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すべてのエピソードへの応援コメント

  • リヴァイアサンはフェイク、そして、騎士も『映え』くらいにしか役に立たないものがほとんど。
    志が高ければ、高いほど歯がゆいでしょうね。
    でも、このあと、この動かぬ世界が、どうなってゆくのか? 盤上に乗ったひとりひとりの動きも楽しみです。

    作者からの返信

    相ヶ瀬モネ様、この度は拙作にお越し頂き、誠にありがとうございます!
    そのうえコメントまで頂いてしまい、恐縮の限りでございますm(_ _)m。

    とある島国ににて、若くして騎士の位を頂いたアルノーですが、理想と現実の乖離に打ちひしがれている状態でした。
    やりたいことは明確なのに、上手くいかないもどかしい思いを抱えつつ、主人公として物語を彩っていく予定です。
    今回の会議室での話題についても、すぐに状況が動いていく予定です。

    相ヶ瀬モネ様のような、歴史風味溢れるスケール感のある物語を書く方に読んで頂けるとは、面映いばかりであります。

    引き続き、相ヶ瀬モネ様の作品にもお邪魔させて頂きますので、その折はどうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m。

    編集済
  • ロベールさん生首になっておりましたか。無念( ;∀;)
    アルノ―、まんまとマクシミリアンに会えましたね。でもって王に推挙するという約束を取り付けた。順調に事が進んだ気がしますね。
    でもマクシミリアンがアディを妙に気にしていることが気になります。やはり重要な鍵になりそうですね。アルノ―は気付いていなさそうですし……。

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    アルノー、ちゃんと浜に打ち上げられていたロベールの遺体を見つけ出し、首級を確保していました。
    マクシミリアン前国王へ圧を掛けるためという理由もあるのですが、これをしないと、投降呼び掛けるのが大変なので……。

    でもこれで、上手いこと口添えを得られたので、アルノーはウッキウキなのです。
    ウッキウキ過ぎて、それと疲れ過ぎててマクシミリアンの言動の意図を読み切れないのですが、これが後の事件に関わってくると思います。

    この辺、思わせぶりな言い回しもっと工夫すべきだったと反省してます……。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • こんにちは。

    王宮の腐敗が半端ないですね……。
    よくもまあ、これだけ、アーネさんをあげつらう材料を揃えてきたものです。(-_-;)

    作者からの返信

    加須千花様、コメントありがとうございます!

    王宮の不正を告発しようとしましたが、あえなく潰されてしまいました。

    門下生はアーネにとって、かけがえのない家族であるとともに、アルノーが残すことができた遺産みたいなもので……。
    アーネのアキレス腱でもあったりします。
    でもアルノーやジェラールの後ろ盾が無い以上、アーネだけでは守るのが難しい立ち位置だったり……。

    女王であるアディとは仲良しですが……。
    彼女は彼女で王に成り立てで、官僚や貴族から協力を引き出さないといけない立場で、これまたアーネとは別方面から圧力があったりと、複雑な立場という状況でした。

    王宮の実態を知りショックを受けた今回ですが、どう立ち向かっていくのか、アーネの中でもようやく形になってきているところでしょうか。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • こんばんは、濱丸様。コメント失礼致します。

    ジェラールさんを討ったのはアルノーではありますが…再編した騎士団団長からアーネがこうして騎士を辞めろと迫られるの、辛いものがありました。
    しかも周りから攻めていくという、嫌らしい遣り口ですね…道場の仲間達を悪く言われたら、怒りを感じますよね。
    それでも仲間のこと、アルノーを思い出し自分の感情を抑えたアーネ…切なくなります。
    理想を追ってアルノーのやり方を否定したアーネにとっては、辛い展開ですね。

    アーネの「……ああ。綺麗でいるのって、正しく在るのって、こんなに難しいんだ」「どうすれば、良かったんだろうね」、胸に沁みました。
    彼女の話を聞いてくれていたアルノーはもういないんだなと、改めてその空白を感じます。
    いつも濃密な時間を堪能させて頂き、ありがとうございます!

    作者からの返信

    月白輪廻様、コメントありがとうございます!

    運命が巡り巡ってと申しましょうか、アルノーの乱を通じて成り上がった騎士団長が、アルノー討伐の第一人者であるアーネに事実上の罷免を迫るという、情け容赦の無い展開となってしまいました。

    門下生達については、割と分かりやすくアーネのウィークポイントでした。
    アルノー相手に、門下生関連の脅しをしようものなら、関係者含めて夜のうちにまとめて暗殺されかねないのですが……。
    アーネは怒りに身を任せようとした瞬間、アルノーの顔がチラついて止めざるを得ませんでした。
    今後も、アーネが力づくで何かを解決しようとする度、何度でも脳裏に現れることでしょうね……。

    力での解決はアルノーと同じやり方であり、力に頼ることはその手法を認めることになってしまう。
    であれば、アルノーを亡き者にしてまで暴力による解決を否定した意味が失われてしまう。
    アルノーの死を無意味にしたくないアーネは、この問題に長く付き合っていくことになります。

    作者冥利に尽きるお言葉、大変嬉しく思います。
    元気とモチベが湧いてくる思いです。
    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済

  • 編集済

    コメント失礼します。
    おお! これはエルさんから得た情報ですか!?
    気になっていましたー!
    道場についてはそんな気がしていましたが、やっぱりといった感じです。
    混乱に乗じて堂々とやったりスルーしたことを考えると、敵は小物ゆえのずる賢さ。滅茶苦茶厄介な相手なので粛清しきれない気もします。味方の顔した敵ばかりなんて、人間不信に陥りそうです。
    新しい国造りはいばらの道だということがよくわかります。足引っ張り合いがどこまでエスカレートするのやら。
    アーネさんの決意。正直不安しかないです。
    でも一人で抱え込まず、ディアナさんやデュオさん達仲間と共に抱え込むなら、なんとかなるような。
    少しでも悪意に対してなにか対策ができるようになればいいですね。

    作者からの返信

    森羅秋様、コメントありがとうございます!

    はい、エルは正直に情報を渡してくれました。
    まあこれはこれで、彼に目論見があったからではあるのですが。
    ロベールやアルノーとは異なる、一大巨頭による独裁ではない、集団ならではの圧力をかけてきます。
    これらの連中は、元はアルノーとともに同じ国王派でロベールに抗っていた連中なので救い難い話です。

    アーネもこれには怒り心頭なのです。
    エルに言われた通り、一つの国の、組織としての闇に直面しております。
    早速、親友であるアディと連携して対策をとっていく流れになるのですが……。
    仰る通り、一人で抱え込んで病んでいったアルノーと異なり、アーネには仲間が多数います。
    躊躇なく頼れる仲間がいるのは、アルノーには出来なかった彼女の強みですね。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • 四面楚歌ですね。寄ってたかってここまで陰湿な手段を用いてくるとは思いませんでした。
    それだけに力に訴えなかったのは良かったと言えるかもしれないですが、一向に改まらないこの国を変えようと思ったのなら、アルノーの手段を肯定するのもまた選択肢ではなかったのではないかと思えてしまいます。もちろん、アーネがここまで腐敗していると知っていることが前提になってはしまいますが。

    作者からの返信

    焔コブラ様、コメントありがとうございます!

    今の王宮、貴族院はロベールが台頭していた時に押さえつけられていた人達なので、ノウハウを知りつつそれを活かせなかった勢力が多数を占めています。
    反動でかなり気が大きくなっています。
    反対勢力がいないのも厳しいところですね。

    アーネはここに来てようやく、アルノーが力づくでの早期解決を図りたかったか、察するに至ります。
    短期での改革がうまくいけば、悲しいかな、長期的視野に立つとアルノーのやり方の方が、被害者が少なくなるんですよね……。
    それが理想の騎士像かと言われれば、きっと違うのでしょうけど。

    理想を追い求めて、現実に走ったアルノーを否定したアーネにとっては、非常に難しい局面でした。

  • 腐敗は根深く、そして深くまで浸透しているのが良く分かる話でしたね。
    権力とは相応に大きくなるほど腐るものだと思いますが、これを覆し、跳ね除ける力がアーネにはない。
    そして、力づくで変える方法も、アルノーを前に否定していますものね。
    八方塞がりとは、きっとこういう事を言うのでしょう。
    つくづく、アルノーの変革が成功していれば、と思ってしまいます。
    それで何もかも、綺麗に片付くわけでもないですが……それでも、捨てたからこそ惜しむ気持ちが強まるのかもしれません。

    作者からの返信

    海雀様、コメントありがとうございます!

    はい、ロベールが恐怖で締め付け、後にアルノーが搾取側を粛清していたのですが……。
    隠れてやり過ごしたもの、小悪党として見過ごされたもの、国家運営に欠かせなかったものなどが、アディを舐めてここぞとばかりに増長しました。
    ジェラール王太子やアルノーのような後ろ盾の無いアーネでは、反抗するのは並大抵のことではなく、現状相手の要求を飲まざるを得ない形です。

    アルノーの変革も道半ばだったのがキツイところです。
    彼も、まだ芽は残っている自覚はあったのですが……。
    表層の処理だけしか対応する暇がありませんでした。

    そうですね、今だからこそアーネはアルノーのことがチラついてはなてないのだと思います。
    因果応報と言ってしまえば終わりですが、腐敗の進行度は彼女では測れないものでしたし。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • 終わった・・・終わってしまった・・・
    アルノーさんの夢も野望も・・・命さえも・・・😭

    彼がいない世界はどうなっていくのか・・・😢

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    全て全て、終わってしまいました。
    主人公の大それた野望と、そこに隠された一握りの愛は、大聖堂とともに湖の底に沈みました。

    アルノーがいなくなって一番大変なのは、間違いなくアーネになると思います。
    彼が没して以降の物語は、彼の行動とその死によって引き起こされる問題に、アーネが関わっていく流れになります。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • 最後の最後で・・・アルノーさんは戻ったのか😢
    しかし、この結末はあまりにも・・・😭

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    最後の最後で、アルノーは正気に戻りました。
    戻らなければ、隙を見せずに済んで、あるいは助かったかもしれません。
    代わりに彼の最愛の者が、死んだのでしょうが。
    その場合でも、後に後悔し絶望して自害しそうなので、結局は同じ運命でしょうけれど。

    ことこのタイミングでは、アルノーはどうあっても駄目だったかもしれません。

    編集済
  • アディ、明確に頼って良い人が分からずに不安定な立場ですね(;'∀') でも個人的にはアディには今はベルサさんと一緒にいてもらって、安全を確保してもらいたいです。ベルサさん、色々ありそうですけど、今のところ頼りになるかもと思います!
    漂着したのはなんでしょう、ロベールさんだったりして。汗

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    アディ、現状立ち位置がふわふわしています。
    下手に真相に近付いたため、安易にアルノーに保護を求められなかったり。
    その点、ベルサは情報部なだけあって、現状アディを安全に匿える数少ないキャラではあります。
    実はベルサはベルサで、思惑があったりするのですが……。
    なお居合わせたベルサの仲間(?)らしき男性は、仕事が終わり次第帰ってしまいました。
    彼は進んで助ける気ゼロです。

    漂着物についてですが、大事なものは実は複数あって、うち一つは二章ラストまで引っ張ったりします。
    早いやつだと、一章のクライマックスくらいで、凄くサラッと登場します。
    今後、あちこちにその伏線をばら撒くのですが……。
    我ながら、ちょっと伏せる期間が長すぎるかもしれません……。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • いやあキツイですね。
    ここからハッピーエンドになれる道はないんじゃないかと思えてきます。
    暴力が最適解に見えてしまっても抑えられる内は大丈夫ですかね。

    作者からの返信

    右中桂示様、コメントありがとうございます!

    アーネ達、見事に八方塞がりとなってしまいました。
    やっぱり組織を中から変えるって、容易では無いと思います。
    リデフォールはもう、色々と凝り固まってしまっていると言いますか。
    かといって血で血を洗う闘争は、一度はアルノーごと否定していますので。
    その上で彼女が何を選ぶのか、二章ラストで描かれると思います。

    割と大きな転換点となる回でございました。

  • これはわかりやすく嫌らしいのが絡んできましたね。大人になって立場を守るために、心を殺さなくてはならない場面。
    でも、一度手放せば手に入らない。我慢して正解だと思います。
    アーネたちに明るい道が開けるといいのですが。

    作者からの返信

    沖ノキリ様、コメントありがとうございます。

    アーネと門下生達、社会的に殺されようとしています。
    騎士に縋ろうとすれば、それ以上のものを失う状況ですね。
    キレかけましたがアルノーの顔が思い浮かび、その場を耐えました。

    中からの改革って、やっぱり容易じゃ無いなあと。
    今後は別のアプローチが必要になります。
    新たな道を開く必要があることを、痛感した回でした。

  • こんばんは

    こんな悪意で、道場接収されてしまったなんて……。アルノーが命懸けでやろうとした革命は……。(´;ω;`)

    作者からの返信

    加須 千花様、コメントありがとうございます!

