
山には不死身となれる物があるという噂があり、それを狙った妖怪悪鬼たちだけでなく人間も侵入してくるからだ。
だがその裏で糸を引いていたのは呪われて祟り神となった姉、コノハナチルヒメ。
姉妹の対決は不尽山に眠る【天叢雲剣】と不尽山の噴火によって決せられるのだった。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!山の守護者、鬼を屠る
霊峰たる不尽山を守護する人々と、不死や蘇生の霊力を求める数々の鬼たちとの物語。
主人公である不尽山の守護姫にして不死身のサクヤが、霊峰を襲う悪鬼らを倒しつつ、そんな悪鬼たちが不尽山に育つ霊草を狙う謎を追っていきます。
骨太な文章に重厚なストーリー、日本神話や鬼に関する伝説を基盤とした展開は、読み応えも抜群です。
主人公のサクヤは精悍な性格で戦う姿もかっこよく、それでいて美しい女性像が伝わってきます。また、サクヤに従う獣人の女の子たちも愛嬌があってかわいいですし、その他登場人物たちもキャラが立っていて飽きることがありません!
不尽山の侵入者との戦闘シーンも手に汗握るほどに緻密で、1ページ1ペ…続きを読む