婚約破棄されて呪われた私の、解呪の旅と恋愛の行方。～魔王が言うには私は王子に束縛されているそうです～

男爵令嬢ヘルトルーデは、昼は猫化し、夜は人に戻るという呪いを異母妹に掛けられた。
王太子ローデヴェイクは、昼は人に戻り、夜は銀狼に獣化する呪いを第二王子に掛けられている。
人の姿で触れ合えない二人は、暗い夜の森の中で出会い、共に解呪方法を探る旅をする事になった。
ヘルトルーデは剣の腕を持ち、ローデヴェイクは強い光属性の魔力の持ち主だ。
協力し合い、二人で大物魔獣と戦う中、ヘルトルーデは魔獣に取り込まれてしまう。
そこに嘗ての魔王であるという子供が現れ、手を組もうと言ってきた。
目指すは王城。
敵は異母妹と攻略対象者たち―――。
ヘルトルーデとローデヴェイク、嘗ての魔王の、解呪と剣と魔法と、そして呪われた獣たちの恋のお話。
（旧題：呪われた獣たちは恋をする）