    今回の道場接収について、嫌がらせ以上の意味はあくまで無いことが、悪意たる所以です。
    奴ら、悪戯にも程度があるのだということを理解していません。
    最初に考えた役人も、アーネ達が受けた衝撃ほどは気にして無いというか、軽い気持ちだったと思います。

    アルノーの粛清も、表層の腐敗を取り除く事にはなったのですが……。
    ビックリの速さで、次の雑草が生え散らかしてきました。
    アルノーが生きて統治すれば、そうはならなかったのでしょうが……。

    悪党を退治しても、すぐに次が出てくる。
    王宮自体が、腐敗の温床。
    そんな状況でしょうか。
    これに対する答えを、アーネは二章ラストで見つける事になります。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済

  • 編集済

    こんばんは。

    「道場の門下生年長組にしてデュノア家女中長の娘、ティト・ユメルが去って行く。」
    すみません、ティトさんが、こんな複雑な人物だったとは、ノーマークでした……!
    どこへ去っていったのか……。莫大な力のみをアルノーから学びとって……。
    アーネさんを見守るつもりはあるようですが、アルノーに対しては、ただの師匠への敬愛、とかいう感情ではないようです。

    「ずっと、貴方が嫌いでした。これでお別れ。さよなら、アルノー・L・プリシス」と別れを告げてますものね……。


    追記。
    アルノーの水鏡を使い、指南書を破いていることから、アルノーの意思にそって、アルノーの水鏡を使うのは、これが最後。義理を己のなかで果たすことによって、己のなかのアルノーへの感情に一区切りをつけたのでしょう。
    だから、お葬式で「さよなら」でもないし、このタイミングで「さよなら」なんです。
    そして、この場から立ち去っても、アーネさんを見守る宣言をしてますから、まだ、街からは出ないのでしょう。
    そう読み解けましたよん。♪

    作者からの返信


    加須 千花様、コメントありがとうございます!

    すみません、ノーマークなのは120%作者の描写不足のせいです!m(_ _)m
    ティトはその立ち位置に反比例するように、本格始動が物語中盤〜後半になるキャラクターでして……。
    登場が後回しになっておりました。

    そして、今回で去るような書き方をしているのですが、具体的にはもうちょっとアーネ達に付き合います。
    これもごめんなさいポイントですね……。

    諸事情あってこの先(4話後くらいに)別行動(?)する都合上、このタイミングで開示できる情報は全部出しちゃおうとした結果が、このザマでございますorz。

    前回の日常回で顔見せ、今回でバックボーンお披露目と想定していたのですが。
    もうちょっと前から、頻繁に顔出ししても良かったかもなのです……。

    お察しの通り、アルノーには複雑な思いを抱いているキャラです。
    この辺り、愛と正義一直線(?)なアルノーより、迂闊に感情を推し量らせないエルネストよりの性格でありますね。
    ラストで別れを告げるくせに、いつまでも引っ張り続けそうな気配があるあたり、まさにそれを表しているというか。
    この手のキャラクターはエルもそうなのですが、本当に難しいですね……。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • まさか折れた小剣を呼び水に雷で攻撃とは、驚きました。ロベールさん沈んじゃいましたね( ;∀;) 
    アルノ―ももう限界みたいですし、アーネたちの援護は難しそうでしょうか。
    アルノ―に対するロベールの予測はちょっと違ったみたいですね。いずれ明らかになるのが楽しみです(^^)!

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    アルノーの切り札炸裂と思いきや、実はかなりの一か八かの戦法でした。
    発雷までは水術で何とか誘導できるんですが、発射タイミングがその時々でかなりズレます。
    その上、命中精度に難があり、避雷針(短剣)を用意して漸く使い物になるかなレベルです。
    今回はたまたま使用条件に合致して、何とかうまく転がっただけに過ぎなかったという有様です。
    そんな技に頼らざるを得ないくらい、ぼっこぼこにされてました。

    後に明らかになる予定ですが、ロベールの推測、まるっきりハズレという訳でもありませんでした。
    それこそ、事前の対策や分析が綺麗にハマるくらいに。
    強いていうと、若干の見積もりミスでしょうか。
    一章ラスト付近で明らかになってくる予定となっております。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • アーネ、頑張って皆を動かしていますね。普段はちょっと気を抜いているのか、と驚きました。アルノ―は頼られる方が好きだから、ってもうアルノ―のことよく分かってるんですね。
    二号さん(;'∀')! いやー傍で話聞いてるデュオくんが話止めたくなるのも分かります。笑 緊張のあまり口数多くなるのはあるあるですよね。頑張ってディアナ!

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    ご推察の通り、アーネはアルノーといる時は気を抜きまくっているというか、頼り切っています。
    半分は素で、もう半分は意図的な愛情表現ですね。
    アルノーといる時は無条件で甘えますが、いない時はみんなを引っ張ります。
    それを見て育ったせいか、ディアナは誰に対しても甘えたい放題になってますが。

    アーネとディアナ、二人のおふざけトークは気紛らしも兼ねてます。
    門下生達は、実は盗賊退治や警邏の際に従者としてアルノーに付き従った経験はあるのですが、本格的な戦は初という面々がほとんどでした。

    ディアナとしては、この場で緊張が少なくまともに口が回るのはアーネのみで、そのアーネと軽口を叩けるのは妹分の自分である、みたいな考えで率先して喋ったりしてます。
    何気に全体のことも気にして頑張っていました。
    内容がアレなのは、姉妹故の距離の近さの表れ、なのだと思います。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • コメント失礼します。
    エルさん。本人の希望なく後を追わせるのは慈悲と違いますよ(ツッコミ)
    夢を追い求めて試行錯誤しているけども、目的を見据えているようでちょっとズレているような感覚を覚えました。
    ゴール途中で頓挫してしまい軌道修正もかねて色々模索しているのかも。綺麗な景色はもう見れないという諦めのような雰囲気がなんとなくするような?
    とはいえ、しっかりやらかすのでしょうから、油断できない人です。

    ティトさんはアルノーさんの技巧など受け継いだのですか。
    尊敬できる部分は多くあれど、彼の生き方が嫌いだったのかもしれませんね。
    でもしっかり後片付けしてあげるなんて、とてもやさしい人です。
    今後の立ち位置がどうなるのか気になります。

    作者からの返信

    森羅秋様、コメントありがとうございます!

    エル、間違いなく許可は取ってませんねえ……。
    自分の中にある「あるべき姿」を他人にも押し込む傾向がありまして、強者としての傲慢と言われればそうかもしれません。
    弱肉強食の、食われる側として生きてきた人間ですし……。
    目標を軌道修正しつつ模索しているのは、まさにその通りです。
    彼の目標、アーネとアルノーとの間に見た「美しいもの」はアルノーが死んだ以上、もう見ることは叶わないので。
    終始過去形で語られるのも、そう言った理由も込みです。

    ティト、水人形量産や指南書作成など、他の道場メンバーには諸事情で頼めないお仕事を手伝っておりました。
    他にいるだろうと思いつつ、性格など鑑みると、実は消去法でも彼女一択だったり。
    他のメンツでは知らないアルノーの顔を知っていたり、アルノーに関して言葉以上の複雑な思いがある女性です。
    今後も重要な出番があるのですが、再登場は結構後かもしれません。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • 第30話 水の王、顕現への応援コメント

    混乱・・・激昂・・・恐慌・・・状態異常のオンパレード😱
    もはやアルノーさんには力で抑え込むしか(恐怖政治)ないのでしょうか・・・😢

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    精神系状態異常がてんこ盛りですね……。
    ここにきてアルノーが遂に、なりふり構わない対応をしてきました。
    彼としてもこの流れが本意ではないのは、確かなのですが。
    望む展開を得られず、精神が追い詰められ、自棄になってきています。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • これまでの目論見がご破算になっていく・・・アルノーさん・・・😭

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    アルノー、混乱から暴走状態になってきていました。
    平時の冷静な状態であれば、もっと上手く場をしのぐことができたのでしょうが。

    そしてラスト、割ととどめを刺すようなアーネの登場。
    色々なすれ違いが、ここに来て致命的なものになっていきます。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • アルノーさん以上の適任者が現れるとは・・・まさに計算外、想定外・・・青天の霹靂とはこのことか・・・😢

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    アディの正体が明かされた回でした。
    性別を偽っていたのは、問題の露見を恐れてのことですね。
    一度王宮の外に出ていたのですが、色々な事情で、結局城の中で潜みながら過ごしていました。

    完全にノーマークだったため、アルノーも完全に後手に回っています。混乱の戴冠式は、着地点不明のまま喧騒に巻き込まれていきます。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • ううむ・・・アルノーさんはジェラール王太子の幻影に悩まされているようですね・・・😱

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    ロベールとの決戦後から、幻視がアルノーに付き纏っています。
    罪悪感や仲違いによる精神的疲労、更には休息が不足してロベール戦でのダメージが抜けていないなど、様々な要因が関係してます。
    割とギリギリな状態で頑張っていました。

    これを見たアディも、ある決断に向かって動き出します。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • 「血染めの戴冠式」・・・なんという不穏なワード・・・

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    順風満帆に演説が終わった……かのようでいて、不気味な引きと相成りました。
    まだもう一つ、一章内で大きな事件が発生する予定です。
    アルノーが戴冠するにあたり、大きな問題が残っていたのです。
    気付いてないアルノーの問題というより、その問題を隠した人間のファインプレーなのですが。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m

  • アルノーさんがなにもかも一手に引き受けると、こういった歪みが出ますね・・・😢

    門下生にとっては陽の存在に陰の部分が見えるのは厳しいでしょう😢

    やはり汚れ役は必要だったのでは・・・今更ですが😢

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    アルノーが門下生達に綺麗なものを見せたいあまり、少しずつ関係性に歪みが生まれてきました。

    デュオ達もアーネと同じで、アルノーには理想の英雄像を重ねていましたので……。
    もっと腹を割って話し合いができていれば、違った展開もあったかもしれませんね……。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • 理解してもらいたい人に理解をしてもらえないのは辛い😢

    だが、もう後戻りは出来ない・・・アルノーさんの苦悩が窺えます😢

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    ここに来ての、アーネとの仲違い回でした。
    英雄になって欲しいアーネからすると、あくまで現実的に、冷酷に支配を進めるアルノーは受け入れ難いものでした。

    アルノーは、メンタルダメージが大きい結果となってしまいました。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • ベルサの「友情も中途半端ですし、復讐もボヤけ気味。ほんと何がしたかったんですか」が胸に刺さりました。
    ここ何話かエルの内面について描かれていたので、彼寄りの気持ちになっていましたが…周りから見ると本当にそうなんですよね…。少し切なくなります。

    トリスタン、ベン、エクトル、イクス…彼等のわちゃわちゃしたやり取りに、緊迫した状況ながらも癒されました。
    それぞれキャラクター性の方向が異なるので、この四人のやり取りずっと見ていられそうな程に面白かったです。
    濱丸様のキャラクターのやり取りの描き方、生き生きしていて本当に好きです。

    またティトの意味深な行動と、アルノーに向ける複雑な感情の描写が素敵でした。
    ティトが今後どこにどう向かって行くのか、彼女の物語もいずれ拝読することができるのかと思うと楽しみです。トリスタンとのやり取りがもう見られないのかもしれないのは寂しいですが…

    「とにかく変えないと」アルノーと似たようなことを口にしたアーネ、道場メンバーが支えてくれてるとは言え、ラストの呼び出しが怖いです…
    続く息を呑む展開、手に汗握りながら楽しく読ませて頂きました…!
    濃密な時間をありがとうございます!

    作者からの返信

    月白輪廻様、コメントありがとうございます!

    ベルサ、散々振り回された恨みも込めて、容赦無く言い放ちました。
    実は事実として、復讐も友情も彼の目標や信念では無くて、彼の求める「美しいものを見ること」こそが真の狙いからだった訳でして。
    それを見せてくれそうなアルノーとアーネには入れ込んだのですが、それも望む結末になりませんでした。
    復讐や友情を名目とした(含まれてない訳でも無くて)、八つ当たりと後片付けが今回の動機として近いかもしれません。
    一連の行動で彼が執着しない、徹底しないのもそれが理由です。

    四人組のやり取り、もっと書きたかったので、気に入って頂けて嬉しいです!
    この子達が集まると、ついわちゃわちゃさせたくなります。
    構想とキャラ造形自体は、ずっと出来上がっていたのですが……。
    深掘りさせるとキリがないので、二章時点までではかなり限定的な出番になっていました。

    ティト、実はキャラが確定したのは道場メンバーではラストでした。
    それぞれ個性ややらせたいことを考えて、それ以外で補足が必要となる部分を、彼女が持っていくことになったのですが……。
    結果として唯一、アルノーの計画に触れるキャラとなってしまいました。
    結構な独自路線を取る子になっていきそうです。
    ぶっきらぼうながら心の中で複数の感情を飼うめんどくさい系の性格なのは、でも多分アルノー関係無く、元からですが笑。

    ラスト、まさしくデュオ辺りは今のアーネに、アルノーの影を重ねたと思います。
    今度こそ支えると、覚悟を決めたことでしょう。
    そんな彼らを待ち受ける運命は、やはり厳しいもので……。
    受けた呼び出しも、今後を左右するものとなっていきます。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • ロベールさん、格好良いですね……( *´艸`) 舌戦でも圧倒的です。アルノ―の作戦をまるっとお見通しでしたか。いや、素晴らしい。自らターゲットになってアルノ―とやり合うのも、なかなか肝が座っていますね。アルノ―の小物感は、ここからの成長への布石となるでしょうか。まるで先生と生徒のようなやり取りに感じました。
    ここで倒れるアルノ―ではないと思うので、這い上がってくるのが楽しみです!

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    智者としても武人としても、ロベールの本領発揮回でした。
    攻城戦ではアルノーの戦術に驚きを得たものの、すぐに最終目標を看破、元より選択肢として用意していた脱出船を利用して、アルノーを嵌め返しました。
    この回の舌戦は、筆者としてはお気に入りのシーンだったり。
    お褒め頂いて大変嬉しいです!

    ロベールとアルノー、後にも言及されるのですが、思想と方法こそ違いますが、国のためにという根底の部分は一緒だったりします。
    もしアルノーがジェラールではなくロベールに師事していたら、かたちは変われど、良い関係を気付けたと思います。
    ……最終的には、やはり歯向かって終わる気もしますが。
    ロベール対アルノーの戦争、もう少し続きますので、引き続きお付き合い頂けると幸いでございますm(_ _)m。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • ベルサさん面白いですね。うん、お手洗い問題は現実的に大きな問題ですよね(;'∀')!
    アディの、アディも知らない秘密を知っていそうなベルサさん。樽が狭そうですけど、女性同士ならまだマシでしょうか。いい土、っていうのがまた、言い方が面白いです( *´艸`)!

    作者からの返信


    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    3話の時にチラッとだけ顔出ししたベルサが再登場しました。
    切れ者に見せかけて発言内容が残念より、でも諜報活動はちゃんと優秀みたいなキャラクターです。
    恐らく、まだまだ沢山の捕虜あるあるを持ってると思われます。

    何かが襲いくる船内にいて、果たして地術で強化した樽が、優秀な工作員の脱出方法かと言われると……コレまた微妙なところですが。
    今後、ベルサはどんどん出番が増えていくと思います。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • 専制政治の悪いところが出たって感じですか……。
    アルノーが奮起したのも分かると同時に、失敗に終わったのが実に痛い。
    新たな秩序が作れていたら、と思わずにはいられません。

    作者からの返信

    海雀様、コメントありがとうございます!

    リデフォール、議会も官僚も割と末期状態でした……。
    ロベールが恐怖政治で辣腕を振るったのも、他の貴族や王宮の統制のためでもありました。
    甘い顔をすると付け上がると知ってたのです。

    アルノーは諸共、雑草の如く引っこ抜いたので、強引さではアルノーの方が上かもしれません。

    そして上が引っこ抜かれてニョキニョキ出てきたのが、今の王宮と思って頂ければ。
    しかも新芽じゃなくて腐りかけというオマケ付き。
    今なら、今度は俺達が好き勝手できる!
    みたいな感じでしょうか。

    島国で外敵が居なかったのが、徐々に腐敗を作っていきました。


    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • 大を為すために小を切ることを厭わないなら貴族のシステムごと破壊してまた別の秩序を作るという選択肢もあるのかもですが、そもそもとして他国から狙われているという状況から余計な火種をばら撒ける状況ではなく。アルノーの予測すら超えるレベルで国の担い手が頼りになりませんね。

    作者からの返信

    焔コブラ様、コメントありがとうございます!

    王国が抱える闇というか性質というか、そのあたりの膿の部分が露出した回でした。

    そもそも第一章の段階で、ロベールやアルノーが圧政や粛清といった極端な舵取りをしていた理由であり、ジェラール王太子が半ば匙を投げていた原因でもあります。

    ちょっと平和な時代、というか専制政治が悪い意味で長過ぎました。
    王宮は腐敗が進み過ぎ、民は飼い慣らされ過ぎなのです。
    一石投じようとしたのが前述の通りのロベールとアルノーなのですが、結果だけ見ると見事な共倒れという。
    自浄作用が働かない国家運営となっている状況ですが、このオチは何と言いましょうか、二章ラスト、そしてその先に続いていくと思います。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • ロベールは、何か罠を張っていそうですね。襲撃されることは分かっていたのですし、賢いロベールがここでアルノ―の思い通りにはやられないだろうと思っております(どっちの味方だ)! 今はどうでもいいことを聞いてくる師団長にも、一応答えてあげるところが意外と律儀というか。可愛い面をみました。笑 それに、信頼できる手駒の部下もいるようですね。

    アルノ―の道場のお弟子さんたちも、色々と案を出したりと頼もしい様子。アルノ―はその中でもって一人で色々と仕掛けているので忙しそうです。
    皆に認められて、望まれて王座に。確かにそれが王となるベストですよね。

    アディの存在がどこかで効いてきそうです。

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます。

    お察しの通り、アルノーとロベールの駆け引きは、もう少し続いていきます。
    この国の騎士団、島国ゆえ国を跨いだ戦争の経験が少なく、正規軍同士のぶつかり合いのノウハウがあんまり蓄積されていないのです……。
    師団長が頼りないのも、その辺りが原因で、宰相自ら出張らなければならない状況でした。
    ロベールは有能故に、議員に官僚に司令官に参謀に、意外となんでも兼任します。
    その結果、強力なトップダウンの組織となっておりました。

    アルノーも武人としては中々ですが、いかんせん意見を軍全体に波及させる権力は無かったり。
    増鏡で手勢を増やしたのは、その辺のカバーのためでもあります。
    実はアーネやデュオ達には、それを鑑みた英才教育を施しているので、かなりの負担減になってたりします。
    アルノーの真の計画に組み込んでいたら、今頃は王宮内でも手が付けられない勢いになってたかもです。

    言及のあったアディ、実は次話で登場します。
    彼女もまた、国を揺るがす大きなうねりの中に、飲み込まれていきます。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • 総勢五百体(;゚Д゚)! 海岸にそれらが並んでいるのですね……。異様な光景でしょうね。汗 25体ずつを、1体が管理する。その1体はより能力の高い水人形ということでしょうか。遠隔の更に遠隔、アルノ―の能力の高さが窺えます。すごい。
    戦いの準備は万端ですね。さてどうなるか楽しみです(^^)!

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます。

    「遠隔で人形を統制する水人形」を遠隔操作してます。
    我ながらややこしい笑。
    末端の水人形は、実質的にはオートパイロット状態ですね。
    なので複雑なことは出来なかったり。
    規定の順路で進む。
    遮蔽物を斬る、殴る。
    その程度の性能です。
    その他にも、実は明確な弱点があったり……。

    実は決戦用の水人形の軍団、コツコツと準備していました。
    3話の中庭会議で、ジェラール王太子に「ちゃんと呼応する味方もいるはず!」と挙兵を促していましたが、今回の増鏡が根拠となっております。
    順調なら、今回の反乱の旗頭もジェラール王太子になっているはずでした。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございますm(_ _)m。

  • ここ数話のエルの過去や心情に触れてなんとも言えない気持ちになりました。彼自身にしっかりとした信念はありつつも、ベルサに指摘されたことは案外当たっていたんじゃないかと。
    エルは去ってもまだまだ不穏なにおいがしますね。ティトの行動とあの台詞、彼女の動向も気になります。

    作者からの返信

    朝倉様、コメントありがとうございます!

    エル、背景等々含めまして、色々と難しいキャラです。
    今回ベルサに指摘されたことはほぼ正解で、彼の繰り返した美しいものとやらが、それになる予定でした。
    1章ラストの結末が無ければ、ということになってしまいますが。

    自分は美しい生き方ができる訳ではないし、する気も無くて。
    でも憧憬としてあり続けた、人間の善性をもう一度見てみたいと、それが根底にあるキャラです。

    ティトも、既存の道場関連のメンバーとは違うことをやる流れになるキャラです。
    前に出たり主張が激しいキャラでは無いので、構成上埋もれがちになっていたのですが……。
    この辺りから少しずつ、出番が増えていくと思います。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • 友情も中途半端ですし、復讐もボヤけ気味。ほんと何がしたかったんですかって台詞は、きっと読者の多くが共感することでしょうね。
    とはいえ、一本筋を通せるばかりが人間じゃないですし、複雑なものを抱えた人ならば、それは尚更でしょう。
    ティトの行動と言葉には驚きましたが、それとは裏腹に……というものもあるのだと思います。
    この物語は、一人一人の行動が後に何を起こすか分からなくてハラハラしますね。
    複雑に入り乱れて読み解くのも大変(笑)
    でも、複雑な群像劇こそ、この物語の真骨頂という気がしてます。

    作者からの返信

    海雀様、コメントありがとうございます!

    そして言われてしまいましたね笑。
    彼の人間性や言動と行動の不一致、臨機応変というより気紛れに近い意思決定は、嫌悪される読者様もいるだろうなあとは考えていました。
    一応、52話(上)〜(下)でエルの内面には触れてきましたが、流石にこれ以上は彼の背景について、(山場を除いて)文面を多く割くことは無いと思います。
    なのでエル嫌いという方にもご安心頂ければなあ、と笑。

    とは言えちょっと補足すると、エルの願いは1章終了時点で最早叶うものでは無くなっていて、自分でもそれを分かっていながら追うのを止められない、みたいな人間なのです。
    友情や復讐は、あくまで付随的なものなので、必要以上に執着をしません。

    そして拙作、よく考えたら実直で純真、初志貫徹な一本気タイプって、あんまりいないかもしれません……。
    嘘つきとか、自分を顧みないとか、女々しかったり、すぐ考えを変える奴ばっかりかも。
    ……人間臭いキャラ多めと好意的な解釈を頂けると、嬉しい、かもです……(汗)。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • エルは複雑な思惑で何をしてくるか分からない怖さがありますね。
    本格的な決着はまた持ち越しでしょうか。より壮大なバトルになりそうです。

    アルノーが残した物が本当に多いですね。おかげで公爵軍に勝利しそうで、それだけに教職か技術職向きというのを実感します。

    作者からの返信

    右中桂示様、コメントありがとうございます!

    エルは、その面倒臭さが大爆発しておりました。
    今回もアーネとベルサの回答次第では、即戦闘続行になっていたかと思います。
    完全決着はまだだいぶ先ですね。
    色々な人物と絡みがありすぎて、「誰」と「どんな」決着を付けるのかも問題になってくるキャラだと思います。

    そうですね、願いだったり技術だったり、アルノーは多くのものをアーネ達に残していきました。
    今後も、節目節目で彼の名前はストーリーに出てくると思います。
    とは言え、誰も彼もが彼を慕っていた、ということにはならないのでしょうが……。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • 更新ありがとうございます、重厚な物語にしばし時を忘れました

    >だがエルは示してしまった。つがいを堕としてしまった片割れが、狂い咲いてしまう道を。
    ここ痺れました、アーネたちの行き先をも暗示しているのでしょうか……

    さまざまな人間たちの複雑な関係性も良いですね

    ティトの悪意には驚きましたが、実を言えば相当アルノーが好きだったんでしょうね
    この行為が何か大きな物語のうねりに繋がって行くような余韻を感じました

    作者からの返信

    みかぼし様、コメントありがとうございます!

    過分なお褒めの言葉を頂いてしまい、嬉しさと喜びでいっぱいでございます。

    そうですね、エルの発言は暗示的なものになっていると思います。
    秘密の資料など、前回取引で渡したものがそれを誘引していくのですが……。
    そう遠くない未来で、それに起因する事件(?)が起きる予定です。

    ティトについては、実はこの回でどこまで描写するか、だいぶ迷いました。
    アルノーの共犯まではいかないものの、その後ろ暗いものを察していた唯一の門下生となっています。

    前回の出番も、実質今後の戦闘要員となるベンやイクスの話を削ってまで、彼女の描写を優先させました。
    そのくらい重要な立ち位置になるというか、既存の道場関連のキャラとは明確に立ち位置を変えていくキャラになる予定です。

    アルノーに対しての悪態については……現状では秘密ということにして頂けると笑。
    好悪や善悪、その他色んなものを引っくるめて、大きな感情を抱いていたとは思います。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • お邪魔致します。
    アルノーさんを探してしまいますよね、アーネさん……。
    そしてエルさんの怒りを知らされた。アーネさんが受けたショックは計り知れないものだと思います……もう精神的にボロボロなのでは( ; ; )

    作者からの返信

    紫波すい様、コメントありがとうございます!

    この辺から、謎多きエルのバックボーンが明かされていきます。
    あちこち陣営を変えながら凶行に及んだ、原因となる部分ですね。
    復讐以外にも目的があったりするのですが、おいおいお話に出てくるかなと思います。

    アーネは故郷が滅んだ原因を今回初めて知りました。
    エルへの信頼は厚いものでしたので、かなり衝撃を受けています。
    近頃はショックが重なっていたので、追い討ちになってますね。
    彼女への試練はもう少し続きます。

    今回もご高覧ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済

  • 編集済

    コメント失礼します。
    故郷を破壊したエルさん。望む愛を求めた故に壊したような感じに思えました。そしてすっごく後悔してるような。
    咲く前に散ってしまった花。アルノーさんの大義はエルさんも望んでいたものだったのかな。
    散ってしまったから、過去にやったことを今回起こそうとしているのでしょうか。
    うーん、謎です。

    アーネさんチョロすぎですよ。目の前の餌に食いつきすぎです(苦笑)
    扱い持て余してしまっても今は捕縛しようよ!って思いますが、やはり頼れる幼馴染という事もあり、どこかで信頼しているのでしょう。
    駄目じゃん誰か来てええええと心の中で叫びます。
    偽情報を掴まされないことを祈るばかりです。

    作者からの返信

    森羅秋様、コメントありがとうございます!

    エルは、そういう風に書いた私が言うのもなんですが、面倒くさい男ですよね……。
    合理的に話を進めながら、その目的はとても感傷的なものなので。
    アルノー(とアーネ)には、とあることを特に期待していました。
    この辺は、次話でバッサリやる予定なのです。

    アーネ、パックリと餌に食い付きました。
    エルの余力を読み切れておらず、勝算が立っていない状況だったので、安全策を選んだと申しましょうか。
    エルが並の技量では無いことは知っており、上空の大決戦の詳細は分からず終いだったというのもありますね。
    そこを敢えて決着を付けに行くか、虹剣と情報を引き換えに場を納めるか、選択する状況でした。
    特に虹剣引き渡しの条件がなければ、決死の戦闘となったと思います。

    諸々を考え後者を選びましたが、その中ではエルと殺し合いたくないというのも含まれています。
    ただでさえ、アルノーを死に追いやったばかりでしたので……。

    そして情報をゲットしたアーネですが、そう遠くない未来、これがまた大変なことを起こす予定だったりします。
    エルが言っていた保険云々の絡みがこれですね。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • お邪魔致します。
    ……アルノーさんの願い……?いけません、何だか涙が。
    聡明なアーネさん、「斥候」について納得できていないみたいですね。彼女の様子がおかしいのは、激しい動揺の後だから……なのでしょうか。

    作者からの返信

    紫波すい様、コメントありがとうございます!

    ここから、アルノーの置き土産が本格始動します。
    実は今までもちょこちょこ抜け出して街を漂っては、ベルサに回収されていたりします。

    アーネについては、風の四大の魔石、ジズの関連を疑っていました。
    なので、その推理を補強する材料ができたことで、色々と考えを巡らせている最中ですね。
    若干落ち着きがないのは、仰る通り戦勝会でショックを受けたことを、まだ引き摺っているからです。
    本人は頑張って隠しているつもりなのですが、諜報員を勤めるベルサはすぐに見抜いてしまいました。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • うーん、これは、もしかしてアディって……。ロベールの情報網はすごそうですからね。ジェラールとアディの関係も知っていそうですし、それ以上のことも知っているのかも。私の予想が合っていれば、アディはかなりの重要人物になりますね。答え合わせを楽しみにすることにします( *´艸`)!

    やり手のロベールさん、いいですねぇ。こういう人って魅力的です! さてどこまでこの余裕を保てるのか、アルノ―のやり口はどう刺さりますでしょうか。楽しみです。

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    そしてアディについてご考察頂けて、とても嬉しいです!
    お察し頂いた通り、アディには割と大きめの秘密があるのです。
    それを知るが故の、今回のロベールの行動だったりします。

    ロベールは、家柄や自領の広さを生かして、独自のネットワークで情報収集を行なっていました。
    宰相派と呼ばれるほどの一大勢力を率いるのは、この辺りが理由ですね。
    今後暫くは、アルノーとロベールのせめぎ合いが続きます。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • お邪魔致します。
    エルさん、美しささえ感じるお見事な風の技。あまりにも強い、強すぎる……虹剣を手に、鬼に金棒どころではないですね。
    アーネさん達と対峙することになるのでしょうか……既に犠牲者が沢山出ておりますし、つらい戦いになりそうです(;ω;)

    作者からの返信

    紫波すい様、コメントありがとうございます!

    エルが大暴れの回でした。
    ジズだけでも強風を起こしたり、逆に音や気配を消すことはできるのですが、四大の魔石を全力かつ精密に振り回すには、制御装置たる虹剣が必要でした。

    実はアルノーの大津波や稲妻も、本来は制御装置込みで実現できる規模なのですが……。
    とある裏技で、カバーしていました。

    開幕から一大事となってしまった公爵家と王都の戦いですが、この後ももう少しシリアス進行が続くと思います。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • マクシミリアンとアディ! うーむですねえ!

    作者からの返信

    蜂蜜ひみつ様、コメントありがとうございます!

    王室付きの侍従(囚われ)と、それを心配する先王という図でした。

    色々と小賢しいことを考えているアルノーですが、あちこちに伏線のある回となっております。
    動きや進展自体はあんまり無い、繋ぎ回とも言うのですが……。

    アルノーやマクシミリアンの発言の意図は、後々明かされることになると思います。

  • アルノー!!よく持ち堪えた!!
    結構これでギャフンとなってさらに飛躍するんでしょうね、頑張れ!!
    ロベールは本当に切れ物でした。
    フードの男……新たに。

    作者からの返信

    蜂蜜ひみつ様、コメントありがとうございます!

    アルノー、ほぼほぼ負け戦でしたが頑張ってひっくり返しました。
    ロベールに戦闘能力無しと踏んで、ご覧の通り酷い有様となっておりました。
    策はひっくり返され戦闘は凌ぎ切られ、実際のロベールは、文武両道も良いところという。

    フードの男、実質的には新キャラですね。
    ポッと出に見せかけて、今後の物語に深く絡んで参ります。

  • 第10話 出向、追放への応援コメント

    アルノ―、けっこう鬼畜な……と思ったのは私だけかしらん(;'∀') 少しでも気晴らしにってジェラール殺したの君でしょうに……。アディは吹っ切れたんでしょうか。もしかしたら、この笑顔の裏で暗殺者を探して殺してやろうなんて決意していたりなんかして……( ;∀;) すみません、ぶっとんだ妄想でした。何も知らないアディやアーネが可哀そうな気持ちになってしまって……。アルノ―の左遷に心底怒ってくれるイイ子なんですよねアーネ。これ、バレた時どうなっちゃうんだろうって、すごく怖いです! 
    宰相の演説を聞いている時のアルノ―、何か思い付いた様子でしたので、彼の中では次の手が見えていそうですね。

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    アルノーの発言は、責任の所在を俯瞰すれば、彼が言うべき筋合いで無いのはその通りです。
    とは言っても、原因(ジェラール殺害)を作ったことはそれとして、アディまで必要以上に苦しめたい訳では無いと言いましょうか。
    罪滅ぼしではありませんが、優しくしたい相手には優しくしたいという、一種のエゴかもしれません。

    アディ、殺意の波動には目覚めてはいませんが、感情がささくれ立っている最中でした。
    最初にアルノーに厳しめ評価してるのが、その辺り表れてます。

    シンプルに腹を立ててるのがアーネですね。
    アルノーも罪悪感を全く感じていない事も無いのですが、それをこの場で表すわけにもいかず、然りとて茶化す話でも無く……。
    変な気遣いをするので精一杯と言ったところでしょうか。

    演説で思いついた内容は、アルノーによって後々披露される予定です。
    ……のですが、しっかり「演説を聞いて思いついた策」と明言させてないので、文脈からはそれが読み取りづらいかもです。
    恥ずかしながら、第一章内における作者反省ポイントですorz

    編集済
  • こんにちは。

    エルの心情。彼は複雑な男ですね。お母さんが生きていればなぁ……。(´;ω;`)

    「かの正義感溢れる幼馴染は、実に理解者に恵まれなかった。」
    うん、もしかして、エルがずっと側にいてくれたら、良かったのかもしれませんね。

    作者からの返信

    加須 千花様、コメントありがとうございます!

    エルという男の、スイッチが入ったのは、母の件が理由でした。
    彼女の慈愛に満ちた生き方が、今置かれた過酷な生活環境の中にあって、眩し過ぎましたのです。
    そんな過去を経たため、人間への失望と期待が同居した、歪な性質を獲得してしまいました。
    この辺り、ちゃんと上手く書けてるか、自分でもドキドキなのですが。

    そうですね、エルが側にいてアルノー、そしてアーネを導いてあげれば、悲劇は何一つ起こらなかったかも知れません。
    敢えてそうしなかった理由もあるのですが……。
    エルの内面については、次話でもう少し補足されると思います。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • 一体どのような闇が…?

    と気になる一方、アーネはエルが指摘する通り、甘いようですね。語りかけられて、既に警戒を解いているように思えます。初撃で手心を加えたあたりも…殺さずとも、怪我を負わせる事はできたでしょうに…

    ベルサや他の実力者が来るまで待って、生け捕りにして紅剣を奪うなど、とりあえずエルを制御してから対処すれば良いのかなと思います。。。その上でゆっくり話を聞けば良いのでは…

    というアーネの甘さはさておき、エルの真の狙い、気になります。彼は世界を彼なりのやり方で救おうとしているのですね。この世界には、一体どんな闇が潜んでいるというのでしょうか!?

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    アーネ、この辺りはわざと甘い発言をさせました。
    のですが。
    それにしても、内容があまりにもチャチいかったと猛省中です。
    甘いことを言わせるにしろ、もっと他にあったなあと。
    皆様から頂いた有難いコメントを見て、項垂れる思いです……。

    エルが言った闇については、実はあんまり突飛な事象でも無かったりなのですが、リデフォール王国に纏わりつく末期的なものではあったりします。
    問題を掘り下げると、リデフォール滅ぶべしとエルが意思を固めた遠因でもあったり。
    この辺り、エルが仕掛けた保険にも繋がっていきます。

    引き続きご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • エル、強き大義名分がありますね。
    リヴァイアサンにもう少し力があれば、雲自体を操ってエルを取り囲む事が出来たでしょうか。エルが風を使って雲を霧散しそうですが、真空状態に自信が苦しめられる事に…色々と想像を働かせてしまいます。

    ギリギリの戦いですね。積乱雲を利用するとは…しかし、水であるリヴァイアサンにとっては諸刃の剣でしたね。

    エルのやつ、リヴァイアサンを個の人格を持つ存在と認めていないようですね。人格とは何か…?人である条件とは…?という哲学的な議論が頭に浮かんでしまいます…笑

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    エルとリヴァイアサンについては、まさしく仰る通りのせめぎ合いがありました。
    雲が無いと水術が行使できないので、エルが吹き飛ばす、リヴァイアサンが手繰り寄せるで、術でしばき合いつつも、陣取り合戦のような様相を呈しております。

    雷の件については、アルノーのアイディア丸パクりですね。
    リヴァイアサン単体でそれを行使する知能はまだ無いです。
    そんなところも、エルご立腹の原因なのですが。
    怒りの一撃はしっかりとリヴァイアサンの身体を両断しました。

    エル、リヴァイアサンを全く認めていません。
    最初こそ、あれば便利かも知れないが使い途無いなあくらいの認識でしたが。
    哲学的に見えて感情論で嫌っています。
    でも後に、リヴァイアサンという存在の是非について、お話がある予定だったり。
    リヴァイアサンにとっては、長く付き纏う問題になりそうです。

    引き続きご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。


  • 編集済

    ミリー公爵家の軍勢よりも、エル個人と戦っている感じですね!ミリー公爵も竜巻の被害は免れないから、機会を伺っているという感じでしょう。

    四大魔石の力は強大ですね。エルはアルノー以上の使い手である事は間違いなしでは…アディは対抗できるでしょうか?前線に立って勇ましいですが…

    しかも、基本は攻撃が届かないところから連続巨大攻撃、エルからすれば余裕でしょう。この砲台さえなければ…ベルサ、ディアナ、デュオ、そして高弟たちの研究による成果でしょうか。この砲台を死守せねばならんですね。

    手に汗握る攻防です!

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    仰る通り、メインは対エルで進行していました。
    王都決戦も、割と大事なんですけどね……。
    国家存亡レベルの話ですし。
    基本的に四大の魔石はとても強力なのですが、使う奴が揃って小細工大好きで、効果が最大限になるよう工夫しているのも大きいかもです。

    アディは、この戦いでは完全に囮ですね。
    ただ彼女の地位あってこそ、敵の狙いが絞れる=出現地点の予測が立つので、役割としては重要でした。
    国家元首を何だと思ってるのでしょうね……。

    基本的には遠距離から攻撃し放題のエル有利の状況ですが、アーネやベルサ達もそれを埋めるべく奮闘します。
    砲弾作成で、門下生達も頑張りました。
    とは言え、大部分はベルサの手が入ってますが。
    砲台は連射は出来ませんが、存在そのものが抑止力にはなるかなと思います。
    注意を地上に向けておいて、アーネ達の策は次のフェイズに移行します。

    今回もご高覧、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • 見るのとやるのでは大違い・・・
    アルノーさんには、艱難辛苦の道のりですが乗り越えて欲しい・・・☺

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    大きな戦いの最中、暗躍中のアルノーでした。

    ここで先王に渡しをつけるのも、今回の戦争における目的でした。
    タイミング的に、ここでやっておかないと間に合わなかったと申しましょうか。
    過激な手段を取るアルノーですが、一応は色々先々のことを考え、先回りで動いていきます。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。


  • 編集済

    ロベールさんはここで退場ですね・・・一国の宰相とは思えない程の強さでした😆アルノーさんと志は同じだった・・・惜しい・・・ジェラール王太子、ロベール宰相、ミリー公爵、そしてアルノーさん・・・4人揃い踏みならば強大な国に成っていたのではと思わずにいられません・・・😢

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    ロベールは王室の流れを汲む公爵家で、王室が元は水術の大家だったため、その素地が生きている形ですね。
    でも強くなったのは、紛れもなく彼の努力の賜物でしょう。
    原則として秘密主義の彼にとっては、大体の戦いが政争でカタがついてしまうため、直接武力行使する機会は無かったのでしょうが。

    四人が一緒に仲良く仕事できていれば、当面は平和な国になっていたでしょうねえ。
    噛み合わないものです。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • >目の前の惨状が、自分の見たかった光景なのか。
    果たしてこれが、望んでいた結末なのか。
    分からないながらも。
    脳裏に浮かんだのは、とうに離れた故郷の花畑と、それを前に儚げに微笑む母だった。

    エルさんの苦しみを綴る心理描写に胸が締め付けられました。
    エルさんを救ってくれた2人の親友。
    自死しなくてよかった……。(T_T)

    作者からの返信

    ayane様、コメントありがとうございます!
    そのうえ⭐︎まで頂いてしまい感無量です!
    本当ににありがとうございますm(_ _)m。

    少ないようで実は多い、エルの(過去)心理描写シーンでした。
    作者的にも少し頻度多いかな?とも思ったのですが……。
    52話はこれまで秘していたエルの内面に切り込む回でしたので、がっつりと文面を割いてみました。

    復讐を遂げた後何をしようかと考えて、何も出てこない。
    そこに見つけた、これから自分が生きる理由、みたいな感じの状況です。
    字面にすると綺麗だけど、結構歪な形で思想が凝り固まってしまった瞬間と申しましょうか。

    この度はご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • うーむ……。当然の話で、これまでの心理描写から窺えたことですが、エルの心の闇も、単なる闇ではありませんでしたね。
    表現する術がなかったというか、出来なかっただけで、そこには愛があった。
    そして、立つ場所を見て見れば、それを許さなかったのでしょうかね。

    アーネに対しても、やっぱり情報を握ってる方が強い、という部分が出ましたね。
    それがブラフであるかも分からない状態で、しかもまだ甘い言葉を吐く彼女には、読者として思うところがあります。
    ここで偽情報を掴ませるとは思えませんが、まだまだ波乱の種は多く残っているようで……。

    作者からの返信

    海雀様、コメントありがとうございます!

    エルは真意や心情を吐露しないうえ、自分にも嘘を付く性格なので……。
    ここでの作者コメントからして、どうまとめたものか、悩ませられるキャラです。
    うっかりしてると、彼についての設定を、ここで全部開帳しかけてしまう有様だったり。

    アーネに対しては、投降(という名の脅迫)が通らなければ、本当にあの場で一戦交えることになったと思います。

    状況的には、これでもまだ五分五分かエル有利、と言ったところでしょうか。
    でも無傷で済む場面ではないので、対ベルサを想定した場合、対決は避けたかったのがエルの本心です。
    それ以上に、仕込んだ保険を試したかったという面もありますが。

    そして海雀様の仰る通り、エルが混乱を望んで仕掛けた以上、ここから実はもう一波あったりします。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • 冒頭のエルの心理描写に激しく揺さぶられ、涙が出ました。
    彼は彼なりにアーネやアルノーを愛していたんですね…護ろうとしていたものは喪われ、『望んだ光景は、もう見られない』が切ないです。

    話数を重ねる度にエルの内情に踏み込んでいくストーリー展開に、どんどん彼に惹き付けられます。
    アーネを『最後の幼馴染み』と表現しているのが辛いです…表面上ではアーネと冷静に駆け引きをしているのに、内面ではこんなにも深い感情が渦巻いているエル…幼馴染み三人の複雑な関係性が本当に魅力的で大好きです…!

    作者からの返信

    月白輪廻様、コメントありがとうございます!

    エルの心理描写、くどいかなあとも思いつつ、今回も文面を多く割いてみました。
    言動と行動と真意が一致しないキャラなので、わりかし丁寧に書いたつもりなのですが……。
    書きたかったことがちゃんと書けたようで、凄くすごく、安心しております。

    状況が目まぐるしく変わる状況で、繰り返しの表現もあり、書き方間違うと、読み飛ばされちゃいかねない箇所だと思っていたので……。
    読み入って頂いたようで、感無量でございます。

    エルにとっては、残った幼馴染はアーネだけになっています。
    色々引き継いだとはいえ、リヴァイアサンは完全にノーカンでした。
    アルノーの場所に送ってやろうとしたのも、割と本心からのものだったりします。
    それだけエルにとって、アルノーとアーネは、尊い存在でした。

    具体的に、アルノー達にどうなって貰いたかったかは、次回52話(下)で描かれることになると思います。
    最早バレバレですが、彼なりに激重な感情があったことは、確かでございました。

    今回もご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • 折れた小剣が避雷針変わりで、ロベールさんに直撃したと!?

    すみません、理解が追い付かなくて支離滅裂ですね・・・

    ただただ驚嘆しております😱

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    ちょっと分かりにくい描写になっているようですみません……。

    アルノーが海水を汲み上げ、ある程度の高度で雲状(水蒸気)に変化させて、更に高速で掻き混ぜて発雷させた、という面倒くさい技(大鏡)となっております。

    投げて刺した剣は、仰る通りの避雷針です。
    水中で突撃時したときの感触で、水球に刺すこと自体は可能と判断したがゆえの行動となっておりました。

  • アルノーさんはもう動けない、この3人に命運は託されたわけですね・・・😢

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!
    しかも沢山の星を頂いてしまい、誠に恐縮ですm(_ _)m。

    今回は、アルノーが激闘している最中の、一方その頃的なお話ですね。
    アルノーの水人形が解除されてしまい、城攻めも大きな影響を受けました。
    これにより、アーネ達も前に出る必要ができてしまったのですが……。
    アルノーとしては避けたかった状況になって来ていますね。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。


  • 編集済

    コメント失礼します。
    エルさんの分析及び戦略が素晴らしいですし、リヴァイアサンの策略も素晴らしい。
    どっちが勝ってもおかしくない戦況で、アルノーさんの技を受けついだリヴァイアサンに軍配が上がったのが感無量です。裏切という意識によって人に似た感情が生まれるのかなとドキドキしています。
    彼の姿で彼の技を使ったからこそ、エルさんの心が揺さぶられて、心情が駄々洩れになってしまったのかも。しかし善性と言い切ったところをみると、エルさんは悪として動こうとしているのでしょうか。その胸の内がすごく気になります。

    作者からの返信

    森羅秋様、コメントありがとうございます!

    水使いっぽくないなあと思いつつも、先代(?)から能力を引き継いだ形を強調したくて、あのような決着にしました。
    実はリヴァイアサンは、設定上色々と制限のあるキャラなので、その都合でこういう展開になってしまったという事情もあるのですが……。
    その辺も今後、話の中で触れるかもです。

    エルは、アルノーの姿でアルノーの技を使うリヴァイアサンを嫌悪しているクチです。
    心情的なものだったり信念的なものだったり、色々と理由はあるのですが……。
    仰る通り、言わないでいいことを口走ってしまった状況ですね。
    心情の吐露はエルが普段避けている物言いですので。
    残りの52話で、もう少し彼の内面には迫ろうと思っています。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • 宰相ロベールがそう考えるのは当然でしょうね。人心掌握のためには真の下手人を挙げるのが一番です。その者の目論見にまんまと乗る形になっているのですから、気持ちよくもないでしょうし(;'∀') アルノ―を疑っているんですね。というかほぼ確信しているっぽいでしょうか。賢い人は好きです( *´艸`)
    宰相に会いに行く時、アーネも一緒に行くっていうかと思ったんですが、あっさり行かせてくれましたね。彼女はアルノ―のしたこと、知らないんですよね……? 知ったらどうなるんだろう( ;∀;)

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    ロベールは自分に嫌疑がかかる立場なので、かなり早い段階で状況把握が出来ていました。
    現状、状況証拠や推論でとどまっているものの、アルノーにはかなり疑いを持ってます。
    後ほど、そう考えるに至った要因も、出てくると思います。
    作中ではかなりの智者として描いていたので、ちゃんとそう見えていらっしゃるようでホッとしています。

    実はこう見えてアーネは、自分とアルノーの立場の違いをちゃんと弁えられるキャラなので、付いていきませんでした。
    そして一方で、アーネはアルノーの行いを知らないのです……。
    巻き込むことのリスクを考え、アルノーは彼女を敢えて計画から遠ざけております。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • こんにちは、濱丸様。コメント失礼致します。

    エルの叫び、リヴァイアサンの心の揺れ動き、そしてこのタイトル…とても考えさせられました。

    エルは自分の目的を達するため以外はどこか達観している印象があったので、アルノーについてリヴァイアサンに問い掛ける所や、人の善性について語る部分に、彼の複雑な心理の中に少しの青さのようなものを感じました。
    エルという人物の輪郭に、微かに触れられたようなそんな感覚でした。

    人の意識、感情を持ち始めているリヴァイアサン…人間というものを色々学んでいる最中なのですね。
    エルとリヴァイアサン、二人の行く末から目が離せません…!

    作者からの返信

    月白輪廻様、コメントありがとうございます!

    大空の決戦の中、これまで直接的には触れてこなかったエルの内面について、今回は描かせて貰いました。
    タイトルもどちらかと言うと、エル視点に立ったものとなっております。
    52話は分冊スタイルとなってますので、次回も引き続き、エルに寄った書き方になる予定だったりします。

    なので、エルについてご着目頂いて、誠にありがとうございます。
    残酷で薄情に見える裏側で、実際は誰より人間くさくてロマンチスト、そんな面もあるエルなのですが。
    ……これがまあ描写が難しく、毎度悪戦苦闘させられるキャラなのです。

    リヴァイアサンは仰る通り、人間というものを学び、今後色々な成長を遂げるキャラです。
    そして半端にアルノーの考え方を継承しているのが、また厄介なキャラと申しましょうか。
    この辺が、エルの怒りを買った原因でもありますね。
    今後も、色んな人の怒りを買う予定だったりします。

    今回もご高覧頂き、大変ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • うあああ本当に殺してしまいましたか。それほどの覚悟でやっているのでしょうが。
    野望の騎士、タイトル回収ですね。こうなる可能性を考えたくなかった私としてはやはりショックではありますが、ここまでして王を目指してアルノ―が理想とする国を創ることができるのか、見届けてみたいです。人の道を外れた者が、自分の正義を掲げて戦う先に明るい未来があるのか……。今はジェラールに哀悼の意を捧げたいと思います。

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    すみません、シリアス展開に舵を切ってしまいました。
    一応合間合間で、キャラ同士の掛け合いみたいな展開は挟んでいくことになると思います。

    アルノーとしては彼なりに成し遂げたいことがあって、それを為すためにはもうこれしかないという判断で、恩ある師匠殺しに手を染めました。
    ある意味で、中庭の会議における挙兵の上申は、アルノーなりの最後通牒でもあったのです。
    その野望の概要も、今後は多分に触れていくことになります。

    今回もご高覧、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • 第5話 夜の城、暗殺再びへの応援コメント

    ま、まさかと思っていましたが、そのまさかだったとは驚きです!
    アルノ―が暗殺者! あの冒頭の水術使い。ちょっとショックではあるのですが、アルノ―はジェラールのやり方に不満を抱いていた様子もあったので、彼なりの考えあってのことなのでしょうね……。ジェラールが殺されてしまうと、アディが悲しみますね( ;∀;) 
    ここからどうなるか、楽しみに読み進めたいと思います!

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    プロローグや幕間の暗殺者は、主人公のアルノーでございました。
    色々な思いを抱えて、今回までに至る凶行に手を染めました。

    中庭の会議も今回の襲撃に大きく関わっていて、あの場における結果が違えば、今回の騒動も無かったかもしれません。
    今後のお話で、アルノーの目的や真意にも触れていきたいと思います。

    ご高覧、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • ロベールの横綱相撲でしたね・・・😱

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    ロベールの作戦勝ちでした。
    正確には、アルノーの攻城戦に始まる一連の行動は確かにロベールを驚かすに値するものでしたが。

    ロベールの機転や経験で、その優位をひっくり返した形になります。

    この辺り、アルノーの詰めの甘さもあるのですが……。

  • アルノーさんの切り札がデカイ😅

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    海上戦、アルノーの大得意なフィールドでした。

    この物語における術は、水や火や風など、操る対象が近く、大量にあるほど効果を発揮します。
    なので、海に追い詰めて戦うのが目的だったりしました。

    編集済
  • ベルサさん、飄々としていますが、なかなかミステリアスですね~😆

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    ベルサ、第3話以来となる久しぶりの登場でした。

    実は結構荒事にも場慣れしている、腕利き諜報員です。
    今後もちょこちょこと登場する予定になるキャラクターでした。
    アディ達も巻き込んで、戦いは更に激化していきます。

    編集済
  • 狐と狸の化かしあい・・・さて、軍配は?

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    ロベール、撤退しました。
    でもただ脱出した訳でも無くて、しっかりと罠を仕掛けていたりします。

    次回以降、更に二人のせめぎ合いが続きます。

  • 水人形が陽動、攪乱役で疲弊を狙う・・・えぐい搦め手ですが、正攻法で犠牲を出す事を考えれば納得です😆

    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    城攻め回、アルノーは真っ向から攻め落とす選択は選びませんでした。

    リデフォール城の構造についてはアルノーなりに予備知識があったので、それを大いに活かした方法をとっています。

    この辺りは、、一応後の伏線も兼ねていたりします。

    編集済
  • 凄い・・・まるで詰め将棋の如く一手一手・・・


    作者からの返信

    ハナブサ様、コメントありがとうございます!

    ロベールとアルノーの攻防、お褒め頂きありがとうございます。

    準備していた手札を、一枚一枚切っていく形で状況を推移させてみました。

    違和感無くお読み頂けていれば幸いです。

  • こんばんは。

    「虹剣だけが俺の武器だと思ったか。ここは空の只中、我が領域。一小節の間に起動できる風術の全てが、必殺の一撃だ」
    エルの戦いぶりもかっこいいですねぇ。

    「最後に勝つのは、人の善性でなくてはならない! その資格すら無き者に、負けられないのだ!」
    あらら。リヴァイアサン、全否定されちゃった。生まれたばかりの人格があるようなのに……。

    水と風の特性を生かした戦い、面白ろかったです!

    話かわりまして。
    拙作にキラキラお星さま、ありがとうございました!

    良いお年を〜(⁠・⁠∀⁠・⁠)

    作者からの返信

    加須 千花様、あけましておめでとうございます。

    エル、早撃ち自慢で手数勝負するタイプでした。
    虹剣無しだと大雑把な攻撃多めになりますが、出力はデカめなので強力なのです。

    そして仰る通りの、新リヴァイアサン全否定派だったりします。
    最初こそどうでも良いと思ってたようですが、その在り方を見て徐々に嫌悪感を感じるようになりました。

    バトル、お褒め頂きありがとうございます。
    空の上、雲の中ならではの戦い方を書きたかったのですが、術バトルメインになると、動きが無くて説明ばっかりになりがちになって、四苦八苦しておりました。
    今後も精進致します。

    加須 千花様の作品、いつも楽しく拝読させて頂いております。
    外伝も制覇すべく、また改めて伺わせて頂きますね。

  • ディアナさん、怖……。
    さすがに殺しはやってないと思うんですけど、ちょっとサイコな友達がいまして。その子を思い出しました……。

    作者からの返信

    碧絃様、コメントありがとうございます!

    何か変なこと思い出させてしまい申し訳ございません……。

    うちのディアナは、特にモデルとなった人物や事件も無い、百パーセントの空想の人物です。

    作者の、特定の意図や思想を表したキャラクターという訳ではございませんので、何卒ご容赦願えれば幸いでございますm(_ _)m。

  • エルは復讐を望みつつも自らを悪として打倒してほしかったのでしょうか。複雑な心情が見えてきますね。
    リヴァイアサンにも心が生まれて傷つくのがまた印象深いです。
    ハイレベルで格好良いバトルが続いて面白いです。

    作者からの返信


    右中桂示様、コメントありがとうございます!

    エルについて言及して頂きありがとうございます!
    目的がいまいち明確にされていなかった彼ですが、この回以降でようやく真意に触れられると思います。
    次回、次々回で更に深掘りされることになっていきます。
    本当に、色々と面倒な男なのです……。

    リヴァイアサンもここから心理描写がバンバン入っていきます。
    あれも様々な出来事を学んで、精神や情緒を獲得していく成長枠だったりします。

    バトル、説明多めでテンポ悪いかなあと思って、後から手直しを重ねていたところでした。
    面白いと言われてホッとする思いです。

    ご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • 更新待ってました、ありがとうございます
    「悪の由来、正義の資格」というタイトルがずずーんと胸にきました、そこまでいくのか!と
    前回から引き続きの究極の戦いに、手に汗握って読み耽りました
    他に類を見ないここまでの魂でぶつかり合う戦いを描き切るということは、作家様も魂をくし削っていらっしゃる、凄まじい迫力です
    この境地、書き手の末席にいるものとして非常に羨ましいです
    (Wi-Fiが安定せず短文ですみません)

    作者からの返信

    みかぼし様、コメントありがとうございます!

    大仰なタイトルになっているのですが、実は直近で変更かけたりしていました。
    リヴァイアサン視点の話なので、そちらに合わせたネーミングにしていたのですが……。
    この回で重要なのは、むしろエル側の言動だよなと思い直し、軌道修正しました。

    戦闘も心理描写も、手直し多めだった回ですが、直し過ぎて文章のバランスが崩れてないか今でもハラハラしてます。
    お目汚しになっていなければ幸いでございますm(_ _)m。

  • 様式変えて、同じような大量の承認書類に混ぜ込まして決裁を回してくるとか、姑息だけど実に効果的で嫌なやりかたですね(;´・ω・)
    新たな火種は、第一章のお話に比べるとまだ小さなもののように感じますが、この先いったいどうなっていくのか……早くに消し止められるのか、大きく燃え上がってしまうのか……続きも楽しみに、読ませていただきます♪

    作者からの返信

    さかまち様、コメントありがとうございます!

    まさしく、とある連中が仕掛けた姑息な嫌がらせでした。
    国王としての仕事に慣れていないアディを巻き込んだ、規模が大きいのか小さいのか分からない攻撃です。
    解決までは、実はちょっと長引く予定だったりします。

    第二章にてアーネが対面していくものは、ここから各方面に拡大していきます。
    王宮内部以外の問題というか勢力も今後出てきて、入り組んで複雑になっていく予定です。

    第二章も引き続きご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

  • 港町の様子が分かりやすく詳細に描写されていて、歩いているような楽しさがありました! 王宮から船の出入りが見えるのも、素敵な光景ですね。
    道場主までやっているとは、アルノ―はすごいです。デュオはかなりデキル子みたいですね(^^)! 良い師匠には良い弟子がいる、更なる成長も楽しみになります。
    襲撃時のアルノ―たちの動き、特にディアナの動きには驚きました! さっきまでうだうだ寝ていたのに。笑 甘えっぷりが可愛いなぁ( *´艸`)♡
    年下の幼い子供たちを護るために自ら前に出るとは素晴らしい心掛け。しかもそこから隙を逃さず反撃に出られる腕前とは!
    アルノ―の精巧な水人形も大活躍でしたね!

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    風景描写、ちゃんと機能しているようでホッとしました。
    後から自分で読み直して、何書いてるか分かんない文章になってることが、たまにあるので……。

    アルノー、諸事情で道場を運営しています。
    元は、一部の門下生の駆け込み寺として始めたのが興りです。

    デュオは一番弟子で、危うい真面目系というイメージでキャラ造形しています。
    ディアナはアーネの妹分的な立場で、アーネがアルノーに甘える様を見て育ったので、アーネ以上に全方位に甘えます。
    どちらも物語に関わってくる予定の、主要キャラです。

    アルノーの戦闘お披露目回も兼ねており、この後大きめのバトルも予定されていたりします。

  • こんにちは、濱丸様。コメント失礼致します。

    トリスタンとティトの主従関係好きです。
    若干トリスタンはティトに気があるのでは…?等と邪推してしまいました。
    トリスタンの真っ直ぐな感じのキャラクターも良いですね!
    このトリスタン邸でディアナが「ご一緒にポテトいかがですかー?」、後に「マッシュポテトにチーズかけて焼いたやつ」の発言があり、再「ポテトいかがですかー」からの「スマッシュポテト」の流れ、最高でした…!
    これだけではなく、様々な部分に伏線が敷かれていて、それが鮮やかに回収されるのが本当に痺れます…!

    ディアナがアーネにラップバトルを仕掛けているシーン、面白かったです。「スマッシュポテト」を考案してますし、ディアナはとても多才だなと感じました。
    第2章は更に道場のメンバーの活躍シーンが多く、彼等のやり取りに癒されます。

    戦勝会の油絵、エルネストとアーネ、どれもアルノーについての話に胸が痛みます。
    アーネが天国でも地獄でもない場所でアルノーと話したシーンも、涙なしでは読めませんでした。
    エルネスト彼の過去の話も含めた複雑な心理が、捉え所のない、難しい人物だなという印象を受けました。ミステリアスなキャラクターをこのように描ける濱丸様の構成力、表現力、本当に素晴らしいです…!

    ベルサとリヴァイアサン、手に触れたシーンは胸熱でした。ベルサ、本当に気になるキャラクターです。
    アルノーとリヴァイアサンの描写も切なかったです。ずっと共にあった彼を失ったリヴァイアサンも悲しいですよね…しんみりしました。

    圧倒的なストーリー、読み応えのあります文章に日々夢中になって拝読させて頂きました。
    素晴らしい物語に出会わせて頂きまして、誠にありがとうございます!
    そしてここで登場するリヴァイアサン…彼がエルネストとどう対抗していくのか、引き続き楽しみにしております。

    作者からの返信

    月白輪廻様、応援コメントありがとうございます!
    そればかりか素敵なレビューまで!
    構成や掛け合いなど、いっぱい悩んできたところを褒めて頂けて、苦労が報われる思いです。
    頭脳戦も、描きたいもの書けてるかな、伝わるかなといつもドキドキしながら公開していたので、本当に嬉しいです!

    トリスタンとティト、気に入って頂けて良かったです!
    この二人含めて道場の年長組はかなり念入りにキャラ造形していて、実は書きたいエピソードがいっぱいあるのです!
    全体的な構成や見せ方を考えて、今くらいにセーブしているのですが……今後益々、出番が増えるキャラたちです。
    いつか門下生達の外伝書きたいなあ。

    ポテトのくだり、全部拾って頂きありがとうございます!
    このディアナの悪ふざけのために、伏線をしこたま用意していました。
    書いてて楽しいキャラなので、ついつい色々やらせてしまいます。
    二章はアルノー不在のため、アルノーに甘える形でアーネをふざけさせられないので、ギャグを書きたいときはディアナに頼りっぱなしです。
    ギャグキャラだったり狂気系武闘派だったり、敢えて色々な側面があるキャラにしているので、その辺りの深掘りも後々していくことになるかなと思います。

    二章以降のシリアスシーン、アーネには酷な目に遭わせている実感はあります。
    この辺りは二章ラストで昇華……、と言ってもいいかは分かりませんが、ある程度彼女なりの答えを見つけてくれると思います。

    エルの過去話、覚えていて頂きありがとうございます!
    あの話をしないと、エルというキャラに深みが出ないかなーと思い、二回も似たような話を展開させて頂きました。
    それくらい、母親との過去が骨子になるキャラなのです。
    実は次の52話(上)〜(下)で、彼の思惑を開示していくつもりです。
    どのくらいお披露目するかで、現在書いたり削ったりしておりまして、近日中には公開予定です。

    ベルサ、気に掛けて頂きありがとうございます。
    ようやく物語に本格参戦した彼女ですが、ベルサのエピソードはこれからが本番だったりします。
    ……構想段階ですが、下手したらガッツリ触れるのが、三章飛ばして四章になるかもです。
    なるべくちょいちょい挟むつもりですが……。
    実は彼女、アルノーやエルに負けず劣らず、バックボーンが渋滞しているキャラでして。
    ただ今後もメイン級として話に出張ってくると思います。

    リヴァイアサン、アルノーの姿を借りて独立してしまいました。
    アルノーの姿と思いを引き継ぐこと、その意味を今後は知っていくと思います。
    ベルサとリヴァイアサンは、実は色々と関係深いキャラ達でして、この辺りは三章くらいから掘り進めていくことになりそうです。

    こちらこそ、沢山のご感想誠にありがとうございました!
    このコメントの長さで察して頂けるかもしれませんが、すっごくウキウキで返信を打ち込んでおります!
    色々なポイントを拾って頂き、作者冥利に尽きる思いです!

    月白輪廻様の作品にも、ある程度読み進められたら是非レビューを寄稿させて頂きたいと考えておりました。
    その際は、改めて宜しくお願いします。m(_ _)m

    編集済
  • 主であり友でもあった人間。
    自我が芽生えた彼だからこそ、その言葉は胸に響きますね。そうか、リヴァイアサン。ただの水人形じゃなくなりましたね。

    作者からの返信

    朝倉様、コメントありがとうございます!

    リヴァイアサンからすると、アルノーは色々な物事を教えてくれた主人であり、自分の声が唯一届く友でした。
    そのアルノーを失ってしまったのは、リヴァイアサンにとってもやっぱり痛恨の出来事でして。
    その過ちを取り返すために、単独の生命として顕現しました。

    アルノーの姿にしか自分を構成できないのは、リヴァイアサンにとってこれから色々な意味を持つことになると思います。

    ご高覧、ありがとうございましたm(_ _)m。

  • コメント失礼します。
    手に汗握る戦闘ですね。
    互いが得意な能力を知っていて、こう戦略をとるはずだと考察しながら打開策を考えていたことがよくわかります。
    砲弾どこで使うんだろうと思っていたら、暴風の中心に大砲が出てくるとは!
    でもエルさんはうまいこと避けている感じですね。竜巻がすぐに消えないから再度制御可能だとすると、風が一番使い勝手いいのかな、と思います。
    このタイミングでリヴァイアサンが参戦! 
    砲弾を作る時の発言を思い出すとうきうきします。これはベルサさん達の攻撃が一歩リードな感じ!? 次回も楽しみです。

    作者からの返信

    森羅秋様、コメントありがとうございます!

    女王を囮にして爆撃ポイントを絞り、竜巻直下から渦の真ん中を通してエルを狙いました。
    そしてすぐにエルが察知して迎撃するも、砲弾に仕込んだ炎の魔石が暴発、炎で二次攻撃の図式です。
    なお、それでもエルにはダメージが入っていない模様。
    術の発動が早いので、逃げ足も早いです。
    初心者向け属性の呼び名は、伊達では無かったり。

    実験中の問題点、真空下で温度維持できる炎の魔石入り砲弾は、ベルサが外殻を作ってくれました。
    その際、諸問題で更にサイズアップしているのですが、本文中にその注釈挿し込むの忘れてましたorz

    そんなこんなで、次回はアーネ達の三の矢が、エルに襲い掛かる予定です。

    ご高覧頂きありがとうございましたm(_ _)m。

  • こんばんは、濱丸様。コメント失礼致します。

    国からの助成金が出るものの、子供達の将来を限定的なものにしてしまうことを危惧するアルノー…王になるには、やっぱり優し過ぎたのかなと改めて感じた部分でした。

    水鏡のアルノーの台詞、涙が止まりません…道場の皆に時折流れる空元気のような空気、アルノーの存在が彼等にとってどれ程大きかったのか、胸を打たれます。

    またエルネストとアルノー、対称的な印象を持ちました。
    幼馴染み三人、何か大きな運命のうねりに巻き込まれていくのをひしひしと感じます。
    アーネの存在はどう作用していくのか…

    ベルサが秘匿しているアルノーの置き土産の存在、喋りましたね…!
    ベルサが彼に向けている感情が、どういった背景から来ているものなのかが気になります。
    そして彼が成長した先には、何が待っているのでしょう…楽しみです…!

    作者からの返信

    月白輪廻様、コメントありがとうございます!

    アルノーは危機や困難に直面した時の解決手段の一つとして、又は出来ることの可能性を広げて貰うために道場を立てていました。
    この辺は、野望に巻き込まなかった理由にも波及しております。
    手段を選ばない「為政者」になる覚悟はしていたものの、手段を選ばない「指導者」にはなれなかったと申しましょうか。

    その辺りのアルノーの思いが、間違いなく伝わったのが遺言回ですね。
    良くも悪くも物語全体のキーポイントになる回でした。
    遺言の内容を、生きているうちに話せていたら、戴冠式での悲劇も或いは別の形になったかもしれません。

    隠す気無く悪巧みしているエルですが、目的の明瞭不明瞭、理詰めの戦略に対する場当たり的で感情優先の行動など、アルノー(及びロベール)とは対比させたキャラ造形を意識しています。
    エルに関しては、拙作を読んで頂いている読者様方には、現段階ではイマイチ人気出ないムーブしてるんだろうなあと、何となく思っていたり笑。
    幼馴染三人の関係については、第二章の中で何回も主題に上がると思います。

    ベルサが異形に向けた感情について、着目して頂きありがとうございます!
    サクッと何事も無いような書き方をしているようで、実は大きめの仕込みを施していた部分でした!
    回収はかなり先になるので、作中ではあの程度しか言及させていないのですが、ベルサ→異形はかなり色んな思いが含まれています。

    水の異形そのものについても、二章内であらかた経緯と背景、正体を書き切ってしまう予定です。

    今回もご高覧頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • 幕間1 二人の秘密への応援コメント

    おや、アディは女性でしたか! しかもべた惚れのご様子( *´艸`)♡
    椅子を蹴飛ばして座るところを失くしておいてから、「おいで」だなんて良きシチュです! ちょこんと座るアディが可愛い!
    ほんとにですよね、傍に大事な人がいてくれるってすごく幸せなことだと思います。

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!

    アルノーとアーネが去ったあと、たいへん仲良しこよし(?)なジェラール達でした。
    多分このあと、何だかんだで椅子を壊したことをアディに叱られることになると思います笑。

    侍従のアディ、実は女性なのでした。
    色々な問題やしがらみを抱えて、今の立場となっております。
    表立った関係には至れない二人なのですが、物語の主要キャラとして、大きくお話に関わってくる予定です。

    ご高覧、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • こんにちは。

    国の勝敗を決める大戦、女王さまも直接、戦に出てますし、ベルサの星剣と、エルの虹剣、かっこいいし、派手です!
    そして、この甚大すぎる力のぶつかりあいに、リヴァイアサンが……?!

    作者からの返信

    加須 千花様、コメントありがとうございます!

    最終決戦とばかりに、またも王都で決戦の火蓋が切られました。
    アディ女王は二つ返事で囮やってます。
    そして当然とばかりに狙い撃ち、そこを迎撃する作戦となりました。
    あんまり王様感覚無いので、アディは積極的に前に出ます。
    先祖はリデフォール島入殖を先導した武門(アルノーの先祖の親族)なので、勇ましいのです。

    魔法要素なし、取っ組み合いの白兵戦も大好きなのですが、しばらくは四大の魔石使い同士の大規模術式が乱れ飛ぶ図式になりそうです。

    そして次話、満を辞してリヴァイアサン登場予定です。
    あと二話くらいはバトル多め進行の予定でした。

  • 最強格同士の衝突、スケールが大きくて熱いです。台詞も格好いいですね。
    更にもう一人。先が気になる引きで楽しみです。

    作者からの返信

    右中桂示様、コメントありがとうございます!

    術のぶつかり合いと言う意味では、作中最大規模となるシーンとなりました。
    単純にジズ対べへモスと言う図式ではなく、アーネ一門の技術他、色々と混ざり合っています。

    技名とか、嫌がる方もいると言うのは承知しているんですけれど、
    作中における技の差別化の都合上、名前があった方が運用しやすいんですよね……。
    「ほどほどに」と言う、制限はかけているつもりなのですが。

    次回、あんまり隠す気ない引きの通り、もう一人の四大所持者も参戦します。
    二章も割と大詰めになる回でした。

    編集済
  • まさに最強対最強といったぶつかり合い。かっこよすぎますね。
    ジズとベヘモスもさることながら、堂々たるアディの姿に胸を打たれました。
    そして雲といえば水蒸気。もう、本当にお見事です。
    どういう結果になるのやら、楽しみにしておりますね。

    作者からの返信

    幸崎 亮様、コメントありがとうございます!

    裏話になりますが、あんまり技名や詠唱は用いないように自戒しているのですが、四大の魔石関係に関してのみ解禁してたりします。
    アルノーの四鏡もそうですね。

    そして四大の魔石の土属性、ついに正式名称解禁です。
    とは言えべへモスに関しては断片的な情報の開示はしているものの、本格的にエピソードが始まるのは、もう少し後になると思います。
    今回もそのため、あれでもまだまだ本調子ではなかったりします。

    そして、次話についてなのですが。
    展開読まれちゃってますね笑。
    その通りになっていくと思います。


  • 編集済

    ここまで夢中になって拝読させて頂きました…アルノーの最期に涙が止まりません。
    申し訳ありません、感動の余り長々としたコメント大変失礼致します。

    ロベールVSアルノー、水術師同士の戦いの緊張感、本当にハラハラしました。お互いがお互いの読みの上を行こうとする感じ、とても熱かったです。

    私事で恐縮なのですが、解り合えないもの同士のどう頑張っても平行線を辿るしかない会話が好きなので、二人のやり取りが大変刺さりました。
    目指すものは同じでも、見ているものや立場、信じるものが違うロベールとアルノー、お互いの信念のぶつかり合いが格好良かったです。
    ロベール、最後までイケオジでした…。

    またアルノーと道場の人達とで、政治への温度差が異なることが印象的でした。
    アルノーが王となり、彼が口にした通りの政策が始まれば、アーネをはじめとして今まで取り立てられなかっただろう身分の彼等が身を立てられるかもしれないチャンスだと思ったのですが…彼等にとってのアルノーは王である前に、師としての憧れが強いのだなと感じ、キャラクターそれぞれの見ているものの違いが繊細に描かれていて、改めて人の心の難しさを感じました。
    師であるジェラールを弟子であるアルノーが殺害し、そんなアルノーを道場の弟子達が…色々辛いものがあります。

    ジェラールの亡霊、アルノーの良心の呵責故の幻なのだろうなと思いながら読み進めておりました。
    アディがジェラールの妹だったこと、驚きでした…! てっきり恋人かと…。
    兄を殺された怒りや憎しみもあるだろうに、それでもアルノーへ諭すように声を掛けていたアディ。決闘を申し出た堂々さ、そんな強い彼女に、王の血と風格を感じました。
    そしてアーネとアルノーの最後のやり取り、胸を打たれました。儚いながらも美しい水の描写も合わさって、言葉になりません…。

    アルノーの政治的な考え方は余りに先駆的なものだったのかなと、アルノーの死後のエピソードを拝見して思いました。
    彼の遺志を背負い、王となったアディとその騎士であるアーネがこの国をどのように導いていくのかが楽しみです。

    ベルサも自国では結構立場のある人物なのでしょうか…。
    ベルサとアディ、いつかまた漫才のようなやりとりをして欲しいなと思います。
    第1章のとても気になる引きでの終わりに、続きを読み進めていくのが楽しみです…!
    濃密な読後感を、本当にありがとうございます…!

    作者からの返信


    月白輪廻様、応援コメントに加え⭐︎まで頂いてしまい、ありがとうございます!
    一日でこんなに読み進んで頂けて、作者として感無量でございます!

    ロベールとアルノー、国を思ってという部分は同じでしたが、方法がお互い相容れないものでした。
    「正義の反対はもう一つの正義」を地でいく関係性でして、相手の主張をある程度理解しつつも、受け入れられないものとして、対峙と相成りました。
    陰謀家同士らしく、策の読み合い、裏のかき合いで戦局を推移させたのですが……。
    頭のいいキャラ設定のため、言動や思考には本当に苦慮させられました。

    門下生達との関係性については、仲間同士でありながら、最後までお互いに求めるもの、理想とする姿が共有できませんでした。
    この辺はアルノーが計画に巻き込まなかったことが大きな理由ですが、無条件で理解してくれると甘えていた部分でもあります。
    アルノー側としては、弟子やアーネ達には綺麗なものを見せていたかったため、またそのように理想を示し続けたために、彼ら彼女らがアルノーを神聖視するのは無理からぬ話ではあるのですが……。

    ジェラールの幻影については仰る通り、良心の呵責から来るものでした。

    アディとジェラールは歳の離れた兄妹でした。
    無茶苦茶可愛がられてたし、無茶苦茶慕っていたと思います。
    アディが復讐心に囚われなかったのは、本当に教育の賜物というか、王家の誇りが故と申しましょうか。

    ジェラールについて付け加えると、物事をより広い視野で見られる立場であったがため慎重な立場を崩さず、それ故に改革を急ぐアルノーの排除対象になってしまいました。

    アルノーの政治的思想は、物語の舞台設定から言うと100〜200年ほど前倒しした理念でしたね。演説会では市民からの拍手喝采を浴びましたが、アルノーの意とするところの半分も伝わっていなかったんじゃないかなと思います。
    この辺りの、リデフォールの土地や民に根付いた問題点は、のちのお話で触れるかもです。

    割と意味ありげに登場したベルサとその相方については、続く二章で大きく取り上げていきます。
    実は二人とも、物語全体の中でも重要ポジションだったりします。

    続きが楽しみとまで言って頂き、作者冥利に尽きる思いです。
    月白輪廻様のような魅力的なキャラと読み易い構成が組める方に、ここまで丁寧に拙作を読んで頂き、ニヤニヤが止まりません!

    ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • 本当に皆仲が良くって賑やかですね(^^)
    水術使うのに、水を皮袋で携帯しているところとか、こういうのっていいですねぇ。いつでもなんでもできる魔法じゃない方が面白いと思うクチなので。
    ジェラールの諦念に気付いてしまたアノールはどうするかな。アーネが傍にいてくれたら、何か起こってもなんだかんだ引っ張っていってくれそうな気もします。
    魅惑的な女性も登場して、今後も楽しみです。
    次は幕間なので一段落ですね。先に☆を置かせていただきます!

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、コメントありがとうございます!
    しかも⭐︎まで頂いてしまい、感激の至りです!

    拙作における魔術は、水だったり種火だったり、元となるものを必要とするシステムで設定してました。
    だから使うだけなら風術が有利とか、でも真正面からぶつかり合うと地術に押し負けるとか、そんな感じで運用されてます。

    今回の話し合い、ワイワイしながら進行しましたが、本題に関しては全然進みませんでした。
    この結果、後の展開に影響を与えることになったりします。

    アーネは基本アルノーに甘え倒して来ますが、いざという時はぐいぐい手を引っ張ってくれると思います。
    実はこう見えて面倒見が良いといいますか、献身的な性格だったりします。

    次回の幕間は今回のおまけと言いますか、ちょっとした伏線回収回となってました。

    ご高覧頂き、ありがとうございましたm(_ _)m。

    編集済
  • アルノーとアーネとアディ、仲が良いんですね! 弾む会話が楽しいです。
    アーネはお嫁さんに貰って欲しいのかな( ´艸`)?
    庭の描写とか丁寧で好きです。

    作者からの返信

    保紫 奏杜様、またも拙作にお越し下さり恐悦至極でございます!

    三人は立場は違えどとても仲良しです。
    前日譚のアイディアもあって、この三人が活躍します。
    まあ今のところ、構想段階というかそれ以前のお話なのですが。

    アルノーとアーネ好きあっていますが、踏み込んだ関係にはなってません。
    でも好きの感情はあんまり隠す気が無い模様。
    この後も散々いじられます。

    風景描写、ありがとうございます。
    背景真っ白なまま物語が進行しないよう気遣っているつもりなのですが……。
    なにぶん言葉を飾るセンスに乏しく、いつも苦戦しております。

    保紫 奏杜様のような文章力が羨ましい今日この頃でして、引き続き勉強しに伺わせて頂きますね。

  • 魔法を論理立ててしっかり作っているのは好きですね。辛い事態が続く中、コミカルなやりとりは癒やしです。

    そして、ただ一個の生命。アルノーの残したものが、遺志を引き継ごうと立ち上がるのは期待したくなりますね。ワクワクする展開です。

    作者からの返信

    右中桂示様、コメントありがとうございます!
    そのうえレビューまで頂いてしまい、嬉しさで弾け飛びそうです!
    圧巻だとか、巧みだとか、頬が朝から緩みっぱなしの状態でございます!
    中でもキャラクター達の苦悩にスポットを当てて頂いたのが何より嬉しかったり。
    心理描写多めの作品なので、そこで感情移入が難しいとイマイチ評価になってしまう作風でしたので……。

    右中桂示様の作品も引き続き、お邪魔させて頂きますねm(_ _)m。

    そして、今回のお話の方。
    門下生達、頑張りました。
    そしておふざけも少々。
    ここから先、だいたいシリアスが続くので、どうしても息抜き要素が欲しかったのです。

    アルノーの力と姿を借りて、リヴァイアサンそのものが顕現です。
    この先色々な困難が待ち受けるキャラですが、引き継いだものを糧に頑張ります。

  • おおお〜、異形の水人形、いや、リヴァイアサン視点!意思を獲得した経緯!こと細やかに書かれていて、惹きつけられました!

    あれ!?もう追いついちゃったよ 笑
    星もつけてなかった。ポチっときますねw

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!
    沢山の⭐︎と、お褒めの言葉満載のレビューまで頂いてしまい恐縮の限りです!

    海藻ネオ様のコメントは、今まで頂いたコメントと比べて切り口の違うお話が多く、作者としては勉強させて頂いた思いです。
    この場面はそういう感想を持たれるのかと、考えさせられるコメントで、今後の物語を綴る上で大変参考になりましたm(_ _)m。

    作者としては、ようやく水の異形の正体を明かせたと言いましょうか。
    今回初のリヴァイアサン視点ですが、今後はどんどん増える見込みです。
    あんまり視点変わるのって宜しくないんですけどね……。
    ほどほどに調整していきます。

  • 総力戦!強大な敵を相手にみんなが手を取り合いますね。

    アディはそもそもジェラールの側近として男として活動していましたからね、気位は立派なものです。

    アルノーは確か、異形も水人形が「意志を持った」と言っていましたね。こいつはジョーカーになる気がします!

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    対エル陣営が集結した回でした。
    みんながそれぞれの立場を超え、知恵を出し合い、出来ることを確認しながら対策を打ち立てていきます。

    アディは割と腹を決めたら猪突猛進なところがありまして、なので囮扱いも何のそのです。

    ベルサが言っていた切り札については……お察しの通りです。

  • とても興味深く、面白い回でした。まさかアルノーがこのような形でまた物語に絡んでくるとは思いませんでした。

    あに、アルノーの残した水人形のような思念体にアルノーの人格が戻ってくるのかと…

    二度目の別れ…でも、アルノーの居場所が分かっただけでもアーネにとっては希望になるかもしれません。

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    不思議空間での、久しぶりの再会回でございました。

    それもこれも、アーネの夢かもしれないと言う前提は置いておいて……。
    アルノー自身はここに囚われの身となっております。
    水の異形は操作下にありませんので、あれはあれで勝手に自立起動している個体ですね。

    この出会い、何やらアーネにとって特別な意味を持ちそうです。
    道場の遺言や、戦勝回の絵や、エルの言葉など、二章は彼女にとっての転換点だらけではあるのですが……。

  • ディアナ、こんなにヤバイやつでしたか 笑笑

    しかしながら、あちこちで火が上がり、思惑があり、複雑な構造で、とても読み応えあります。

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    ディアナの性癖暴露回でした。
    戦闘そのものが好きな訳では無く、命のやり取りのようなギリギリの状況でしか、愛を確かめることができないキャラなのです。
    それも戦いそのものが愛、と言う訳では無く、戦いの最中に見られる感情や表情で愛を感じると申しましょうか。

    うん、やっぱりやばいやつですね。

  • デュオとディアナ、良いコンビだし、アルノーには勿体無いぐらい立派な戦士になりましたね。

    見方によっては、メンヘラなアルノー、厨ニ病のエル、ヒステリーなアーネ。。。

    それに対して弟子たち、陽気で勇敢で、優秀w

    なんというか、強烈なキャラではないから目立たないけど、現実にいたら一番友達になりたいのはこの弟子たちかもw

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    デュオとディアナ、お褒め頂きありがとうございます。
    現状サブに回ってますが、これからどんどん前に出てくるキャラ達ですので、気に入って頂けて幸いです。

    軽いやり取りや掛け合いを書くのも好きなので、作者的にも大変助かっているメンバーです。

    アルノーにせよアーネにせよ、重いものを背負ってしまい、ギャグ的なやり取りが書きづらくなってしまうので……。

  • エル、用意周到に城攻めをかけたアルノーより強いんじゃないですか!?とにかくヤバイ破壊力!

    めちゃくちゃなやつですね。こんなに強いなら、裏で色々と画策せずに真っ向から国を取りにくれば誰も止められなかったのでは、と思いました。

    アーネの様子も気になるし、これからどうなることやら。。。

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    こんなに強いのにそうしなかったのは、基本的に別の目的もあるからですね。
    本人も言ってましたが、復讐は基本的におまけで、本命の願いがあります。
    それが大変複雑怪奇な願いで本人が捻くれているため、お前結局何がしたいんだと言うキャラになってるかもです。
     
    アルノーの正体周りもそうですが、大事な事実や目的開示をクライマックスに持ち込んでいるせいで、道中のお話で読者様を混乱させているのかもしれませんね。
    申し訳無いです。

  • エル、容赦無いのは分かったけど、こいつ、もうかなり行っちゃうとことまで行っちゃっていますね。
    まあ、アーネがボケッとしているというか、なんか偽善的な正義を振りかざして色々と面倒臭いやつってのは分かりましたが、兄貴ヅラをしておいて、あの「自害」を見逃したのかよって思います。

    しかしながら、本当にアルノー死んだのかな?なんか、生きているような気がしてきましたw 未練あったしねw

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    そうですね、拙作の登場人物達は面倒くさいキャラクターの集まりです。
    シンプルな思考で真っ当な生き方をしているのは、いないかもしれません。

    エル、兄貴ヅラでアルノーの死を見逃しました。
    正確に言うと、気付いたタイミングだと、もうかなり派手なことしないと助けられ無い状況だったんですが、最初からいても特に何もしなかったと思います。
    人を救うキャラでは無いと言えばそれまでですが、そこには彼なりの信条とか希望とかがあってそうしている感じです。


  • 編集済

    怒りの戦士、エル!?

    全てを滅ぼしたいようなやつですか。こいつもヤバい奴ですね。死亡フラグが立ってしまったような気もしますが、この先、目が離せません!

    アーネはもう少し頭が回れば…しかし、思っていた以上にエルはすぐにアーネにカミングアウトしましたね。アルノーの時はかなり引っ張りましたが。

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    エル、ヤバいやつです。
    でも目的と言動にズレがあって、そこを紐解くとそこに真の願いがあったりする大変面倒なキャラです。

    カミングアウトの件、アルノーは隠す気満々で、エルはここぞで明かすつもりだったことが原因かもです。正体明かすの込みで、自分の持ち札とするのがエルらしいかなあと、思ってます。

  • アルノーの亡霊のようなやつ、ついに戦闘!なんか、本人ぐらいに強くないですか!?それにしても、エルのことに全く気づかないアーネ。大丈夫でしょうか!?

    作者からの返信


    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    水の異形は、諸事情により戦闘力高めに設定しております。
    突入した部隊を蹴散らしましたが、初見の敵騎士に避けられる程度には、まだ色々と未完成だったりします。

    アーネからすると、エルはベルサの協力者と紹介されており、一緒にいること自体はおかしく無いのかなと思ったのですが……。
    言われてみると、最初の呼びかけ以降、幼馴染なのに会話が無いですね……。
    しくじりました。
    確かに、もう少し絡ませても良かったかもしれません……。

  • なるほど、本当は挟撃をかけるつもりだったのに、ということですね。一方で突っ込んできて、ミリー公の軍勢、あまり得策ではないなとは思っていましたが。

    それにしても、獣の巫女とは何者!?

    エルにはやはり暗い過去がありましたね。それにしても強い。妖鳥の風晶と書いてジズでしたか!

    そして、早々にクラオン公を討ちましたが、もはや利用価値なし!?

    熱い回でした。

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    ミリー公はクラオン公に梯子を外された形ですね。
    そのクラオン公もよせばいいのに余計なことを考えて大失敗でした。

    エルは正直、どっちか一人いればことは足りると判断してます。
    どちらかと言えば、戦力の形を整えて総力戦に持ち込んでもらうことの方が大事だったり。

    間章と同じような内容になってますが、エルの過去を再度描いております。
    「大事なことなので2回言いました」的な意味合いなのですが、割とエルの目的に関わる根幹的な部分なので……。
    是非とも印象付けたいシーンでした。

  • 守りが弱い城…と思ったら、これは風使いのエルが絡んでいますね。

    しかしながら、攻め落とせるような戦力ではない気もしますが…果たしてどうなるのか…?

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    はい、仰る通りガッチリとエルが絡んでいます。
    方法は、間章の時と同様、風術で気配を殺しこっそりとです。
    今回はそれで城まで近付き、奇襲しました。

    相手の戦力についても、実は秘密というか事情があったりします。

    編集済
  • 貴族社会に慣れるよう、頑張っていたアーネでしたが、酷く歪曲された絵の様子に取り乱してしまいましたね。

    そして、ミリー家!来襲!これは、どちらかというとエルの策略ですね!?

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    この回、昔から構想にあって、早く書きたいとずっと思っていたエピソードでした(ゲス)。

    その後彼がどう扱われるのかっていうのは、二章を書き進める上で外せないお話だったかなと思います。
    そして順当にいけば、アーネ達のように英雄視することは無く、むしろ逆の見られ方をするだろうと。

    その辺を突き詰めた結果、今回のようなエピソードになりました。

    かなり深掘りをしただけに、反響も割と頂けて、とても嬉しい回でした。

    編集済
  • わちゃわちゃとした雰囲気だったのに、いきなりの不審者!?

    ちなみに、私はフィッシュ&チップスで、パイナップルジュースつけてください、ディアナさーんw

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!


    日常回、だいたいディアナが暴れ回ります。
    そしてディアナは注文を受けても、平気でスターゲイザーパイを出す女です笑。
    「芋も使ってるから注文通りだよ」と、給仕服で笑顔で宣うでしょう。

    厨房を任せても気まぐれコースしか作らないタチです笑。

  • エルのやつ、アルノーをああいう風にした張本人だったとも言えますね!?

    しかも、あちこちに手を出して、色んなやつを騙していますね!?目的は一体何なのか。

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    はい、アルノーの理想というか行動指針については、エルが大部分関わって来ています。
    一章内における出来事は、幼い頃からの教育の賜物ですね。

    あちこちで暗躍しているエルですが、実は敢えて目的に関してボヤかしてます。
    ベルサに伝えたリデフォールへの復讐も、言葉以上の意味合いを持つと言いましょうか。
    他人にも自分にも嘘をつける、根っからのペテン師です。
    いまいち行動と言動が一致しないのですが、そんな彼の本当の目的は、二章内でちゃんと明かされる予定です。

    編集済
  • まま、アーネさんが気に止むことはないですよ。アルノーさんが勝手に暴走したので、仕方がないですね。。。

    それにしても、リヴァイアサンの力無しであそこまで術を極めるとは。。本当に、ただの騎士として技を磨き、後世に残すような技の数々を生み出していてくれたら良かったのかもしれないですね。その方が才能があったかも。

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    水鏡《ウォーター・アバター》で再登場のお師匠様でした。
    アーネを含む道場メンバーにハイダメージを叩き込んでいます。
    なお、本人は善意半分、自己満足半分で遺した模様。

    アルノーの指南書、実はかなり革命的なものだったりします。
    後ほどとある人物からも、アルノーは革命家では無く、発明家になるべきだったと言わしめるほどの逸品です。


  • 編集済

    何者だ、こいつ!?感情まで持つようになりましたか!?アルノーの置き土産!?

    それにしても、エルはアルノーのように甘くはないようですね。キツイ物の言い方で、少し嫌われそうなキャラではありますが、自分的にはアルノーが少しメンヘラだったこともあり、頼り甲斐のありそうなキャラに期待ですw

    そして、彼なりの正義がありそうで、興味深いです。

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    アルノーの置き土産、再登場です。
    徐々にこれの秘密も開示されていきます。

    アルノーがメンヘラ、言われてしまった笑

    実は拙作の登場人物、女々しいキャラクターがひっじょうに多いです。
    書き方というか、作者の好みも多分に混じっているというか。
    肌に合わない方には、非常に申し訳ないとは思うのですが。
    割と自覚ありでキャラ造形しておりました。

  • エル、こいつがアルノーと争いも辞さない感じだった例の青年ですかね。一体何を企んでいるのか。。。ベルサとつるんでいるところを見ると、ロベールが死んだ時にいたフードの男じゃないのかな?あの時はアディもいたと思うけど。。。アディもすっかりイリーナ姫となってしまいましたね。

    しかし、公爵家、敵の敵は味方、という理論でくっついたのか!?

    作者からの返信

    海藻ネオ様、コメントありがとうございます!

    仰る通りのフードの男がエルです。
    あの時は正体も告げず、会話らしい会話も無かったために、アディが本格的な紹介を受けるのは、今回がお初になる形でした。

    仕事内容はともかく、礼儀作法はちゃんと仕込まれているアディですので、見かけ上はちゃんとやっていけそうな雰囲気を作ってます。